演奏は生もの(*^^*) | ドイツ暮らしの情報

ドイツ暮らしの情報

ドイツで音楽の仕事などしてる大阪人です。

生活や音楽や、
海外に興味のある方に向けての情報、またはただの呟きに付き合って下さる方との繋がりを求めて、こちらでの暮らしの様子を綴ります。

今日はまたレストランでの演奏でした



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暗くて奥のピアノが全く見えませんね。笑



平日ながら一時は満席で、
本当に人気のこのレストラン





なんだか思い出したら嬉しくって
なかなか寝られないので書いてみます。笑






大したことじゃないかもですが、
このレストランで今日、初めて!

拍手を頂いたのです



(今までなかったんや!って思った方、はい、そうなんですあくまでBGMだと思ってやってたんです。)


お客さんが8割以上入ってると
その会話だけで音楽なしで十分すぎるくらいワヤワヤしているので、

バックミュージック的にもぅ、
p~ppくらいで演奏しているのですが。



曲間に近くの席から下さった拍手だけでも
とても嬉しかったのに、

今日は演奏終了後、奥のお客様や
接客のケルナーの方々も温かい拍手をいただけて、、


正直者の私なんて、
う!れ!し!いー!

って顔でペコペコしちゃった。笑




それにそのあと、
ご飯を頂いてるときには
帰り際のお客様が何人も素敵な音楽だった~って声をかけてくださってね。。



そのお客さんたち一人一人の嬉しそうな笑顔が頭からポンポンでてきては、
嬉しい感情がどわっと込み上げてきて。。

寝れないという初めての体験です








本当に素敵なオーナーにシェフに、
ご飯に雰囲気に何から何まで
いつの間にか大好きになったこのレストラン。



私がしばらく忙しくしていた間、
ピアニストをずっと代行してくれていた友人がお得意の分析力でリサーチを進めてくれて。

彼女のアドバイス通り、今日はやってみたのね。


その場の雰囲気がとにかく大事ってこと。
カップル、マダムの集まり、家族とか、年齢層に合わせても変えるといいよって。

本当にその通りやってみたら
すぐ効果があった~~
ゆいちゃんナイスすぎる!!!




あと今日は私が心地よく浸ってたなぁ。。あんな感じでいいんだね。遊び弾きみたいなので



でも知らない人からあんなに幸せそうな笑顔をもらえるなんてなぁ、、ほぅ


本当に魅力的なお仕事


これからもっと分析力つけていきたいなぁ




(そういえば今読んでいる本によりますと、

かのベートーヴェンは
前衛的な和声進行とか不協和音に作品を通して挑戦していることで知られていますが、
どこまでなら音楽として成立するか、
聴衆が耐えられるかをピアノソナタ等で実験し、
整理してから交響曲などに使っていたそうな。

自分のアイディアを推し進めるだけではなくて、作品が世に受け入れられるよう計算していたなんて、ベートーヴェンは実は調和のとれた天才だったんですね~。)

毎度、オチがなくてすみません





皆様、今日も素晴らしい1日を
お過ごしくださいね