昨年末、ショッピングモール内の呉服店の前を通りかかった際、「ママ振り」の文字を目にしました。和装小物は最近のトレンドを取り入れ、昔の振袖と馴染むように展示されていて、日本の伝統文化である着物はいいものだなと感じました。
そして年明けの親戚の集まりで、その話題について実母と話す中で知ったこと。祖母が縫った着物を実母が自分のサイズに直すため、汚れた着物をほどいて染め直しに出したエピソードや、幼児連れで和裁の先生に師事して、6年間かけて自分で振袖を縫うまで稽古したなど。
着物のことは私自身、あまり知らないのですが、着物雑誌やオンラインショップなどで、若い世代の人たちがおしゃれに着こなしているそうで、半衿や帯留め、足袋や草履など小物中心にまずは見ていこうと、2024年のやりたいことリストに追加します。
着物といえば、京都。
先週から始まった大河ドラマの舞台は京都で、女性の着物姿が毎週観れるのはまた楽しみが増えました。
その他にも文房具屋さんのご祝儀袋、お年玉袋コーナーや、和食器を扱う雑貨店の祝箸や水引を使った輪飾りなど、お正月準備の短い期間だけ販売するような和雑貨などを目にして、日本の伝統工芸をどのように次世代に伝えていけばよいのか考えているところです。
昨年はクラシックカメラ修理の1年となり、今年はまた一つ着物についてリサーチしていきます。