”小さな能舞台は、あの世の世界や神々の世界でもあり、この三次元宇宙でも地球でもあり、この世界の雛 | ドイツ暮らしの情報

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ドイツで音楽の仕事などしてる大阪人です。

生活や音楽や、
海外に興味のある方に向けての情報、またはただの呟きに付き合って下さる方との繋がりを求めて、こちらでの暮らしの様子を綴ります。


通りすがりに見えた記事に
とっても興味が沸いて。


読んでみたらやはり、
私の大好きなお話でした!

ここでもシェアさせてください。









もうすぐ日本はお盆ですね。

私は能には詳しくありませんが、 
日本音楽がもともと、
天界と地上を繋ぐため
用いられたことから発展していったことは 
日本の大学で勉強しました。

能音楽や歌舞伎音楽には
ミュンヘンでお知り合いの作曲家も
よく興味を持っていて、

作曲に取り入れたいからどうゆうものか話を聞かせてほしい、と意見を仰がれたことがありました。

私は能のことは大して知らなくて、
日本の神話の話や、楽器の種類の話しかできず恥ずかしく感じたものですが、、


神聖な能舞台、
そのただならぬテンポ感には
そう言った背景があるのですね。

それぞれの楽器にも意味があり、
役にも意味があり、、
そんな深い世界まで、
こちらの作曲家たちに説明できれば素敵だな!  

なんて思ったのでした。



そういえば、あの作曲はどうなったのかしら?
聴いてみないといけませんね。

ちなみに、メシアンが日本を訪問して
7つの俳諧というピアノと管弦楽のための作品を残していますが、
中でも'"雅楽"は
日本の古楽器で奏でられる雅楽の雰囲気を
感じられて、面白くないですか?



メシアンは、音から色が見える「色共感覚」の持ち主だったことでも有名ですよね。

彼がそれぞれの和音に見えた色や模様を
辞書のような本に収めているものもあるそうです。

スクリャービンもまた「色共感覚」の持ち主であり、ロシア語で彼もまたそれを残しているそう。

それを研究している知人曰く、2人が各和音から見える色や模様はかなり違うそうです。

面白いですよね!!!




話が逸れましたが、
日本伝統音楽の意味を知るのも、 
意味は知らなくても感じたことをまた
新たな表現にするのも、

どちらも素敵だなぁと思ったのです。