長男の帰省 | きのこママの撮影ニッキ

長男の帰省

この夏休み、思わぬ台風被害が2度もあった北海道・道東道央地方でしたが、そのうちの道東は北見にいる長男がお盆明けから帰ってきてました。

 
今回は飛行機でなく車で帰省するというので、旦那と次男坊がお盆休みを利用してプチ旅行兼北見からの運転手を買って出たは良いのですが、あいにく最初の台風9号の襲撃により羽田空港で足止めを食らい翌日のフライトに変更。おかげで予定していなかった東京泊の出費、そして1日分の北海道滞在時間が無くなるという事態に。あちこち行こうと思っていたプチ旅行も知床五湖に行っただけとなりました。でも北見名物の焼肉は堪能したようです。いいなぁ。
 
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↑台風一過の女満別空港。
 
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↑直線18キロもある、斜里町の天へと続く1本道。
 
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↑北見は焼肉のまち。エプロン貸してくれるみたいです。
 
さて、下宿先に男だらけで1泊した後は早々に北見を後にし、フェリーの出航する苫小牧まで約5時間ひた走ります。
 
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途中にはこんなのんびりした牧草地↑でもここはSAなんだそう。スケールが違います。

 

↓トマムを越え、

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そして苫小牧とうちゃこ。近くの絵になる無人駅「はまあつま」までちょっと散策↓

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とってもローカルな時刻表↓

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そして苫小牧東港でフェリーに乗り込み、

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↓約10時間後の能代沖で朝日を望み、
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↑男鹿半島過ぎて、そろそろフェリーの旅も終了
 
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↑秋田港フェリーターミナル到着。
 
北海道から本州へはあえて太平洋を避けて日本海を選択し、新日本海フェリーで苫小牧港から秋田まで12時間をかけてきました。
 
ここで知っているようで知らない事実。
私みたいな本州生まれ本州育ちの人のおそらく半数以上は、北海道と本州は津軽海峡の青函トンネルを車で行き来できると思っています。
 
千葉と東京結ぶ東京湾アクアラインや山口下関と九州を結ぶ関門海峡もお金を払って快適に車で行き来できてますよね。
でも現在青函トンネルを通れるのは春に開通した北海道新幹線か、JRの貨物列車だけなんです。だから、新幹線以外で北海道に行くのなら飛行機で。自家用車で行きたかったらフェリーに乗るしか手段がないのです。
 
先日、札幌出身の長男の大学の友達が旅行中に静岡へ立ち寄ってくれましたが、実は僕も車で津軽海峡渡れるとずっと思ってましたって言ったのを聞いて、道民でも知らないことなのだとビックリ。本当に北海道に行くのは大変なことです。改めて感じました。
 
そんなわけで本州に入ってからは東北道〜北陸道〜中央道〜静岡へ、トータル丸1日と半かけて戻ってきました。
 
しかし到着間もなくしてまたまた台風が北海道は南富良野・日高地方を襲撃し、大変な爪痕を残していきました。国道も鉄道も被害を受け、梅雨と台風が無いのが北海道なんて言っていたのが嘘のようです。帰るまでに復旧作業はどこまで進むでしょうか。
 
そして湿気たっぷりな静岡で長男は暑い暑いと毎日文句をいい、時間を惜しむように海だ川だ釣りだスケボーだBBQだ観光だフェスだと約束を取り付け、ちょこっと人助けをし、地元の連れがふらっとやってきてはキャッチボールやドライブに出かけて行き、突然大学の友達が訪ねてきたりもし、果たしてどんだけ家にいたんだろうか?
そんなこんなであっという間に戻る頃となりました。
 
長くいればいたで食費がかかって大変だなぁと思ってましたが、帰るとなると寂しいもんです。私は仕事があるので朝は話もしませんでしたが、「1ヶ月お世話になりました。もう当分車では帰ってこないよ!しんどいわ〜。」と言い残しブ〜〜ンと走って行ってしまったそうです。
大好きな内孫の1人がいなくなっただけでじいちゃん、ばあちゃんの背中がかなりつまらなそうです。
 
帰りは新潟港から苫小牧へ向かいますが、今度は台風16号が接近中。雨の中を日本地図のど真ん中を縦断していきました。
 
無事に着けるのかどうか?
2日後にわかります。