昨日は、私がいた施設の施設公開。
文化祭のようなもの。
私の家には、父宛に、手紙が来て、お知らせがされていた。
高校の文化祭と同じ日。
近くまでは、高校の文化祭には、出る気にはなれなかったので、洋服も揃えなかったし、1週間前にはっきり、幹事さんに断ってしまった。
でも、直前になると、バトン部の友達の大多数が出席するとわかり、行かないのは、私ともう一人だけ。
私は、ほぼきちんとした理由もなく、普通だったら、同窓会の方を優先するはずなのに、欠席するというとんでも無いやつ。
理由も、だいぶ前に知らせた時に、作業所の旅行に行くからと言ってしまったので、それも違うように伝わってしまい、後に引けなくなってしまった。
行きたかったな。
同窓会。
でも、こっちも負けないくらい楽しかったんだよ。
施設公開。
まず、職員さんや、利用者さんが、私が一人で来られるはずがないと思っていて、「どうやって来たの?歩いて来たの?」という質問から始まる。
「一人で来たんだよ。電車とバスで」
「ウへ〜〜〜!!」
入り口で立っていた、施設の責任者2名が「写真撮ろう」とカメラを構えている。
すごく嬉しそう。
退所するときの暗そうな顔とは対象的。
元気な顔を見せに来てよかった。
他の職員さんも、私の太った体型を見て、「これた?」と「こえた?」を曖昧に言って見たり。
私が明るく元気に振舞ってると、みんなみんなこんなに優しく接してくれるんだ、としみじみ思った。
入所中は、ほとんど全介助だった食事も、骨がいっぱいのサンマを外で一人でモグモグ食べちゃって、へっちゃら。
当時は、箸も使えません、なんて言って、スプーンを使っていたのに、今じゃ、作業所でも、普通に箸を使ってるからね。
地域に出ると、たくましく育つ。
「やっぱり、地域に出ないとダメな人もいるのね〜」と職員さん。
でも、私の欠点。
千円以下だと、安いと思ってしまい、お金があるだけ使ってしまう。
特に、バザー用品に弱い。
バザーでどれだけ使ったことか。
しかも、あるエリアで買い物をしておいて、お金を支払っておいて、あ!あっちにも行こう!と思うと、行動化していて、もう走り出していて、品物は受け取っていない。
職員さんは、私の行動パターンが読めているから、次の場所まで、品物を届けに来てくれるけど、私は利用者じゃない。
迷惑だよな。
それも、普通だったら、適度な時間で帰るのに、最初から最後までいるという、無礼講。
「あいつ、いつまでいるの?」と思った人は、少なからずいただろう。
ハッと気づいた時には、館内は、利用者さんだけだったという時には、焦って、タクシーを呼んだ。
父は、施設から多摩センター駅まで、片道2千円かかるタクシー代に、腹を立て、なんでバスで行かなかったんだ、とずっと文句を言っていたけれど、母は、バス停から、施設まで遠いし、私は道を分かっていないから、また、山道で迷われても困ると言って、タクシーの方がいいよ、と言ったら、意見の食い違いで、もめていた。
お金を支払ったのは、私なんだから、どっちにしようと、関係ないじゃない。
大体、バスが、1時間に1本で、行きに5分前に発車しちゃって、乗り遅れちゃったのよ。
余りに、私が買い物をして、買い物した量が半端じゃなく、帰り道の姿が、貧乏人の危ない子、みたいになってて、しかも、ヘルプカードを首から下げてるから、誰かに連れ去られないかとか、職員さんに言われたりするくらいで、また、そんなに買えるほど、作業所の工賃はいいの?とやたら聞かれた。
実際、工賃は、職員さんが想像されているような額ではないので、就労Bですよ、たかが知れてます!と言ったんだけど、こっそり耳打ちしてよ!とか言われて笑った。
担当職員は、夜勤明けでいなかった。
私の殺気を感じて、逃げたか(笑)
その日は、父は機嫌が悪かったけど、母とはたくさん話した。
主に、施設を出て良かったねという話。
地域でやって行こう。
でも、先日、モニタリングでは、これから先、施設を探す上で・・・と話していたな。
その日は、完全にオイル切れ。
母と話している最中に、急に黙り出して、私が目を見開いたまま、動かなくなった。
そしたら、母は、「ゆこたんが、風邪引いちゃう」と言って、私を布団で、ぐるぐる巻きにして、「みのむしだ」と言って、喜んでいた。
こんなことされては、おかしくて、笑っちゃって、覚醒しちゃいます。
この後、すぐに自分の部屋へ行って、寝ました。
ゆこたん
このブログのランキングに参加しています。
読者の方のクリックで、大変励みになります。
宜しくお願いします。
↓ ↓ ↓