本日3ツ目・・・お付き合いありがとうございます
来週末より当ブログ、1週間のお休みをいただきますので・・・というわけではありませんが・・・
昨日の歌舞伎観劇は、前から3列目のど真ん中
撮影禁止のため画像はありません
御園座はその位置だと、ちょうど目線のあたりが舞台の高さで
役者さんの立ち居振る舞いをなんとなく下から覗くような格好になります
それで気になったのが衣装の仕立て 材質も、刺繍も・・・・
近すぎて色々見えるのです
勝手な思い込みと言えばそれまでですが、私は、歌舞伎というのは贅の極み
本物づくめだと、なんとなく思っていたのです
正絹に、手刺繍、染め抜きに、手織り金蘭
ぐぐっと近くで見たそれは・・・舞台衣装・・・でした
化繊も、張り付けも、ミシン刺繍も、それ風も、なんでもあり でも、美しいのです
インチキというのではなく、今の技術の粋を集めての、華やかさ
特に気になったのはお仕立てです
フツウ袷仕立ては縫い代が袋の内側になって見えませんが、衣装は・・・裏地表地を重ねて縫って、断ち切ってあるものが多かったです これは・・・
滑りを良くする、あるいは、表地の織りや刺繍の裏側のびろびろを保護する、そんな意味でつけられた裏地だと思うのです
あれだけ激しい動きと汗ですから、公演中どれほどの枚数を使うやら・・・・
いちいち、正式な袷仕立てなどやってられない・・・ということでしょうか
Ⅰ部の濡髪の衣装、Ⅲ部の助六の衣装は本仕立てになっていました
特に助六のものは、羽二重地、よくまぁという分量のふき綿をつめた褄がすぅっと・・・・素晴らしい仕立てだったのです
開演頭の口上で述べられたように、歴史にのっとった正式な衣装だったのでしょう
至近距離で役者を見る楽しみは、他にも色々
見栄を切った際、白目がかっと充血する様も、手に取るように
そこへ、汗が滴っても、隈取りの色が流れ込んでも、まるで動ぜず・・・
いやぁ、今思い出してもゾクゾクします
いいお席のつて・・・Hさん、ありがとうございました ♪