HM営業「お茶やお菓子のご用意は不要です!
お忙しいところ申し訳ありませんが
どうぞよろしくお願いいたします!」
おことばに甘えて
お茶やお菓子の用意は無しで
ちょっとは掃除することを選択した。
検討見学に向けて
掃除している中で
隠すのに地味に困ったもの
ゴミ類全般→
シューズクロークのゴミペールに封印。
女の子の日だと地味に悲劇。
前日に宅配ピザ頼んでしまった&
ゴミの日は数日後だったので
ピザのゴミを一時車へぶちこむ。
ご見学ファミリーが帰った後に
車を開くと
「ドドドドミノピッツァ!!」
(=ピザくせー)
これも地味に悲劇。
パンツ・下着類全般→
全て取り込んで
たたんだTシャツをパンツ類の上に乗せて隠ぺい。
たまっている洗濯物→
洗濯機に立てかけて干しているバスタオルなど
洗濯機にブチ込んで隠ぺい。
浴槽の中の水→
凍結防止のために張っているのでフタ対応。
堂々と置いてるぬいぐるみ→
体積・面積でかくて隠すのやめた。
捨てるに捨てづらい書類たち→
血迷って椅子の座布団の下に隠ぺい。
夫の薄汚いまくらと夫の薄汚い布団→
ベッドの上でたたんで、
その上から別の薄手布団をかけて隠ぺい。
今朝脱いで今晩また着ようとしているパジャマ(汚)→
上記の薄汚いまくらと薄汚い布団とともに
隠ぺい。
12月上旬
まず1組目
「夫婦+0歳児」ファミリーがご来訪された。
カラフルな装いのご主人
ニコニコした奥さん
大人しくてお利口な夫婦にクリソツなベビたん
元ヤンでも
現在も引きずっている系でも
貝の口でも
屁理屈偏屈系でもない
普通のご夫婦だった。
緊張感の中
1:HM営業さんとわたしが代わる代わる説明
2:一通りの説明を聞いている夫婦
3:大人しくてお利口なベビたん
4:ひたすら貝の口・金魚のフンののび太夫
4構成で検討見学はスタート。
「こちらは夫が選びまして
これはわたくしが選びまして
決定3か月前から
全カタログ何度も見返したんですよ~」
アクセントクロス使いまくった甲斐があったのか
ご夫婦はところどころのクロスに反応。
ベビたんは何にも動じない。
「これはお腹が光るんですよ~
いいですか~?せーのと」
唯一購入した照明に
ご夫婦は反応。
ベビたんは反応しない。
「我が家はオール電化ですが
朝シャン、夜風呂、
寒いときだけエアコン20度設定、
こたつ長時間、
除湿機、布団乾燥機
デイタイム帯に使わないことを心掛ける以外は
気にせず使って、
その額13,500円!売電は別です!」
今月の電気代がいくらなのかに
ご夫婦は反応。
ベビたんは反応しない。
「こちらがシューズクロークです
どこにシューズなんて入ってるんでしょうね?
ゴミステーションですよ
ゴミステ!」
シューズクロークの広さに
ご夫婦は反応。
ベビたんは反応しない。
「この家の住設、大体標準です~
ここの外構工事、大体いくらね~」
ご夫婦はぼんやり反応。
ベビたんはあくび。
契約するかどうかの段階の
ご夫婦+ベビたん
「どんなお住まい計画中なんですか~?」
ファミリーの図面を見せてもらう
キッチンはペニンシュラキッチン
(標準でない)
カップボードは無くて
背面にフロートガラス扉・可動棚付の食品庫
(標準でない)
お風呂は1.6×2.0
(我が家は1.6×1.6)
30坪以上平屋
(我が家は26坪弱)
「坪数もお風呂も広くていいですねえ!」
「ペニンシュラキッチンって開放感あっていいですね!」
「カップボードならぬフロートガラス扉の食品庫!
誰か来たときさっと隠せていいですねえ!」
「廊下あってリビングからトイレが離れてて
音が漏れなくていいですねえ!」
「これはファミリークローゼットっていうんですか??
広々していてすばらしい~☆」
投石されたのは
我々の方だった!
いやいやいやいやいや
こちらも投石してくれるわ!
最強のこだわりポイント
「光を外に漏らさない閉鎖的ハウス」は
需要がないので封印し
このファミリーが
契約前段階だということで
自分の後悔ポイントを
1つ絞り込み
「間取決めの時に
エアコンの取付位置も
考慮することをおすすめする。」
これを5回ほど話した。
HM営業「いや、エアコン取付位置はもっと後で、まだ早いですy」
わたし「いーーーや!
我々の場合
このたくさんのアクセントクロスに関わりますし
寝室も頭の位置しくじっていますよ!」
HM営業「・・・なるほど!」
夫「・・・ニヤリ(貝の口)」
奥さん「頭の位置?」
わたし「吹き出し口側に顔があると乾燥します!
本当は頭をここで、テレビをここでこうしたかったんですけど
ここにエアコンがあるからそれがかないませんでした!」
奥さん「たしかに吹き出し口側に顔があると
乾燥しちゃいますね~
それもちょっと考えた方がいいなあって思いました~
窓も小さくするところがあってもイイかもしれないですね~」
エアコン取付面にともない
窓のサイズのことも話そうとしていたら
先に察した
かしこい奥さん。
しつこく言ったからか
どうやら投石はできた様子。
きっといつか来る
エアコン決めの際
わたしの顔としつこさを
思い出すに違いない。
このファミリーにとって
忘れられない間取りではなくて
忘れられないアクセントクロスと
忘れられないエアコン女になるに違いない。
(ベビたんは忘れていると思うけど)
「楽しい打合せを~!」
ファミリーとHM営業さんを送り出した。
・・・・・・・
12月中旬
2組目
「夫婦2人暮らし、子どもは時が来たら」がご来訪された。
細身中身長のご主人
細見小柄華奢の奥さん
2人とも線の細いペアレント。
元ヤンでも現在もひきずっている系でもなく
屁理屈偏屈系でもない
大人しい感じの
落ち着いたご夫婦。
前回より高まった緊張感の中
1:HM営業さんとわたしが代わる代わる説明
2:一通りの説明を聞く夫婦
3:ひたすら貝の口・金魚のフンの夫
3部構成でスタート
「こちらは夫が選びまして
これは私が選びまして」
奥さん「すごいですねー」
ご主人「おおー」
のび太夫「...うんうん」
アクセントクロスのつかみはまずまず。
わたし「奥さん、物干しは外と中どちら派ですか?」
奥さん「中になりますかね~」
わたし「そうでしたか。
し、失礼ですが身長おいくつか聞いてもよろしいですか?」
奥さん「え?152㎝ですね」
わたし「ありがとうございます。ホスクリーンを提案されて採用されましたら
このHMの天井高CH2500が標準でして、
ホスクリーンは標準MサイズではなくてLサイズをおすすめします!
我が家はLサイズでして、
よければ手を伸ばしていただいても」
わたし、
ワキ汗めちゃくちゃかきながら
HM営業さんよりも
なぜこんなにべらべら話しているんだろう。
前回よりも
口数少ない雰囲気のため
緊張とよかれと思ってが空回りしている
アレです。
奥さん「たしかにLサイズでこの感じだと
Mサイズは届かないかもしれないです」
投石1つ成功した様子。
奥さん「これはなんですか?」
ホスクリーンの下にある物体について尋ねられる。
わたし「除湿機です!」
奥さん「あった方がいいですか?」
わたし「今は冬でこの部屋30%台なので洗濯物が逆に加湿代わりになるかもですが
夏は除湿機あった方がいいかもしれません!
我々には重宝しています!」
奥さん「そうですか」
わたし「現在はどうされているんですか?」
奥さん「え・・・そういうのなにもないです・・・
・・・
・・・」
わたし「・・・了解しました!」←
開口部に付けたカーテンを見た奥さん
奥さん「このカーテンは落ちてきませんか?」
わたし「100均の突っ張り棒は1~2kg耐えられると書いてありました!
W900×H2000ほどのヒダ数・・・
生地量が少なくて軽めの生地のこのくらいのカーテンなら落ちませんよ!」
奥さん「100均に突っ張り棒あるんですね~」
わたし「(そこか)
はい~100均便利ですよね~」
奥さん「掃除機はどこに置いているんですか?」
わたし「(キャニスター派かな?)
いいこと聞いていただきました!
こちらの物入にご案内します~!」
HM営業「お!」
のび太夫「・・・ホホホ」
わたし「こちらです!
こちらの収納、左が中段あり、右が中段無し。
ちょうどいいので説明します。
右に掃除機が置いてあります。
左の中段アリだと掃除機が置けないのは一目瞭然ですね?
ちょっと背の高いものを入れるべく
中段がない収納を1つ設けておくと便利かと思います!
ここはこだわりというか、よかったポイントと自負しています!」
奥さん「ほんとですねー」
わたし「電気代気になりますか?」
奥さん「いえ・・・そうでも・・・」
わたし「(え?!)
そ、ソですか!」
ご主人「え!気になる!」
わたし「(ええ!?)
一番高い時間帯につかわないだけを気にして
エアコンは寒い日は付けるとか
そこまで無理せずで13,500円ほど!」
ご主人・奥さん「へえー。」
わたし「微々ではありますが我が家は太陽光載せてます。
オール電化予定ですか?」
奥さん「いえ・・・ガスもあります・・・」
わたし「・・・す、すみませんでしたああああ!」
HM営業「ご、ご予定地は都市ガスなんですよね」
.
口数とわき汗が多いわたしと
口数の少ないご夫婦
時折流れる
文字ではうまく表せない
言葉量の差
テンションの温度差
不協和音の空気
緊張とよかれと思っての相乗効果で
から回っているわたしに対して
このご夫婦が
疲れてきているのがわかった。
わたし「図面見せていただけますか~?」
これまた
大きな平屋の4LDK。
アイランドキッチン
大きなファミリークローゼット
1.6*2.0のユニットバス
ご両家ともに
我々のコンパクトハウスで恐縮です・・・
さ、参考になりましたか?
わたし「ひろいですね~!ここの動線も便利そうですね~!
アイランドキッチンもいいですね~!」
HM営業「ヒソ まだ詰めていない段階です・・・」
ご夫婦
(今すぐじゃなくても参考までに)
ご夫婦+0歳児
(金額ありきで叶うところに決めたい!!)
マイホーム欲しいパッション
ご夫婦<<<<<ご夫婦+0歳児
このような感じだったと悟った。
前回と同じようなテンションで臨んではダメだったと
自分が話し過ぎのため
気づいたのが後半になった
空回り女・・・
「エアコン取付位置は最初から考慮せよ」
前回は5回も言ったが、
今回は1回も言えなかった。
「CH2500に対してなら、
ホスクリーンを標準より長いものにせよ」
だけに留めておいた。
わたし「一通り見ていただきありがとうございます。
他、もう一度見たい場所ありますか?」
ご夫婦「いえ、大丈夫です」
わたし「かしこまりました!
本日はどうもありがとうございました!
よいお打合せを!」
ご夫婦とHM営業さんを送り出した。
きっとご夫婦にとって
「疲れるホスクリーン女」として
頭に残り
干されているのだろう・・・
こうして
初めての2件の検討見学は終了した。
契約前段階だったら
HM営業さんに丸投げして
わたしも貝の口で自由に見させた方が良かったのか
なにが参考になったのか
なにが正解だったのか
契約前段階ももちろん見学は必要だが
契約して
次の
一部変更合意契約前段階
住設などの仕様決め段階
コンセント数や照明工事などの細かい追加工事契約前段階
聞きたいことや知りたいことも
どんどん具体化してきている
そういうときこそ
見学に来てもらった方が
よほど参考になったのでは・・・
わたしも
契約後の節々の段階で
イケイケ夫妻のビッグ平屋他を
見学させてくれって言っていたら
参考になったこと
刺激になったこと
投石されたことが
もっとあった気がすると
いまさらながら感じた。
もし
また検討見学依頼が来たら
相手のマイホーム状況を少し把握するべく
己の空回り系の口数を減らして
「自由にご覧ください」
迎えてみようと思う。
・・・緊張でわき汗はやはりすごいと思うけど