遺品整理 | ききみみずきんのブログ

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今までに学んだことや✏️経験したことで、読んで下さる方の役に立つようなお話や、元気が出るようなお話をお伝えしたいと思います。文体は断定的ですが、心は柔らかく優しいので、いつでもコメントをお願い致します‍。

2022.10.19.(水)

 

【遺品整理】

 

 

Facebookのお友達が、1年ちょっ

と前に、病気でいいサプリを購入

しようとしているという話を聞きま

した。

 

そのサプリは非常に高級品で、

なかなか手が出ないらしく、協力

金を募っていました。

 

わずかな金額ですが、銀行に振

り込んで差し上げました。

 

その後、その人の投稿がないな

あと思いつつ、心配していたので

すが、たまたまFacebookの中で、

「亡くなってから2回目の誕生日」

と書いてありました。

 

お会いしたことはないのですが、

生前は何度かやり取りをしたの

で、とても残念です。

 

・・・・・・・・・・

 

人間は肉体を離れても、道路や

建物は、壊さない限り、その人が

生きていた頃のまま残ります。

 

その人が生きていた証も、SNSな

どで、その人の思想や価値観とし

て残ります。

 

道路や建物はなくなってもいいの

に、人だけが存在しなくなってい

きます。

 

必ずしもなくてはならないものが

なくならずに、なくなってほしくな

い人だけが、形を留めることなく

消え去ります。

 

物や景色を見て、亡くなった人と

との思い出が蘇ります。

 

それらの物や景色を捨て去るこ

とができたら、とても楽なんでし

ょうが、逆にその中にその人との

思い出が詰まっている限り、それ

を見て過去の思い出に浸り、心

を癒すことができるが故に、それ

を捨て去ることができません。

 

そんな経験は、誰にでも少なから

ずあるのではないでしょうか。

 

捨てることは簡単だといいますが、

捨てられない物が人にはたくさん

あるような気がします。

 

また、無理に捨てる必要もないの

ではないでしょうか。

 

亡くなった人との辛い思いが癒え

るに従って、それに反比例するよ

うに、細かな遺品の整理も進む

ような気がします。

 

・・・・・・・・・・

 

先日も書きましたが、両親が亡く

なって12~13年経っているのに、

遺品の整理に手がつかず、大部

分が残ったままになっています。

 

遺品を捨てると、両親が存在し

ていたという事実を否定すること

になるような気がして、辛いので

しょう。

 

私の場合は、除籍届けを出した

瞬間が、最高に切ない時でした。

 

肉体はこの世から強制的に抹

消されていますが、その存在が

法的にも社会から抹消されたこ

とになるからです。

 

自分がしなくてはならない手続

きとはわかっているものの、自ら

の手で両親を社会から葬るのに

は、非常に抵抗がありました。

 

ちょっと思い出したので、余計な

ことまで書いてしまいましたが、

遺品の整理には、心の整理との

バランスを取りながら、無理なく

行うといいのではないでしょうか。

 

・・・・・・・・・・

 

私の志は、世界人類の、生き甲

斐の想像です。

 

今日一日が楽しい一日になるよ

うにお過ごしください。


笑って過ごすように、努力しまし

ょう。


みなさんが毎日1㎜でも、幸せ

に近づけることを、心から祈って、

これを書いております。

最後までおつきあい下さり、あり

がとうございました。

★おわり