日本の宝である若きクリエイターが命を
落としました。
朝の通勤時間であり、取材も来るからと
普段しているロックも解除し、
建物の構造も螺旋階段があり、勝手口も螺旋階段近く、
内装は木が多く仕切りも少なく、紙を使う仕事なので
燃えやすいものも多く、屋上の鍵も閉まっているという
悪条件が重なり起きた悲しい事件。
セル画の時代から下請け作業の丁寧な仕事を評価され、
会社を育て、人を育て、今では企画、作画、脚本、
背景、監督等々自社と関連会社で賄い、
シリーズ物、劇場版等々世界中の人々から
愛される作品を生み出していました。
私は「AIR」という作品が最初でした。
CLANNAD、Kanon、Free!、けいおん、涼宮ハルヒ、らき☆すた、ツルネ、境界の彼方等々
数えきれないキラキラ光る宝石のような作品達。
宝石を生み出していた魔法の手を持ったクリエイター達の
命を奪い、心身を傷つけた愚か者に対しては
罪をしっかり受けて欲しいけれど、
失ったものはあまりにも大き過ぎて、
悲しい気持ちでいっぱいです。
アニオタとして何が出来るのだろうか、
京アニを無くしたくないという思いです。
作画データ等々の資料も消失、多くの魔法の手を無くし、
作るはずだった作品の公開も未定。
でも、亡くなったクリエイター達の想いや夢を
京アニスタッフさん達には時間がかかってもいいから
叶えて世に送り出して欲しいと願います。
それは険しい茨の道になるだろうし、
ファンのわがままだと思うけれど。
とりあえず、今出来ることはアニメイト店頭の募金、
京アニグッズ、DVDやBlu-rayの購入、
dストア等での映像購入、過去作品の紹介、
劇場で公開されている映画を見に行くこと。
アニオタとして出来ることをして、京アニを守りたいです。
亡くなった魔法の手を持つ三十三人のクリエイターさん達のご冥福と
心身が傷ついた宝物であるクリエイターさん達の回復と、
残された家族や友人、スタッフさん達の心が癒えるように
星に祈ります。