当時の私は、できない自分を出来る自分で満たそうと必死でした。
言葉を変えれば、
認められたい
という気持ちだったかもしれません。
愛情たっぷりの両親でしたが、口下手であまり褒めることのない父親に、母親は感情移入しやすい母親。
認められることも少なかったですし、同じような感情になる母親に本音も話せませんでした。
「○○は不器用だから、他の人より遠回りしないと行けない、けど遠回りすれば同じゴールまで行けるんだよ」と、人と比べて落ち込む私にそう母親から声をかけられ、
人より努力しなければならない、と強く思うようになりました。
人より勉強して、練習して…。それでもなかなか褒められることがありませんでした。勿論両親には悪気はないのですが。
当時、ミュージカルに強く感動した私は、部活をやりながら、劇団を立ち上げ、公演を行うという異常な行動力を見せておりました。これも、認められたいという気持ちからだったのかもしれません。
後に、劇団に入りたいという夢を持ちますが、運動が出来ない、とか、不安定だという理由を突きつけられ、諦めざるを得なくなります。
歳を重ねることに、私の劣等感は強まる一方でした。