練習が最高に楽しいです! 笑
これはある曲がモノになってきた時の感覚で、なぜ楽しいかって体が曲に共鳴するようになった感覚があるのです。
今日レッスンでショパンのソナタ2番を通した時に、もお演奏することに没頭してとても楽しくてみたいな感覚にこの曲通して初めてなりました。笑
全然疲れなかったんです。
音の出し方や曲の解釈に
やっと自信を持ててきたのはそうだし、
この曲がまるでビッグマウンテンのような
壮大な作品であるのはもちろんだけど、
この作品世界に恐れすぎることなく、
やっとまともに魅力を聴かせられるかも!って気がしてきました。
大曲の恐ろしいところは、部分の読み込みや理解だけでは作品全体のバランスが見えていなくて作品を歪めてしまいかねないところ…
でも、それらを1つに繋げる作業に一番時間がかかるのですよね。
でもそこまでできたらやっとその作品の素晴らしさが聴かせられるのかもしれない。
ショパンの作品をレパートリーに入れているピアニストは果てしなく多いですが、
やっぱり彼の作品の中でもソナタは、
壮大で、まるで空想の中のオペラのようで、特別なんだと思う。
デュナーミクの幅が通常の作品群よりものすごくあるし、フレーズも長くてレガートの歌い方もベルカントに演奏するには工夫が必要だし、何よりいつもそれらは構成の枠内で推進力を失わずに演奏していかないとソナタ全体が見えなくなってしまう。
どんな和音の連続もほぼレガートだし、
呼吸のように書かれていて、
それがまるで
彼の魂の声がゼーゼー言ってるみたいなところとか、天国みたいに美しい旋律だとか、彼が魂を削って書いたんじゃないかと思えるくらいの霊感のある作品で。。
そんな世界を弾きこなすには、華奢な(?)日本女子の私には身体の呼吸法が命。そこをクリアしないと、
わーなんだかあの人、大変そうね~
って舞台で見えると思うから、それは辛い。笑
そう、使うべしは横隔膜ですね!やはり!ちょっと演奏に自信を持てない時は、
そこの使い方も考えて見るといいかもですよね!
って私はまだどれもこれも研究中の身でありますが、体が『これ気持ちいい!!!』って感じる感覚を覚えておいたら、すぐそこに戻れる気がします!
やっぱり奏者の身体とピアノが一体で、
そこから出る音の膨らみが会場へ行き渡って、全てが共鳴するなら…
これは最高気持ちいいですよねーー



私がペライアの演奏に
共鳴した時も感動の瞬間でした。
練習を積み重ねれば
いつか必ず繋がれるんだなあって
思います
だから頑張る!!


体は共鳴体…(*^_^*)