不器用の魅力 | ドイツ暮らしの情報

ドイツ暮らしの情報

ドイツで音楽の仕事などしてる大阪人です。

生活や音楽や、
海外に興味のある方に向けての情報、またはただの呟きに付き合って下さる方との繋がりを求めて、こちらでの暮らしの様子を綴ります。

こんにちは!


ご訪問ありがとうございますピンクハート

今日の記事は内容があちこち飛んで長くなってしまいました。
不器用な人にはなんとなく共感して頂けることあるかもしれないと祈りますが…

ツッコミどころ満載かと思うので、先に謝ります。すみません。←




昨日のコンサートでは
ようやく気持ち良く集中して
バッハのパルティータD-Durを演奏できました。

それもこれも、前日のヨーヨーマのバッハ演奏にインスパイアされたからでありますお願い



本当に偉大な人というのは…

その人が生きる姿を見るだけで、そこから学べることがたくさんあるんですね~。


彼のインタビューも山ほどあるのだと思いますが、ドイツ語に翻訳されたものに少しずつ目を通していても、心が動く言葉がたくさんありました。


自分が生きることを通して、
何に役立つことができるか。

というテーマのインタビューがあり、


本当に世界に影響力のある
音楽家であり、人であり、彼そのものがメッセージなんだなぁと…
思わずにはいられませんでしたえーんキラキラ








話は戻りますが、
最近は練習に対する"快感"みたいなものがあって、それがやっと表に出始めた感覚があったことにとても充実感がありました。

積み重ねる"喜び"なのかも。


いつも同じようなことばかり書いててすみませんが、ここに書くことで整理させてくださいませ。。



予定を入れない"予備の時間"って、時間の使い方が不器用な私みたいな人にはすごく大切。


それを今年しっかりとるようにしているからか、最近自分の望んでた練習方法がまたできるようになった!(*^^*)


ただピアノと楽譜と身体の動きやらなんやらを練る時間。

忙しくバタバタ弾きまくるんじゃないやつ。


ちょこちょこちょこちょここまかく見て
ふんふん歌ってみてフレーズに気付けたり
ハーモニーの組み立てだったり
内声とか"隠れ"変化音とか
作曲家の"らしさ"探しーだとか
ただの遊びみたいなアナリーゼの時間



吟味しなくても弾ける曲はいくらでもあるけれど、やっぱり私はそれを出来る曲に魅力を感じるみたいで、

なんか作品と私、みたいな関係性に到達したいんですよね(*^^*)








私の素は本当は、

ド真面目で時間を気にせずに
こまかーいところを分解してみたり関連させたりしてちまちま研究することが好きなのですが、


その部分に対して
時間かかるし不器用でかっこ悪いなー
新しいレパートリーやらないとなー

と心のどこかで思ってしまっていたこと。そんな物差しで自分の好きなことを蓋してたこと、猛省しました


ちゃんと愛情注いで時間をとった作品ってやっぱりキラキラ生き生き弾けるもんで*\(^o^)/*それがすごく演奏する上で喜びになる。


好きだからやる、それだけしか理由は必要ないのに、好きなことやったら周りの人より出遅れてしまうかもとか余計なこと考えてたかも。

それに好きなことをしないままにしていたら、好きだったことすら忘れちゃうかも。

ヨーヨーマ様じゃないけど、
せっかく自分のしたいことするために
それぞれの才能持って生まれてきているのに。




表面上でみんながやってるテンポって結構早く見えるし、やっぱり同じように出来る自分を望んだりしてしまったけど。

自分にはそんな風に器用にできないなんて理由で自信なくすことないはず。
自分の役割は他の人の役割と同じはずがないですもんね。


不器用な私には私なりに愛情注げる物があって、やり方があって、時間のかかり方もぜんぶちがって当然。

その愛情注げる物にこそスポットライトを当てないといけないんだけど、その勇気が今までなかっただけだったかも。
ダサいのはそっちだよー!って気付けばいいだけだった。


私にできること、"ちまちま時間をかけて好きな楽曲を研究すること"くらいしかない。笑

それさえしなかったのなら
私の人生進まない。
まして自分の人生サボってる自分なんて好きになれる訳がない。






万が一、私が器用でポンポン多種多様なことをこなせる人間だったとしても。

ちみちみ楽譜眺めて演奏聴いてみたり、えっちらおっちら何時間も練習してる割に、

2ページ進んだだけ?嘘ですよね?

とマイペースさにびっくりしながらも毎日できることを積み重ねてやってる私の方が



よっぽど私らしくて好き。





みんなと同じペースじゃできないし不器用なんだけど、ずっとやってても飽きなくて好き~って思えること。
それを積み重ねてやってれば精神が安定することに気づいたのでした。笑




ここでむっちゃしょーもない例えですが、
随分前にサザエさんキャラ占いとかゆうのをFBでやったことがあってですね、、


私は、波平さんだったんですね

で、その時はなんとなくショックだったのです。理由は忘れましたが私って古臭いタイプなんだーとか思ったか何かで。笑






波平さんを都合よく例えてみると、
例えばあの真面目な波平さんが、


お庭の盆栽に飽き足らず、
様々な植木を大量入荷しては自分の方にはめた技術で切りまくって、大量に売りさばいて一儲けして、、とかあり得ないですよね


やっぱり波平さんの魅力は、

盆栽をぼちぼち眺めたり
ここがちょっと~とかチョキチョキしたり
手入れしながらもその姿をこわさないように、いつか芸術品になる日を楽しみに
お庭に並べてるような…

なんかそんな素朴なところじゃないかと。


それが私の場合はクラシック作品が盆栽に当たるのかなぁと思っただけですが、、笑←いよいよごめんなさい


でも盆栽のクラシックの良さってすごく似てると思うんです。
そこに魅力を感じた人しか寄ってこないんだけど、それをしてるだけで1人の時間を楽しむことができるし、時間をかけて深いところまで見つめていくことができたり…

その先に見出した世界観は、
きっと型にはめ込んだものじゃなくて
それそのものの魅力を引き出した
ものになるんじゃないかなぁって…





作品それぞれ時間がかかるものだから、
ちっぽけな人生でどこまで達成出来るか分かりませんけども。

でも好きだわーって思えて、目標があるならいくらでも時間かけてできるものってゆうか。
その人にはその人の役割がちゃんとあるから(*^^*)少しずつそれを見つけて実行していきたいですよね。









ということで、長々とおつきあい下さりありがとうございました(*^^*)



ひとりカフェタイムよりお届けいたしましたー!
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カボチャケーキに
ラテマキアートv(^-^)v



一人ってたまにはいいものですね。
私は誰かといることの方が俄然好きなタイプと自分に思ってますが。




今はなんだか、黙ーってたいし、
黙ーって、この一週間のことを回想してたい。
 
今週は精神的にキツイこともありましたが、自分なりに頑張ったよね。


ちなみに今夜は
バイエルン放送交響楽団、
ヤンソンス様指揮による

リヒャルト・シュトラウス様のドン・キホーテ!チェリストはあのヨーヨーマ!




お隣のフィルハーモニーだし
俄然行きたかったんのですけれど、

チケットを買いに並びに行ったら
見事に売り切れでーした!残念





キャスティング魅力ありすぎだもんなー、仕方ない!とゆうことで、


ぼちぼち練習しまーす*\(^o^)/*笑