建物見て田子坊行って
今日はもうクリスマスイブなんですね!クリスマス向けバッグなど作っていたんですが、もう送らないと間に合わないのに昨日気付き、昨日、10個作品を送りました。やっと7個完成させたところでしたが、何となくキリが悪いので、10個完成させたのでした、昨日。手縫いのがま口を3つ作ったので久々に手が痛いです。さて、19日は朝から建物見に出掛けました。あの辺りはこんな洋館がずらずら並んでいるんです。この辺はイギリスの租界だったのかしらね。ほら、有名人が住んでいた場所ならこんな風に紹介もされています。有名人が住んでなくても、租界時代の建物はちゃんと説明の看板が付いてます。有名人が住んでいた建物は一般公開されたりしている場所もあるようですが、そうじゃない場所は一般人が普通に住んでいるようです。上の巴金旧居は工事中で入れませんでした。よく考えたら上海で保護されている建物、せいぜい100年くらいの歴史なんですが、でも今から守っていくのは必要ですよね。北京の紫禁城、漢族なら前の王朝の宮殿は壊してしまうんですが、満州族はそういう発想がなく明の皇居をそのまま使ったため、明の宮殿がそのまま残されているという。実は明の宮殿も元の宮殿を全部取り壊した訳ではないので、元の宮殿の痕跡も残されているそうです、浴場とか廊下の欄干とか。つくづく、咸陽の宮殿に火を付けて燃やしてしまった項羽のことが恨めしいです。(紀元前の人を恨めしく思ってもしょうがないけど)武康大楼。建物散策の途中はあまり人がいなかったんですが、ここまで来るとすごい人でした。途中のカフェなども、人がいっぱいの所と誰もいない所と。何か、ネットで行くべき場所みたいな場所があったりするのかしらね。それからカニ麺を食べに行き、ちょっとホテルで休憩した後、田子坊へ。私が好きじゃないとブログに書いたところ、主人が何か誤解しているかも、ということで行くことにしたんですが、確かに若干の誤解があった模様です。記憶の中の田子坊はもっと小さかったです。私、昔、嫌いだと思ったらそれ以上深入りしないタイプだったので、チラッと見て中まで入っていかなかったのかも。今回は全部グルっと回ってきました。うん、面白い店とか色々ありました。古い建物の場所や田子坊にもハンドメイドの店とかあったので見てきました。結果、作り方は割と雑な方が良さそうだと思いました。というのも、前にスパンコール付けたがま口の作品に関して、「ああいうのはチャイナ人、すぐにボンドが取れてしまうと思って買わない」と店の人に何度も言われ、その度にボンドは使用しておらず、全部糸で留め付けていると説明したんです。いつの間にか全部売れていましたけど、なかなか売れなかったのは事実です。それで今回、スパンコールの作品は、わざと縫い糸が見えるような雑な作りにしたのでした。日本だと糸が見えないように作ると思うんですが。あ、別に雑なものが売れるという意味ではなく、完璧なものより、手作り感が大事なんじゃないかと思う次第です。まあ、私、最初から完璧なものは作れないし、作ろうとも思ってませんけど。