金曜は彼とデートだった。


会社を出る前から私は彼に怒っていた。お店へ行くタクシーの中でもお互い無言。



お店の近くに着き、タクシーを降りてからケンカ勃発!素直に謝れない彼に、今迄消化できていなかった事等が込み上げて全て彼にぶつけた。チビ娘の事も、認めないなら私はもう無理!帰る!と言い、歩きだした。彼は慌てて追い掛けてきて私の手首を掴み引き止めた。全ての鬱憤を彼にぶつけ、非を認めさせ、謝らせて二度と不愉快な気持ちにさせない事と今後仕事上関わらざるをえないチビ娘にもAが直接指導せずWに託す、チビ娘がガキの使いをした時は他の事務の女の子たちにしてるように厳しく注意をする等々、沢山の約束をさせ指切りをした。そして彼の肩を思い切りひっぱたき、痛い~(;_;)と言う彼に、顔を叩かれなかっただけ有り難いと思え!と言い放った。
更に私は泣きながら彼に、
Aはそこらにいる安物の男とは全然違うと思って尊敬してた。だけどチビ娘の事を周りから聞かされるたびに、あぁ所詮Aもただのそこらにいるつまらないバカな男と同じなんだなってガッカリした。私は安物の男は相手しない。だから気を付けて!


彼は私の怒りを全て受け入れた。こんな人他にいない。普通の男なら逆切れしてもう帰っているだろう。


仲直りのキスをして、手を繋いで店内に入った。


ご飯を食べながら楽しく話をするも、さっきのケンカを蒸し返してネチネチ言って彼を困らせたり、無理やり彼にチビ娘はドブスと言わせて、あまりのくだらなさに2人で大笑いしてそれなりに楽しく過ごした。


21時頃店を出た。
店を出ると彼が後ろから抱きつき胸を触ってきた(笑)歩きだすと腰に手を回し頬にキスをした。


道路に出て、もう一軒飲み直しに行く?と聞くと、彼は寄り道したいと言うので、生理4日目だという事を伝えたが彼は大丈夫だと言って聞かない(苦笑)


まいっかと思ってタクシーでホテルへ向かう。
部屋に入り歯を磨いて一緒にお風呂入って体を洗ってもらって、ベッドで楽しく過ごす。


12時半迄は一緒に居る約束をしたのに、事が済んだからなのと、前夜も飲み会で帰宅が遅かったのがあって帰りたいアピールを彼がし出した。
私としては折角一緒に居るのに帰りたい帰りたい言われてもう本当にうんざりした。だから彼に、もういいや。帰っていいよ。どうぞお先にお帰りください。仕事飲みの時は帰りたいなんて言わないのに何で?2日連続になったって言っても、先に約束していたのは私との日じゃん。私が我慢しておとなしく帰ればいんだね。私と一緒にいても楽しくないだろうし、もういいや。もうバイバイ。今迄ありがとう。


彼は怒りながら、楽しくないなんて言ってないし、ちょっと考えるよ。日曜だって会えないわけじゃないし。

私が楽しくないの!もうこんな話で揉めたくないし、だいたい、毎週毎週会いたいなんて言ってないじゃん!これからどんどん忙しくなってあっという間に上期計上だよ。2人で会えるのは今日が最後かもしれない。そう思って今日は楽しく過ごしたかったよ。と言いながら涙が溢れてきた。


彼は大袈裟だよと言いながら私を抱き締めに来た。
私は彼に、
Aが独身だったらもっと言えるのに言えない。ちゃんと分かってるから!


もう涙が止まらない。


貴重な時間が小競り合いで過ぎてしまった。
ホテルを出てタクシーに乗り込む。

タクシーでいつものように手を繋ぐ。でもこの日は何故か悲しい気持ちが納まらなくて窓の外を見ながら声を殺して泣いた。鼻水を啜る音で彼が私の異変に気付き、握る手を強めた。そして色んな話をしてきた。


そしたら急に事件発生!
詳しく書けないから割愛します。
小雨が降る中タクシーを乗り換えるはめに(笑)彼は濡れちゃうからって、私を建物の軒下に非難させ、彼はタクシーを探した。初めて彼の男らしい一面を見て更に愛しいと思った。
折畳み傘を出して彼のもとに戻る私。週末の夜中だから中々空車のタクシーが来ない。ちょっと歩いて探しますと運転手さんに言って私達は歩きだした。珍しく彼から手を繋いできた。数歩歩いた所でさっきの運転手さんが空車のタクシーを捕まえて追ってきてくれた。乗り込む私達。車内でも彼から手を繋いできて、ギュッと強く握ってくれる。


言葉では表現してくれないけど不器用な彼ながらのスキンシップは、
あぁ、彼は私と別れる気はないんだなと思わせてくれるものだった。


私の家に着くまでの間お喋りをし、あっという間にバイバイの時間。彼はいつも私の姿が見えなくなるまで手を振り続けてくれる。


私は帰宅しすぐに寝た。翌日も目覚めた後何故だか涙が溢れてくる。
私は知らない間に沢山我慢し傷ついていたんだ。これが不倫の代償だよね。



これから先、私達はどうなっていくのかな。
できることなら私は彼とずっとずっと一緒に居たい。