卒団メモリアル 完成

今年も地元の少年野球団、松野ファイターズの卒団メモリアルを制作させてもらいました。

今期で35期生。6年生が6人と、昨今の野球少年団の中では比較的メンバー構成的には多い方で、市内の4大大会は全て優勝して県大会にも4つ行き、とても輝かしい記録を樹立した一年でありました。

ということは、作品に山場がなかったり、ハプニングや挫折なんかもなく、平坦に無難に終えてしまうのだろうか？と撮影しながら正直心配しておりました。

しかし、県大会では何度対戦しても勝てない相手と当たって越えられない壁にぶつかったり、ここ一番という時に力を発揮できずあと一歩で涙を飲んだこともありました。

そんな折り、シーズン終盤の練習試合ではなんと学童野球なのに静岡の高校野球の聖地である草薙球場を貸し切って試合をすることができました。

うちの長男次男坊もそこで何度も試合はしてますが、プロの選手もが踏む同じフィールドでこんな小さな子供らがはつらつとプレーする姿は、親でなくとも感動しましたね。

しかしながらそこにはいなければいけない大切なメンバーが突然の体調不良でしばらく野球ができなくなってしまい、WBCを思い出させるべくベンチに来れなかったメンバーのユニホームを飾り、一緒に戦ったりもしました。

特別、格段に体格の良い子がいるチームなわけではありません。足もずば抜けて早いわけではありません。ホームランバッターが何人もいるわけではありません。なのに勝ち続けることができた理由は、編集を終えてわかりました。

大谷翔平の言葉ではありませんが、

長いシーズン、みんなが揺らぐことなく同じ方向をみていたからこそ掴んだ栄光なんですね。

そして監督が日々子供たちに伝えていた言葉が、

勝って謙虚に　負けて堂々と

というフレーズでした。

なかなか小さな子供らには難しいことかもしれませんが、言い続けていましたね。

学童野球は春先、2月からもうスタートします。

そこで上昇気流にのらないと、初夏までにほぼ4大大会の予選は終わってしまいます。

自分で言うのもなんですが、今回は大相撲好きできのこママのブログもよく読んでくれてる監督の卒団も重なり、メインであるメモリアルムービーはなかなか良い作品に仕上がったと思います。

BGMはATSUSHIの🎵フォトグラフを使用しました。

終わってみれば早い一年でした。

そしてもう年明けからすぐに新チームがスタートします。来季は濃いキャラの集団だと聞いてます。どんなエピソードが待っているのか？楽しみでもあります。

あらためて第35期の卒団生　おめでとうございます。これからは野球と勉強も‼️がんばるのよ〜。