明治座×る・ひまわりの年末祭シリーズの今年のキャスト発表も先日あり、界隈では盛り上がりを見せていますね。

今年で9年目。

ここで始まりから振り返っていこうと思います。

 

ネタバレ大いにありますので注意してください。

 

 

全てはここから始まった

 

 

歴史がなんとなく学べるとお茶の間で評判のあのゆる~いバラエティ番組

『戦国鍋TV~なんとなく歴史が学べる映像~』から登場した戦国武将たちが池袋に集結!

1583年(十五夜さ、賤ヶ岳)の戦いの前夜をオリジナルストーリーで描く笑いと感動の

武将だらけの大運動会(ポロリ…じゃなくて、ホロリあり)・・・と見せかけた

本気の舞台、はじめます。

2部はミュージックトゥナイトだよ!!

 

公演期間:2011年1月7日(金)~1月16日(日) サンシャイン劇場(東京)

 

 

 

 

この頃テレビで放送されていた戦国鍋TVはとても人気のある番組でした。

テニミュキャストでなにか番組作ろうというのが始まりだったはずです。

テレビから舞台へ。

 

今となってはタイトルも内容もキャストも戦国鍋TVとは別になりましたが、この9年の祭シリーズの始まりはここからでした。

 

今では相葉くんも村井くんも祭シリーズには出演されてませんが、昨年は相葉くんが体調不良で出演されなかったものの、二部ゲストに出る予定だったんですよね。

また機会があれば相葉くんや村井くん、出演されなくなった今までの出演キャストにはなんらかの形で…と思っていたり。難しいかもしれませんが。

 

 

相葉裕樹主演 共演に村井良大 当時人気を博していた出演者たち

 

 

相葉裕樹くんが前田利家で主演。村井良大くんが秀吉でした。

小林且弥さんや井深克彦くん、大御所では大和田獏さん。他にも小林健一さん、佐藤貴史さんなどる・ひまわりではその後出演されてる方も。

 

大人が全力で舞台上でお芝居をしてふざける、というのを全面に押し出したような作品。

年末年始のお祭り騒ぎは脈々と受け継がれてますね。

 

 

ストーリーは戦国時代のはずなんですが、銀河に舞台を広げて壮大なスケールになっています。

本筋は歴史通りなんですが本当に基本がということで。基本以外のところの肉付けや展開が、まぁ新しいもので。

そのオリジナル解釈の脚本が毎年楽しみなんです。

 

まず体操服でキャストさんたちが舞台を行進 戦国時代とは…?

初見では戸惑うばかりだと思いますが、慣れます。

 

 

銀河を揺るがすクーデターが起こる! 本能寺の変???が始まる

 

 

柴田勝家たちの登場から飛ばしてるなと思うのですが、衣装がどこかで見たことあるものばかり。モザイク処理もされてて権利関係大丈夫!?と思わず突っ込んでしまいます。

祭シリーズでは毎年毎公演、演劇の中に役者本人ネタも盛り込まれていまして。それが普通に受け入れられる不思議な空間です。今回の新春戦国鍋祭でも多数。

 

フォースの力を感じるというセリフがあるのですが、アウト寄りのアウトだと思います。

 

 

場面が変わり光秀登場。小さな機体に乗り、手動でくるくる回りながら(回してもらいながら)の登場です。会場で笑いが沸き起こる。

光秀がクーデターを起こすことを高らかに宣言。

 

信長と蘭丸のシーンは、岩﨑大さんがキャラをてんこ盛りにした信長を演じるのと照明効果で怪しい雰囲気になるのですが、光秀謀反の報せが入ります。

本能寺の変のシーンだ!と思った瞬間に光秀が先程の機体に乗りものすごい速さで運ばれて(攻めて)来ます。

ここでBGMがどこかで聞いたことあるやつなんですよね。笑

る・ひまわりの公演・イベントではオマージュが多用されています。オマージュです。

戦いが始まると思えば、爆破スイッチひとつで信長は討たれてしまうのでした…爆破って!

 

所変わって秀吉軍。王様ゲーム始まり。
最近も王様ゲーム(殿様ゲーム)をしてる舞台を見たので暇の象徴=王様ゲームなんですかね。

 

銀河英雄伝説やって、想像でやってと楽しそうに無茶振りをする秀吉。

やってみるんですけど、どんどん突っ込まれてアントニオ猪木になったり客いじりを始めたり、果てには桃太郎になってロボ化してました。

一通りやらせて銀河英雄伝説について客席に解説する秀吉だったりやりたい放題。

そこへ戦国鍋TVでもおなじみの、太ももをさらけ出した官兵衛登場。寿里さんは大江戸鍋でも太もも出してましたね…余談です。

光秀を討ち取る決意をするも、でかい二人に遮られる小さな村井秀吉に笑ってしまいます。

 

スタンドマイクが用意され、歌う瞬間に終了。「曲終わっちゃうんだ!?」

 

信長を討っても銀河最高議長になることを考えていなかった光秀は改めて議長を意識します。議長ってなんだと思うんですけど。

盛り上がっている光秀のところに秀吉が現れ、追い詰め、戦いへ。

その戦いがですね、光線銃やライトセーバーではなく…テニスなんですよ!

おそらくアウトだったテニミュのセリフであろう音声が効果音で消され。でもBGMがテニミュなんですよね。

出演者がジャージにテニスラケットを手に集合し、替え歌を歌って踊るという反則技。笑

テニミュ出身者もいるので会場は笑いで大盛りあがりです。

曲が終わり、光秀を討ち取るとセリフがまた消される。村井くんが演じていた役のセリフでしょうか。ラケットを取り上げてやっと正気に戻る秀吉。

銀河を取る!と、またテニミュが始まりそうになるのを戻れ戻れと解散させて、光秀の三日天下も終わりです。

秀吉と勝家に挟まれる利家はどうするのか

 

 

先の戦いが終わり、次は秀吉と勝家の戦いに発展していきます。

協力してくれという秀吉と世話になっている勝家を思って断る利家。

おもしろおじさんたちが出てくるのですが、当時の海老蔵ネタやらなんやら盛り込んできて、さらにセリフが消されてるところが多くて全くわかりません。使えないネタいっぱいだったんですね。

 

勝家もその場に現れ、秀吉と対峙。二人に挟まれる利家。親友とお世話になってる方に板挟みなのです。

秀吉と勝家が去り思い悩んでいるところに商人の小西が高額な壺売りに困ってると出てくるのですが、小西のアンドロイド事業の話を聞きなにかのヒントを得た様子。なにをするつもりなのか。

 

清州会議中は音声が消され映像のみが流れます。編集されすぎて実際に観劇されたひとにしかわからないところが多いんだろうなと。動きでなんとなくわかりますが。

音声が戻った途端にマイケル・ジャクソンですし。そしてまた音声なし。はたしてDVDにして良かったのか?と疑問に思ったり。

勝家にはなにか秀吉に対して手は打ってあるとのことでした。

 

商人の小西が困っていた壺売りが再び出てきます。壺売りの方々のちょっとしたコントのターン。こういう小ネタを持ってくるところが祭シリーズの楽しさです。

見たことある顔だ!と言われ、壺売りは足利義昭だと判明します。

 

 

あっという間に前半が終わってしまいました。

普通の時代劇と違って斜めの切り口から作り出されたものなのでとてもおもしろい。

ネタも盛りだくさんで、この楽しさはキャストさんたちの爪痕を残そうという気概も含めて常連にならざるを得ないんです。

 

ストーリーテラーと光秀の家紋を覚えよう!があり、前半戦と後半戦の間の小休止のような時間があります。

 

光秀が出番ないので語り部やりたいと言うと用意されたのは、松坂桃李の銀河英雄伝説の宣伝。笑

相葉くんがラインハルトの姿で出てきます。

前半から入れてくる銀河英雄伝説ネタはなんなんでしょう…後からDVDを購入して見てるので当時の様子がわかりません!

無茶振りの光秀のアドリブを終えて後半戦へ。

 

 

フォースの稽古?をする利家。

信長と秀吉、勝家も出てきて、まだみんなで楽しく過ごしていた時の様子を思い出しているのでしょう。

みんなでフォースの鍛錬に励んでいた頃。岩を相手にフィースを発揮しようとします。信長のフォースは黒子でした。(フォースがよくわからなくなってきました)

 

そして足利義昭が勝家の秀吉への打つ手だったとわかります。

勝家は秀吉への怒りを抑えきれずダークサイドに落ちてしまいました。

 

 

アンドロイドからヒントを得た先に

 

 

小西がアンドロイドをつれて利家の元へやってきます。どこからどうみても信長と蘭丸です。二人のアンドロイドを作ったようです。

信長が生きていれば戦わなくてすむと利家は考えたのでした。

時間とコストの関係で言葉の機能が充分でなく、4言しかしゃべれないアンドロイド。

「織田信長だ」

「それで良い」

「うつけが」

「爆発しちゃうぞ☆」

最後の一つは完全にバグ。笑

しかも蘭丸も信長と同じ言葉しかしゃべれないというから完全に失敗だと思うのですが。

テストしてみるけど不安しかない。

それでもアンドロイドを連れて、秀吉と勝家の戦いの場へ出陣していきました。

 

 

信長アンドロイドは戦いを止められるのか

 

 

ストーリーテラーに光秀も参加し、物語は進んでいきます。

 

秀吉軍では信長を見たとの話を耳にします。

そんな中で勝家との戦いに突入。

 

と、いきなり戦国鍋TVの賤ヶ岳の七本槍(全部一人)が登場します。戦いが始まるという時に空気を変えていきますね。笑

一番槍がはけて行ったところでライトセーバーで戦いが始まるのですが、途中で七本槍(全部一人)がまた出てきます。

足利義昭も参戦し、七本槍一人でやろうとしてるな、と言われまさかーと。

再戦しようというところで利家登場。向けられた銃弾を白刃取りした時は笑いました。

信長アンドロイドも信長として登場し、これで戦いは必要ないだろうと説得するのですが、どうも信長の言動がおかしいと気づく秀吉軍。

アンドロイドを切り倒され偽物だとバレてしまいます。

ピリッとしたところで七本槍がまたまた登場。槍が3本…もはや消化作業のような七本槍。笑

そして戦いへと戻ります。

 

若手とおじさんのイロモノチームの出番がやってきました!武器を捨ててノープラン即興コント。

若手側の考えた挙げ句のお題はメロン。すごい悩んでたのにどこからメロン出てきた。

全くのノープランで始めるのでぬるっと始まりいきなり終わる。お題のメロンを出さないおじさんチーム。

おじさんチームの出したお題は尖閣諸島。時事ネタだし即興コントにしては難しすぎると思うんですが。

若手チームも頑張るんですが勢いだけでなにも生まれない。笑

結果4人とも目が死んでると言われました。

 

勝家フォースの力は黒子で秀吉もフォースは黒子。黒子頑張れ。

僕のフォースも捨てたもんじゃないでしょう、と秀吉が言うのですが、いよいよフォースがわからなくなってきました。

6・7番目の七本槍も登場し切られる。一人でよくできました。

 

 

最後の戦い 次に繋ぐ

 

利家が必死に止めに入り、勝家が引きます。それを逃さないと進軍する秀吉。

もうどうやっても戦いを止められないことに、これからどうすればいいのか利家は立ち止まる。そこへ信長が姿を見せる。アンドロイドではなく、本物の信長です。

「戦を終わらせろ、秀吉についていってやれ」と残し姿を消し、それを受けて利家は秀吉側に立ち出陣を決めるのでした。

 

利家と勝家の邂逅。少しの間語らう二人には今までの笑いの要素はなく。

自刃に倒れる勝家は迎えに来た信長とともに去っていきます。

 

 

ストーリーテラーがNHK大河ドラマの話題を。お市の方のドラマありましたよね。

最後に明かされるストーリーテラーの正体は家康でした。最初この終わり方を見た時にちょっとびっくりしました。おもしろいなと。

これで終わりというところで光秀が「家康だったの!?」と最後の最後に出番がありました。

中間の閑話休題のところでの無茶振りを振替して終劇でした。

 

 

終劇後の挨拶は音声なしで映像が流れるもの。

 

 

今出てるものが充実しすぎてもっと欲しかった

 

新春戦国鍋祭はお祭り騒ぎでとても楽しいのですが、現在まで公演を重ねてだんだんと内容もDVDも充実してきたので、今見返すとちょっと物足りない気もします。

編集部分ももうちょっと使えてたらなとも思います。

 

雰囲気は感じられるので、年末祭シリーズが気になっている方は一番初期のものを見てみるのも良いのではないでしょうか?

今回は

CLUB SLAZY The 2nd invitation-Sapphire-

について書きます。


新キャラクター、キング(K)とQのシーンから始まり
なにやら始まりから不穏な空気。
Kはなにかに切羽詰まっている様子でQに近寄りますが…頭を打ち付けたQにあわててジャケットをかけてやり、ガーネットを置くと、Qの帽子を持ち出して出ていきます。
そしてトップを狙うオッズ(O)。Oとクールビーンズ(CB)の語りからすると7年前、過去の話から始まっているようです。
突然の新キャラが立て続けに出てきて過去話ですので、初見ではこれは誰でどんな流れなのかというのがわからなくて戸惑いました。
シリーズ物ということで今までの情報に頼っているわけにはいきませんね。
1作物よりも私はシリーズ物の方が頭を使ってしまうのですが。シリーズ物好きです。
ステージでは7年前をCBが思い出しています。
Oに言われたように現在トップになれないCB。人を傷つけてまでトップに立とうとは思わないだろうと言う言葉に今どう思うのでしょうか。

裏方のミスティック、Qたちが今日も足跡を消しています。
前作でslazyを去ったアクト(A)の後に代理トップエースとなったブルーム(B)はあくまで代理の様子。なぜかと問われるけれどB自身がトップに立つことを拒んでいるらしく、誰しもがトップに立ちたいわけではないとQは理解を示します。
たしかにトップが全てということもないですしね。それを追い求める人もいますが。

新入りニュー・ジャック、ピープス(P)がQの手伝いをしています。QもPも新キャラですね。
そして前作に出ていたディープ(D)とエンド(E)はお休みみたいですが…なにやらグラフ(G)とフライ(F)がこそこそしていてなにか秘密がある様子です。それにしても二人がいると賑やか。笑
Pも二人が書いていたチラシを見てslazyに来たみたいですし、教育係役のCBがなにか指示したのかどうか。

駐車場経営


過去回想。現在と過去のシーンがあちこち飛んでいきます
空いているトップエースの座が今夜埋まると言われ、CBは世話係をしてくれているOがトップに立つと思っていたのですが彼は2ndなのだとジーズ(Z)に言われます。
Zに新たなトップエースとして紹介されるK。堂々たるステージを見せます。
一方Oはトップエースにはなれなかったけど勝負があるからおもしろい、まだゼロじゃないと考えているみたいですね。反骨精神というか、闘争心があり上昇志向。
ステージから降りてショーでは自信満々な様子だったKはOと逆に舞台裏は気弱そう。
Kは4thスターからトップエースになったということで、順当に行ったらOがトップエースだったのかもしれません。Kも自信がなく引け目を感じてるというところでしょうか。
以前からお客さんの涙がガーネットに溜まっているのかOとKは確かめたかったみたいなのですが、Kは人が笑顔でいてくれることが夢になり、不思議な現象で幸せになるならそれで良いと考えるようになっていました。
とても良い夢で素敵だなと思ったけれど、それをOはトップエースとして舞台に立ってから以前と少し考え方が変わったと感じたようで…。
徐々にKとOの間の雰囲気が険悪になっていってしまいます。
良きライバルで仲間だったはずなのに順位や少しのすれ違いで大きく関係が変わろうとしているんですね。現実世界でもありますがこうして見てしまうと寂しいことですよね。
イライラしているのかOはZに絡んでいきます。行き場のない気持ちを八つ当たりするように。
Zは突拍子もないようなことを言い始めます。
「シャーロック・ホームズはどうしてあんな名推理ができるのだろう」
OとKの違い、
お前は目で見るだけ
シャーロック・ホームズはこころで見てる
例えば座席数
幾度となくステージに立っていてもなんとなく見ているだけ
人の心を観察するから人の心の変化に気づくことができる
Kにはできる それがトップエース

場面は過去から現在に
DとEがいないことを気にかけるB。Zに問いますがのらりくらりとごまかされます。DとEがいないのはなにか公にできない秘密があるのかもしれません。
日頃Bにトップを譲れと言っていましたが、Bが譲ると言うといつもの勢いはなく今のままで良いとCBは言います。そんなトップのなり方は嫌だ、と。
やらなきゃいけないことがあるとなにか思いを抱えているみたいです。
過去から現在に至るまで色々な人の様々な気持ちが複雑に絡まっていってますね。
ここまで見ていても謎が多すぎてただ見ているだけになってしまいました。面白いんですけどslazyは難しい!

客人がきたと知らせに来るQとついてきていたP。
はじめましてと挨拶をするPにZは見たことがあると言います。新人ニュージャックというキャラではなかったのでしょうか。
そして現れた客人はOでした。
一番深い悲しみをもっている女性に届く座席のガーネットカードがOに届いたというのです。
男性に届くことはないとのことですが、そういえば前作ではEに届いてましたね。
しかしこのカードは偽物でCBが呼び出したらしく。他にも誰か呼んでいると。
この時期が来たからそろそろ終わりにしたいんだろうとZが意味深な言葉を残すのですが…呼ばれた人は予想がつきますが、この時点で過去のあれこれの謎がまだたくさん残されています。

CBがGとFを好きな理由。
Bの不安定な心。
明るいように見せて、なにを考えているかわからないように見えて、深いところで渦巻くものがある。それはまだ見えてきません。

Kが雨の中slazyへ。BとKがはじめて出会います。
CBの様子を気にするKにBはトップエースを譲ろうとしたら断られるのだと言います。それに対してKはトップの座を簡単に捨てた自分のせいだと。
CBは本気のトップが現れない限りトップを目指さない
Bは本気でやっていないんだろう
勝負を仕掛けてくれないと本気になれない
CBが譲られるのを断り今のままで良いと言ったのはそういうことなんだと。
CBにはCBなりの理由があって、プライドがあってslazyのステージに立っているんですね。

Kが来てから雨が止み、Qが迎えてくれます。
Kは過去の出来事に負い目があるようですが、彼には多くの知らないことがあります。
勝負には誰かが巻き込まれていること。Oも辞めたこと。
そしてOと「彼女」は結婚したのかと思っていたけど、みんな一人なのだということ。


また過去へ、明かされていく真実
Kはステージ上からなにかに気づきます。それは歌の途中で席を立ち、少しも笑わない「彼女」。毎日来ているのにKの出番になると帰ってしまいます。
ずっとそのことばかり気にかけてしまうKにそんなことくらいでとOは言い、苛立ちを隠せません。
なにか理由があるはずと思おうとするけど毎回そんな偶然はないものです…。
そんな状態のKはステージには出れず、突然代理トップエースを任されるCBは戸惑いながらも立ちます。
軽口を叩き、一人くらいいいじゃないかとOは言うけど、すべての人が笑顔じゃないと意味がないと思いつめていく。やがて疑心暗鬼になり自棄気味にトップの座を譲ろうとしてしまいます。
彼女と会ってはいけない、やめておけと止めるOは会ってはいけないなにか理由があるのを知っているみたいです。
そんな二人に巻き込まれCBも耐えきれなくなるのでした。

彼女を追いかけようとしますが、足跡はミスティックが消してしまっています。
それでもいなくなる理由を知りたくてステージを放棄して探しに行ってしまう。笑顔に会えないと思えば思うほど、彼女を好きになっていたK。
やがて彼女に出会います。

slazyに戻ってきたKは「彼女」に歌を聞かせてと言われたと喜んでいたのですが、次の日もずっとその後も「彼女」は現れませんでした。
そんな中でOが「彼女」と会っていたことをCBから聞いてしまいます。
CBはなぜそんなことを…と思いましたが、二人に巻き込まれ疲弊していたのでしょうね。ちょっとした意趣返しだったのかもしれないと考えるとCBを責めることも出来ないなと思いました。

誰かと言い争っているZ
荒れる心のK
人を好きになって人を大嫌いになった
人を好きになるのはもう嫌だ
引き止めるQ
冒頭のシーンへ

CBが今できることは本当の別れを伝えることと言います。
あの日から7年、傘が届いた。Kの知らない知らないことを。
Oは、
「彼女」はゼロになった、と。


Pが叫びます。
姉を殺した、生きる希望を奪った。
Pは「彼女」の弟でした。
「彼女」は病気で、ステージにKが現れた途端に世界が変わる衝撃を受けたのだそうです。
でも幸せで満たされればもう来ることはできない。だから満たされる前に終わりにする。それがKの歌の前にslazyを後にする理由でした。
CBから傘が渡されます。「彼女」が差していた、傘。

Pの衣装はどうやらDの衣装のようです。
slazyへ連れてきているのは支配人だから、Pがはじめましてと挨拶するのはおかしいんですね。 
Pが初めて来たのは雨の日、姉を追いかけて。
会えない苦しみを背負えばまた来ることができると途中で退席し続ける。
そんなある日Oが追いかけてきてなぜ最後まで聴いていかないのかと問います。
「彼女」は私もうすぐ死ぬんです、と。

Kはslazyを飛び出し彼女に出会う。そこで「彼女」は、いつか私のために歌ってください最後まで聴きますと話しますが、きっとその時にはもう覚悟を決めたのでしょう。別れの決意を。
追いかけてきたKと出会って笑った顔をみて幸せを感じてしまった。slazyにはもう行けないとPに語ります。
「彼女」自身も心から笑ったから、幸せになったらもうこのslazyの扉は開かないと思っているようです。
Pは自分がslazyに入り、連れて行ってあげると約束をするのでした。

カードを届けたのになぜ来なかったか問い詰めるO。
これ以上は天国からKを見ることを許されなさそうだから幸せなままさよならしたいと言うのですが、それは本当に幸せなことなのでしょうか…。
確率はゼロじゃないと説得するけれどゼロだと言い切る「彼女」は命の期限がもう近いことを知っているのでしょう。
色んな場面が交錯し、姉を返せと迫るP。
そして、その日「彼女」は息を引き取ってしまいます。

Oの持論、トップに立つ人間は最初からその確率を持ってる。持ってない人間は賭けに出る。王座を奪い取るのかひれ伏すのか。
CBがトップに立てないのは人を傷つけてまでもトップになりたくないからだと言います。一人じゃ強くなれないことが弱さ、優しさ。未来のCBはきっとこれから悩むだろうとも。それは現在のCBを見ると、その通りになっていますね。
OにはKがいなければだめだった。意外なことに2ndエースで支えることに価値があると思っていたようです。

「彼女」と会っていたことを告げ口のようにしてしまったことを伝えるけど、OはCBを責めませんでした。逆に感謝しているのです。Kが彼女の死を知らずにすんで良かったと。
QにKを行かせてくれてありがとうと告げ、これでみんな楽になれるとOがslazyを去っていきます。

7年前の真実が明かされ、CBのKとOを呼んだ理由が明らかになりました。
これで終わりにしたくないから、二人をこのままにしたくないから呼んだのだろうとBはわかっているようです。「彼女」にKの声を届けたかったことを。

ステージに立つことにまだKは迷いがあるのですが、Bが後押しをします。自分は俺は俺なりの誇りがあって代理トップエースをやっていると。
「彼女」とCBのためにガーネット貸すと言ってくれました。
「彼女」の傘を手にKが歌います。過去に届けられなかった歌。直接はもう届けられないけど、きっと降り始めた雨のように泣きながら笑ってくれているだろうと思いを馳せて。

EDが終わり…
Pを面白そうだから置いておけと言うZ。
あの人にとっては好物だ、と。
最後の最後にQとZが残した言葉。それは今後どう関わってくるのでしょうか。

 

 

 

 

今回は、


ミュージカル『テニスの王子様』Remarkable 1st Match 不動峰
 

です。

 



前回から青学はほぼ引き続きのキャストのなか、リョーマ役だった柳浩太郎くんが交通事故のため降板によりキャストが一部急遽変更になっています。
きっと当時各所大変だったと思います。
リョーマ役を演じたKIMERUさんは本当にすごい。前回不二役でしたが、今回は完全にリョーマでした。全然違って見えるし声の使い方も違う。
柳くんは障害を持ちながら復帰しましたが現在休業中です。また元気な姿が見れますように。

OP。青学の歌から。

ワクワクしますね。
本編は南次郎さん始まり。
リョーマと桃先輩は帰り道にコートに寄るのですが、ダブルスのみというルールを聞いてコートの使用権をかけて即席チームを作ります。
経験のないリョーマと苦手な桃先輩は苦戦します。二人ともどう見てもシングルスですもんね。
しかし挑発され、「やっぱり男はダブルスでしょ」と。
その後もうまくいかないのですが、右と左に分かれることにしてシングルスなダブルスで勝ちます。二人らしい戦い方ですよね。
実際ダブルスをやってもシングルスのやり方ってできるものなのでしょうか?

所変わって部活。一年生トリオ登場。相変わらずかわいいですね。
乾考案の練習がとてもしんどそう。
パワーアンクレットをつけて両足に1キロ。呼ばれたら即時に反応してコーンに打ち返す。一番ミスした人が乾汁の餌食に…。
負荷がかかってきたところでテンポアップすると不二が多めに呼ばれて乾ドリンクを飲むことに。反応を見ると日替わりだったのかもしれません。
乾汁意外と平気そう。飲みたくはないですけどね。笑

地区予選の始まり。
不動峰登場。テニミュの初ライバル校です。
伊武のリフティングとリョーマのボールさばきがおかしい。テニミュは小ネタでしっかり笑いも入れてくれるところが良いですよね。会場も笑いが起こります。

まずは不二とタカさんのダブルス。
不動峰のペースだったのを不二が燕返しで青学に流れを持ってく。
良い流れを掴んだな、と思ったところで不動峰側からの攻撃、波動球が。
打ち返したタカさんは腕を痛め、続けようとしたところで不二は棄権を申し出ます。タカさんの腕をこれ以上痛めて続けられないですよね。
続いて出るのは大石、菊丸ゴールデンペア。

不二とタカさんの試合を見て火がついたのか菊丸が気分が乗っています。ゴールデンペアは始終ペースを掴んで勝利。さすが青学のゴールデンペアです。

顧問や先輩たちに押さえつけられてきた不動峰は真剣な戦いをしてノーシードから上がってきました。
暴力事件もあった前テニス部に転校生としてやってきた橘がリーダーとなり新しいテニス部を立ち上げた。本気でテニスをしたかった彼らの底意地ですね。

海堂と神尾の試合。
得意技のスネークを出すが返されてしまい、相性の悪いスピードを武器にしてる神尾に押されてしまいます。
偶然ブーメランスネークが出るけれど確率は低くなかなか出せず不動峰がリードしていきます。
しかし神尾も乗ってるつもりでテンポが崩されていました。
押されている海堂は焦るけれど手塚にお前のテニスを思い出せと言われます。
今までトレーニングをひとの三倍してきたことで心身ともにタフであること、しぶとく食らいついていくスタイルであることを思い出します。
それでも追い詰められていることには変わりはないのですが、食らいついてプレッシャーを与えていきます。
海堂のねばりに粘って勝利を手にします。

リョーマと伊武の試合。
リョーマは開始早々ツイストサーブで奇襲作戦を繰り出します。
青学の恵まれた環境にぼやきだす伊武。ぼやき出すとエンジンがかかってきた証拠らしいです。笑
ラリーの最中にリョーマの動きが止まることが度々。伊武はスポットと言われる上下のショット筋肉が縮み一瞬麻痺状態になるのを狙っていたのです。
作戦と言えば作戦なのでしょうけどクリーンとも言えないですね。そんなことを言っていたらテニプリは見れないわけですけども。
動かない体で強引に返したとき、ラケットが壊れ目の上を切ってタイムをとりますが、リョーマはそれでも引き続き出るというのです。それが何事もないように、大したことじゃないように言えてしまうのがすごいところ。
大石やみんなに止められるのですが、応急処置をして手塚から10分以内にケリをつけなければ戻ってもらうと言われます。
目の上を切って結構大量に出血してるらしいのに10分で決着がはたしてつけられるのかとも思ってしまいましたが…。
相変わらずスポットを狙われ続けるけど弱点を見つけたとのこと。リョーマが二刀流と伊武がトップスピンを決められないこと。
完全に伊武の弱点をついたリョーマは勝利。青学は地区予選優勝を果たした。
一番最初のライバルからこんなに強いんですから、今後のライバル校に勝っていくのはもっと苦難の連続。
漫画のテニプリをみてるとわかりますが、一筋縄じゃいかない学校ばかりなのでキャストさんも役作りが大変なことになりますね。

試合後スポーツマンらしく気遣い称え合う。
試合中は激しい戦いを繰り広げていたけどこういうところをしっかりお互いにできるのが良いですよね。


二幕が終わると小ネタの連発。
ぼやく伊武となだめる神尾がかわいいなと思います。
子供っぽいところが出てると言うか、伊武のネガティブぼやきを使った思わず笑ってしまうワンシーンです。
タカさんの家の寿司屋はネタの大渋滞。
・DHA、時代を感じるネタ
・不二だけ巻物わさび寿司、菊丸が食べた時には周りに飲み物がない
・老けて見られる手塚
・寿司屋でラズベリーパイを頼む不二
・たけのこにょっきで海堂と桃先輩が争う
 ・その横で乾がこっそりやってる
・魚の目玉を乾に渡すと乾汁に使われそうになり即返してくれという
小ネタの応酬が盛りだくさんすぎて試合の緊張感が解けますね。笑いっぱなしです。


場面が変わって、手塚がリョーマと試合をさせてくれと竜崎先生に頼んでいます。
手塚が昔大石に伝えていた思い、俺たちの代で青学を全国に導いてやろうという言葉。
この今のチームで、リョーマを入れたこのレギュラーでその夢を果たしたいと地区予選が終わった今強く思ったのでしょう。
大石が影で見守る中、全力でリョーマに向かう手塚。
リョーマはなんとか食らいついていこうとするけど引き離されるばかり。
手塚の零式ドロップを受けたリョーマは負けてしまいます。
ここであの有名なセリフ、
越前お前は青学の柱になれ
負け知らずだったリョーマを負かし、強くなれという。
愛情のある指導。それでリョーマには新たな気持ちが芽生えたのです。

南次郎さんも、青学に行かせたのは正解だった。あいつは生まれ変わる。となにかを感じ取った様子でした。

物語は終盤。ステージではそれぞれの思いを込めた歌が。
前回は青学校内ランキングという序章。今回ははじめてのライバル校が出てきて物語が動き出した感じがします。


EDは前回に引き続きKIMERUさん。二回目ながらこの曲が歌われると終わってしまう寂しさと今回も良いステージをありがとうという気持ちでいっぱいになります。
今回も客降りありで大盛り上がりでした。


ライバル校が出てくるとまた大きく違った盛り上がりを見せますね。
これから全国へと駒を進めていくのにどんな熱い戦いがあるのか。見逃せませんね。

 

https://www.ferfyx.com/