先日北海道で大きな地震がありました。
実は地震があった前日はジャカルタで道産子会に参加させて頂いており、北海道話に花を咲かせてました。
その数時間後に地震が発生した事を思うと・・・まさか・・・と一瞬思考が停止してしまいました。
私の実家は函館で、停電や断水などが一時期ありましたが、家族はみな無事だったのでほっとしております。
被災された皆さんのご無事と復旧を心より願っております。
話は変わり表題の件ですが・・・、実はインドネシアには数多くのスープ料理があり、どれも特徴的でとても美味しいものが多いです。
今回はこれまで私が実食したスープを紹介したいと思います。
まず最初にこちらは大体どこのレストランに行ってもあります。
①ソト ブタウィ(Soto Betawi)
牛肉、じゃがいも、ニンジン、トマトなどの野菜が入ったココナッツ風味のほんのりスパイシーなスープです。
小鉢にはよくレモンやサンバルが一緒に添えられており、お好みで辛さなどが調整できます。
多くのレストランでオーダーできますが、中でも私はダルマワンサスクエアのGフロアにあるTator Cafeのソト バタウィが一番好きです。
他にもこの店はスープ類はもちろん、ナシゴレンイカンアシンなども美味しいです。
②ソト ブントゥット(Sop Buntut)
これもほとんどのレストランで出されてます。
野菜で隠れてますが、牛テールのスープで、出汁が出てとてもおいしいです。
この写真はジョグジャカルタで食べたやつですね。
③ラウォン(Rawon)
ジャワ島の東にある街スラバヤの料理で、見た目は黒くて一瞬大丈夫か!?と思いますが、
意外とすっきりしており、程良くスパイシーな感じでクセになる味です。
ほとんどのラウォンは塩漬け卵ともやしが添えられており、スープの中には牛肉と野菜がごろごろ入っております。
そして黒色の正体はクルワッ(Kelewak)という実が入っているからとの事。
④テンックレン(Tengkleng・・・ちょっと発音が難しいです。)
インドネシア大統領のジョコウィさんの故郷ソロの料理になります。
結婚式出席のためソロに行った時に屋台で食べました。
北海道のスープカレーに少し似た味ですが、香辛料から来る辛みの後のココナッツミルクの甘さがあり非常に食べやすいです。
骨付きの山羊の肉が入ってますが、臭みもなく、肉も柔らかく煮込んでおりとても美味しいです。
ジャカルタですと、トンセン(Tongseng)に似た感じです。
⑤ソプ ジャンダ(Sop Djanda)
これはSop Buntut(牛テールのスープ)と似てますが、違いは青唐辛子が尋常じゃない位スープに入ってます。
なので、物凄く辛いです。牛テールの出汁が出てて美味しいのですが、とても辛くて普通の日本人は食べれないと思います。
私は辛い物が好きなので、このSop Djandaは大好きで、お店があるBSDの近くを行くときはこの店に寄って食べていきます。
Sop Djandaの語源はジャカルタ+スンダ(バンドン、ボゴールなどのエリア)が合体してジャンダとなったようです。
ちなみにインドネシア語でジャンダ(Janda)とは夫と死別または離婚した独身女性の事を指すようです。
Sop Djandaと一緒にサテ マランギ(Sate Maranggi)を食べるのがおすすめです。
さて他にもSoto Ayam、Coto Makassar、Soto Sulungなどなど色々スープがあって実食してますが、
残念ながら私のスマホ内には写真がなく、紹介は省略したいと思います。
辛いものに自信のある方は是非ソプ ジャンダに挑戦して欲しいと思います。
辛さも選べてギラ(クレイジーという意味)は唇がひりひりする位辛いですw
追記・・・写真が回転出来ず見づらくなっておりすみません。