やっと月曜日に入学式があり、
私たち学生も通常授業がスタートしました!
大変ご無沙汰していますが
皆様いかがお過ごしですか?
私の方はこの夏の間、
イタリアの国際コンクールを受けたり
ミュンヘン国際コンクールを受けたり
我ながらコンクール尽くしの夏でした!
どちらも残念ながら結果には繋がりませんでしたが

とても良い経験ができた!と言いたいです

7月の授業期間が終わってからは
講習会もレッスンもなく、
(とゆうか正確には金欠の為に講習会をキャンセルすることに
)

毎日練習室で自分と音楽と対話する日々でした。
ミュンヘン国際では参加者から良い刺激をたくさん受けられて、また為になる貴重なフィードバックを頂けました!
これを機にお知り合いになれた皆さまとのご縁にも心より感謝です。
本当に素晴らしい演奏をたくさん聴くことができました。
全プログラムの中でも新曲課題の、ドゥサパンという現代作曲家の作品は自分史上最難曲といえる難さ(音楽的にではなくあくまで技術的に弾けない)だったのですが…
日本人で、見事三位に入賞された久末航さんは、
セミファイナルでドゥサパンの作品を唯一暗譜で完璧に演奏されたのですがその時の会場の衝撃と言ったら…←
モーツァルトのコンチェルトと合わせて、
本当に圧巻のステージでした!
素晴らしかった〜…



そして、この4年間ミュンヘン音楽で
喫煙所が定位置の印象だった韓国人のジョンボ君が…
このミュンヘン国際で一位という快挙でした!!



実はその前のイタリアのコンクールで彼一次で落ちていたけど…私ファイナルいけたけど…そんなん今となってはどーでもいいことやわ←
ファイナルでは豪快なチャイコンで客席と審査員の心も鷲掴みにしていました

(実は隣に座ってたのがまさかの前々日にバイオリン部門で二位(最上位)入賞されたイケメンイタリア人だったのですが、
彼的にはファビアン・ミュラー氏のベートーヴェンがお気に召していた様子。
むっちゃノリノリで鑑賞してはった…そりゃそやんな〜
)

その後、結果がコールされた時はも嬉しくて鳥肌がとまらなかったです。。
というのも、韓国には2年の兵役制度があり、国際コンクールの上位入賞者はそれを免れることが出来るというのはよく耳にする話ですが、このミュンヘン国際では一位のみが免除になると聞いていたので。。!!
もちろん結果は狙って頂けるというものではない。
運もあるだろう。色んなこと言う人もいるだろう。でも彼の努力とあたたかい人柄を傍目で見かけていた私は胸がいっぱいでした。
その後、心からおめでとうを言いました

そしたらその返事↓
「どうもありがとう!!明日は学校くる?」
「明日?うん、なんで?」
「だって練習するから。じゃまた明日!」
って。
え、
今2週間ぶっ通しでコンクール終わって、
ファイナル終わって
一位もらって…
明日もぉ練習するの…?
どんだけ真面目なんやあんたはーーーー!





という私の心の叫びを聞いて
幕を閉じたミュンヘン国際コンクールでした
❤︎

ピアノ道とはこうゆうことなのですよね、とあたらめて知りました

平気な顔していくらでも練習できちゃう人たち本当に尊敬します。
ワタシもガンバロウ
さいごに、、
人生で初めて頂いた手編みのマフラー見てやってください❤︎
先日のハウスコンサートでプレゼントにって頂いたのですが、すごい素敵ですよね
ドイツ人のお友達からなのですが。

温かい母心もらっちゃったーな気分です❤︎
ご本人に写真送ってーと言われたので、撮ってもらったらなんかワタシ嬉しそうすぎて…笑
という感じで、、
以前からの読者さまには、
かしもと、なんとか生きてます!
のご報告でした







ではまた!