🎯 RTX 3060 12GB:まずこれ

ここから100 → 110 → 120 Mbpsと上げるのがおすすめ。


VirtualDesktopStreamer:OPTIONS

Preferred Codec

Quest 2 → HEVC 10-bit

これはそのままでいい。

Quest 3 + RTX 3060 → AV1ではなくHEVC 10-bit。

ここ重要。

RTX 3060のAmpere世代NVENCにはAV1ハードウェアエンコードがないので、Quest 3だからAV1という選び方はできない。AV1を使うならRTX 40系などAV1エンコード対応GPU側が必要。

なので、

RTX 3060 + Quest 3
→ HEVC 10-bit

でいい。

Adaptive quantization:ON

基本ON。

画面全体に均等にビットを撒くというより、情報量の多い部分に効率よく割り当てられる。

ONWARDなら、

  • 遠距離の敵
  • 草木
  • フェンス
  • 建物の輪郭
  • 暗部
  • 細かいテクスチャ

あたりで恩恵を期待できる。

2-Pass encoding:ON

3060でもまずONで試す。

ただし、ここは画質よりLatency優先の比較対象

もしPerformance OverlayでEncodingが妙に伸びたり、一定間隔で引っ掛かるなら、

ON → OFF

を比較する。

つまり3060では、

通常:ON
遅延検証:OFFも試す

くらいがいい。


VirtualDesktopStreamer:ADVANCED

Use Fov Stencil:ON

ON。

視野外など不要部分のレンダリング負荷を削減する方向なので、3060ではむしろ使いたい。

Boost game priority:OFF

最初はOFF。

これは「GPUを速くする」設定ではないので、3060だからONというものではない。

ゲーム側CPUスケジューリングに問題があると判断できたときだけ比較する。


🥽 VRHMD:SETTINGS

Computers

Auto connect:ON

利便性なのでONでOK。

Show Games tab on connect:ON

これもONでいい。

Virtual Desktop公式もVRゲームはGamesタブから起動するよう案内している。(Virtual Desktop)

Use optimal resolution:ON

これはデスクトップストリーミング側なのでON。

VRゲームのGraphics Qualityとは別物として考えた方がいい。

Arrange monitors on recenter:OFF

必要がなければOFF。


Environment Quality:Medium

ここでGPUを食わせる必要はない。

VRゲームに入ったら重要なのはゲーム側なので、

Medium

で十分。


Frame Rate:90fps

デスクトップ側も90でいい。

120fpsにする意味は3060のPCVR性能とはほぼ別問題なので、無理に120にしなくていい。


Desktop Bitrate:80〜100Mbps

120でも動くけど、デスクトップ画面に120Mbpsを使う必要性はあまりない。

80〜100Mbpsくらいで十分。


Screen Brightness:100%

好み。

性能への影響はほぼ考えなくていい。


Dynamic Lighting:Disabled

ゲーム目的ならOFF。

Virtual Desktop環境を楽しむならONでもいいけど、ONWARDには不要。


Audio

Background music when disconnected

OFF

Microphone passthrough

必要に応じて設定。

Noise cancellation

これはマイク環境次第。

ゲーム側/Discord/Voicemeeterなどでノイズ処理しているなら、二重処理を避けるためOFFから始めたい。


Advanced Options

Allow custom orientation

OFF

必要になったときだけON。

Boost clock rates

OFF

説明にもあるように録画など特殊用途向け。

Copy screenshots to desktop

好きな方。

性能上は気にしなくていい。

Increase color vibrance

OFFから開始

これは画質というより色味。

敵を見やすくする目的ならONを試す価値はある。

Remove head lock delay

通常VRゲーム用途ならOFFでいい。


🎮 最重要:STREAMING

ここがRTX3060では本丸。

VR Graphics Quality:Medium

まずこれ。

VD自身の表示基準が

Medium = RTX 2070
High = RTX 3070

なので、RTX3060はちょうどその間。

ただし性能的には3070よりかなり下なので、

RTX3060 = High

と単純に考えない方がいい。

特に90fpsを守りたいなら、

Medium / 90fps

から始める。

12GB VRAMだからHighにできる、というわけでもない。

VRAM 12GB ≠ RTX3070以上のレンダリング性能

だからね。


VR Frame Rate:90fps

ここは90を基準にする。

RTX3060で

High + 120fps

はONWARDでは狙わなくていい。

むしろ、

Medium
90fps
SSW Disabled

実フレーム90を維持できるか

を見る。

もし90が安定しなければ、Graphics Qualityを下げるかゲーム側設定を下げる。


VR Bitrate:まず 100Mbps

俺ならこうテストする。

80 → 100 → 120 → 130 Mbps

いきなり150にしない。

RTX3060ではネットワークだけじゃなく、

Render → Encode → Network → Decode

全部を見る必要がある。

ONWARDなら最初は

HEVC 10-bit / 100Mbps

かなり良い基準になる。

問題なければ120Mbps。


Synchronous Spacewarp:Disabled

ここはかなり重要。

最初からAutomaticにしない。

3060が90fpsを維持できるかを見るのにSSWが入ると、

本当のGPU性能と補間された動きが混ざる。

だから検証時は

Disabled

固定。

その上で90fpsを維持できないゲームだけAutomaticを試す。

ONWARDの照準や敵の移動を観察するなら、俺は特にDisabledを優先する。


Snapdragon Game Super Resolution:OFF

Mediumなら使用可能だけど、最初はOFF。

3060でSGSRを使うなら、別の方向性として

Highを無理に描画する

より、

Medium + SGSR

を比較するのは面白い。

ただし最初の基準状態ではOFF。

まずネイティブなVDの挙動を見る。


Video buffering:OFF

これも最初はOFF。

説明通り、ONにすると一時的なstutterへの耐性は上がる。

でもONWARDなら、

滑らかさの保険よりLatencyの基準を先に作る。

だから、

Ethernet + 安定した5/6GHz Wi-Fi
→ OFF

で開始。

Network spikeがあるならONを比較。

公式もPCをルーターへ有線接続し、HMDは5GHz AC/AX Wi-Fiを使用する構成を推奨している。(Virtual Desktop)


Center to play space:OFF

通常OFF。

Stage Trackingが必要なゲーム・環境ならON。

ONWARDの通常プレイなら余計な座標系を増やさない意味でも、まずOFFでいい。


Track controllers:ON

当然ON。

Forward tracking data to PC

Emulate SteamVR Vive trackers:OFF

Emulate Index controllers:OFF

必要な用途がないなら両方OFF。


📌 RTX3060 12GB用「ONWARD基準値」

最終的に俺なら最初の1本はこうする。

RTX 3060 12GB
Quest 2 / Quest 3
ONWARD

--- Streamer ---

Codec:
HEVC 10-bit

Adaptive quantization:
ON

2-Pass encoding:
ON

Use Fov Stencil:
ON

Boost game priority:
OFF


--- VR Streaming ---

VR Graphics Quality:
Medium

VR Frame Rate:
90 fps

VR Bitrate:
100 Mbps

Synchronous Spacewarp:
Disabled

Snapdragon Game Super Resolution:
OFF

Video buffering:
OFF

Center to play space:
OFF

Track controllers:
ON

Vive tracker emulation:
OFF

Index controller emulation:
OFF

Increase color vibrance:
OFF

Performance Overlay:
ON

そして、ここから弄る順番を決める。

① Medium / 90 / 100で測定
→ ② Bitrateだけ120へ
→ ③ 130へ
→ ④ Graphics QualityをHighへ
→ ⑤ Highで90fpsが崩れるならMediumへ戻す

この順番なら、「画質を上げたせいなのか」「エンコードなのか」「通信なのか」が混ざりにくい。

特に3060 12GBは面白くて、VRAM容量だけ見ると余裕があるのに、GPU演算性能としてはVDのHigh推奨RTX3070には届かない。だから「12GBあるからHigh/Ultra」ではなく、Medium 90fpsを基準点にして、余力をBitrateやゲーム内画質へ振る方がONWARDでは筋がいいと思う。🎯

なお、Virtual Desktop公式サイトでは現在もPCVRについて「VR Ready PC」「PCはルーターへ有線」「HMDは5GHz AC/AX」という基本構成を案内している。(Virtual Desktop)
Virtual Desktop公式サイト

 


Virtual Desktop = Medium / 90fps / HEVC 10-bit / SSW OFF を前提にするなら

TEXTURES → EPIC

これはかなり積極的にEPICでいい。

説明にもある通り、主に要求されるのはVRAM容量

RTX3060 12GBはここが強い。

なので、

TEXTURESをMEDIUMにしてGPUを軽くする

より、

TEXTURES EPICのまま、SHADOWSを落とす

方が合理的。

しかもONWARDでは遠距離を見るので、テクスチャを不用意に下げたくない。


ANTI-ALIASING → HIGH

ここは最初HIGH。

VRではジャギーや細線のちらつきが敵の視認性にも関係するからLOWにはしたくない。

ただ、

VD Medium + AA EPIC

が安定するならEPICに上げる価値はある。

なのでHIGHで90fps安定確認後、最初にEPICを試していい項目


POST PROCESSING → HIGH

HIGH。

ONWARDでEPICにする優先順位は低い。

Bloom、SSAOなどの見た目は良くなるけど、

「敵を正確に見る」

という目的ではTEXTURESやAAほど重要じゃない。

むしろSSAOなどで暗部が濃くなると、場所によっては視認性が悪くなる可能性もある。


EFFECTS → HIGH

HIGHから。

普段何も起きていないときのFPSより、

銃撃・爆発・煙・パーティクルが出た瞬間

のGPU負荷を見る項目。

EPICで通常時90fps出てても、交戦時だけ落ちるなら意味がない。

RTX3060ならHIGHがいい落としどころ。


SHADOWS → MEDIUM

ここは思い切ってMEDIUM。

RTX3060で削るなら、俺なら真っ先にSHADOWS

動的シャドウは、

  • Shadow resolution
  • Shadow map
  • 描画距離
  • 更新
  • オブジェクト数

などGPU負荷に効きやすい。

12GB VRAMがあっても、RTX3060の演算能力そのものが増えるわけじゃない。

だから、

TEXTURES EPIC
SHADOWS MEDIUM

という一見アンバランスな設定が、実は3060には理にかなってる。


🔥 じゃあ「ALL EPIC」は無理?

試すこと自体は全然あり。

ただし俺ならALL EPICを常用設定ではなく、比較用設定として使う。

まず、

VD Medium / 90fps / SSW OFF

のまま、

TEXTURES EPIC
AA HIGH
POST HIGH
EFFECTS HIGH
SHADOWS MEDIUM

でPerformance Overlayを見る。

これでGPU側にかなり余裕があるなら、

AA → EPIC

次に

EFFECTS → EPIC

次に

POST PROCESSING → EPIC

最後に

SHADOWS → HIGH → EPIC

の順番。

つまりSHADOWS EPICを最後にする。

RTX3060 12GBなら、俺はこの構成を本命にする

Virtual Desktop
──────────────────
VR Graphics Quality : MEDIUM
VR Frame Rate        : 90 fps
VR Bitrate           : 100~120 Mbps
Codec                : HEVC 10-bit
SSW                  : OFF


ONWARD VIDEO
──────────────────
TEXTURES             : EPIC
ANTI-ALIASING        : HIGH
POST PROCESSING      : HIGH
EFFECTS              : HIGH
SHADOWS              : MEDIUM

これ、単純な「3060だから全部MEDIUM」じゃないところがポイント。

RTX3060 12GBのVRAMはTEXTURESに使わせる。
90fpsを守るためのGPU演算余力はSHADOWS/POST/EFFECTSで作る。

この分け方がいい。

そしてONWARDなら平均FPSだけじゃなく、敵を左右に追った瞬間、スコープを振った瞬間、煙・射撃が重なった瞬間のGame/Encoding latencyを見たい。

そこで余裕が確認できたら、次はかなり面白い比較ができる。

「VD Medium + ONWARD高画質」vs「VD High + ONWARD低画質」

遠距離の敵を見るゲームでは、この2つは同じ「GPU負荷」でも見え方が全然違う。個人的にはRTX3060なら、まず前者から詰めるのがいいと思う。🔭