香港は気候もよく,1月の真冬の日本から来た自分にとっては天国のような場所でした。見聞きするもの全てが物珍しく,根城にしていたゲストハウスを出て周辺を歩き回るだけでも楽しかった。しかし,世界の広さを体感したかった自分にとって高級ホテルが立ち並び,ブランドショップが軒を連ねる買物天国での滞在は1週間ほどで十分でした。香港の雰囲気をしばらく楽しんだ自分が次に目指したのは陸路での中国入りです。深釧経済特区を経由し,何時間もバナナ畑が広がる道をバスに揺られ,広州に入りました。当時の中国は本当に物価が安く,1万円のTCを換金するとしばらくはもちました。また,中山大学で鍼灸を学ぶ日本人留学生と知り合いになって,寮に泊めてもらったりしたこともありました。(続く)