ゴールデンウィークからしばらくたって、元旦那が帰宅した。
あー、平和な日々ともおさらばだ...
バカ元旦那が帰宅して一番最初にした事。
「着てみて」
こともあろうか、これから仕事で使う大切な制服を私に着せて、コスプレで興奮しようとしてやがった。
控えめに言わせていただきますが、くたばりなされ。
そして、前回の記事に書いた父の日参観。
あいつ、休みだったのに、行くの拒否したんですよ。
ねむい、と、スマホゲームしながら。
息子の初集団イベントですよ?
私には考えられない...
なので、私がパパとして参加しましたよ。
おんぶして全力で走りましたよ。
私の目を見ながら、一生懸命、パパの歌(わかります?)歌うんですよ、息子。
牛乳パックと紙粘土で作ったペン立てを、くれたんですよ、パパ代理のママに。
そりゃ、大号泣ですよ。
息子がけなげで、愛おしくて、元旦那がクソで憎たらしくて。
帰り道、息子が
パパ、よろこぶかなぁー
って、うれしそうに言ってて。
そりゃ、喜ぶよー!
って話しながら、不安ではあったけど、さすがに息子には無害だろうと、気をゆるめて帰宅。
息子は、ちょっと照れながら、パパのところに行って、
パパ、ちちのひ、ありがとう
って、ペン立てを渡そうとした。
したら、元旦那、
「何それ?使えるわけねーじゃん」
って。
受け取って、ポイってしやがった。
何してくれちゃってんの?
サツイわきました。心底。
ふと息子を見ると、今にも溢れそうな涙を必死にこらえてて。
いつもならすぐ泣くのに。
すっごく我慢してる顔してた。
息子にだってプライドがあるんだ。
私は取り繕う役に徹した。
もう、パパってば。
恥ずかしいんだよ、初めてのプレゼントだから。
素直じゃないねー。
ママが欲しいくらいなのになー。
いいなー、パパは。
ここに置いておくねー。
私たちに背中を向けて寝そべってゲームしてる元旦那と、泣くのを我慢中の息子をさえぎるように、独り言のようにバーっとしゃべって元旦那の部屋から出た。
私と二人きりになったとたんに泣き出す息子。
泣け泣け。
仕方ない。
あれだけのことされたんだ。
泣いて当然だよ。
大丈夫。
ママが心の傷、治してあげられるように頑張るから。
おい、クソ元旦那、お前だけは絶対許さないからな。