さきほどバークレーに到着して、2日間をホテルで一人で過ごす。入寮、授業開始に向けた諸手続きや確認を行う。関西国際空港、成田、シアトル、サンフランシスコと飛行機を乗り継いで、タクシーでホテルへ。もうすっかりくたくた。

 

海外に行くことは”はじめて”だという感覚に近いのかもしれない。これまで海外での在住期間が長いとはいえ、両親が歩く方向に歩くだけ。敷いてくれたレールを踏み外せないようにもなっていた。高3のパリ、大学一年の香港も引率の先生がいた。指示を出してくれるかといったことでなく、そこに大人がいるのかどうかが大きな意味を持つように思う。自分が子供としてあっても問題ないような、大人の存在がいること。

今回僕は一人。行く先の世界には誰もいないし、その世界に自分がどんな自分になるのかもわ自分次第。変われるかな。

 

街を少しだけ散歩してみると、帰りたい気持ちが強くなってくる。あこがれの場所にたどり着いて幸せなはずなのに、なんだか見える色は暗い。感覚的な表現だけれども、色の見え方が違う。きっと同じものをみていても、こっちにいるのと向こうにいるのとでその見え方は異なる。空はきれいな水色をしているけれど、どこかニセモノみたい。

 

毎日変わっていく自分と自分の感情だって、ニセモノそのものなのかもね。