GW前半戦は木曽路へ その①
あっという間にGW終わってしまいましたね。
前半は長女が東京から帰省して来たので、10連休の次男坊を運転手要員に誘って毎度お馴染みの長野へ。もう長野に移住したいレベルですね
野平の一本桜は散ってしまい新緑に変わってしまっているとのことで諦め、あまり行ってない木曽方面はどうかと、あわよくば桜もありか?と一路伊那方面へ。
八ヶ岳も残雪がいい感じですね。天気も良好☀️
今日の目的地は中山道の奈良井宿散策し、長女のたってのお願いで昼神温泉に浸かって疲れをとって帰宅、の日帰りプランです。
朝4時起きし、5時前に出発。7時半頃に奈良井の道の駅🅿️へ着きました。無料なのはこの道の駅と木曽の大橋付近だけなようです。
うん、まだ桜もチラホラ残ってますね。
この木造の大橋も立派です。
奈良井宿の西側出口から歩けばすぐに宿場町の始まりですが、我が家はせっかくなので奈良井川沿いを歩いて、奈良井宿の末端から攻めていきます。
まだ8時過ぎなので観光客もまばらで、静かな街並みが出迎えてくれました。
綺麗に整備され美しいですね。ここは伝統的建造物群保存地区に指定されています。
江戸時代、ちょうど中山道の中間地点であるこの奈良井宿には中山道を行き来する旅人たちでたいそう賑わったそうです。
千本格子の家並み、旅籠の軒灯、どれもこれも当時にタイムスリップしたかのような世界感です。
しかし時代の流れで当時宿屋だったところはカフェに変わったりもしていますが、100年単位で維持していくのは本当に大変なことです。
奈良井宿には6つの水場があり、今も昔も人々の喉を潤す場になっているようです。
朝早かったので、早くから開いていたお蕎麦屋さん「こころ音」さんへ。
玄関には囲炉裏があったり、とっても風情があります。
席に座ってしばらくすると、
「いらっしゃいませご注文伺います」と、このお店のお孫さんかな?小学生になったばかりだという、めちゃくちゃ可愛い女の子が現れて、覚えたてのひらがなを一生懸命に注文表に書いてくれました。もう、可愛いったらないです
きのこママは長野県ではメジャーなのかな?「とうじ蕎麦」を注文してみました。
具沢山の暖かい出汁の中へ、そばをしゃぶしゃぶしてお椀にいれ、その上から具入りの出汁をかけて食べるお蕎麦です。美味しかったです
このお店の近くでも、ほうきで履いてお掃除をする同じ位の子供の姿を見かけました。
この宿場町に生まれた子供たちは、自然とここが保存地区であることの使命をわかっていて、嫌がらずにお手伝いをしているのだなと感心しました。
以前は恐らく酒蔵だったであろうこのお店は、逆に今は宿泊施設にリノベーションしていたり、他にも奈良井宿はさまざまに現代風に形を変えてますが、街並みの統一感は保っているようです。
江戸時代の風情を残している奈良井宿。どこを切り取っても絵になるロケーションが多くあります。インバウンドはそこそこ気になりますが、円安が続いているので、日本人は今こそ日本をよく知る機会だと思って、きのこママもそれに乗って今後もあちこち出掛けてみたいと思ってます。
奈良井宿をあとにし、木曽路を進みます。
つづく