ああ、シューマン。大好き。 | ドイツ暮らしの情報

ドイツ暮らしの情報

ドイツで音楽の仕事などしてる大阪人です。

生活や音楽や、
海外に興味のある方に向けての情報、またはただの呟きに付き合って下さる方との繋がりを求めて、こちらでの暮らしの様子を綴ります。

こんにちは音譜音譜


最近風邪をひいてしまいまして、

サボりぎみでしたDASH!すみませんビックリマーク(´・ω・`)






それでも
覗きに来て下さる皆さまに

改めて感謝でいっぱいですニコニコラブラブラブラブ
ありがとうございますラブラブラブラブ


実はこのブログ、
当初友人の勧めで始めたのです。

でも、始めてからどんどん
書くのが好きな自分に気づき、

今ではすっかり楽しく
書かせてもらっていますドキドキ



こちらでの音楽生活のこと、
その他伝えたいことなどなど
ザックバランに書いている私ですが、


いつも読みに来てくださる方がいて

本当に嬉しくて、
心より感謝していますラブラブラブラブ(*^.^*)





今日はどんより
雨模様のミュンヘンですが、

ある素敵なシューマンの歌曲に
すっかり癒されておりますハチ虹





先ほど、伴奏のお仕事の中で

シューマンの"Nußbaum"(クルミの木)

という歌曲に出会いました。




この曲がなんと美しいこと。。。(ノ_-。)ドキドキドキドキドキドキ







レッスンで楽譜を渡されるので、

はじめは初見で訳も分からずに

弾いておりましたが、

2回、3回と弾くうちに、


もう、久々のシューマン歌曲
に幸せがとまらない私でしたラブラブ!ラブラブ




2小節のイントロのピアノパートで

もうシューマンの見事なクルミの木の葉のような描写が溢れて、
歌手は導かれるように語り始める。



歌詞と音楽の絶妙なマッチの仕方といい、

細やかな対句に対しては
抜群の感性でフレージングが作られていて、


繰り返し出てくるテーマは
クルミの木の花が
穏やかに乙女を見守るような
温かさを想像させ、

最後の第3者の語りみたいな部分は
持続する低音が終わりを告げてるみたいで、
まるで童話みたい。


ああ、なんて美しい曲なんでしょう。。。。!!!!。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。




という感じでメロメロになってしまいました。

(もちろん、歌詞で分からない単語は

先生の歌手への指導が入る度に

こそこそ電子辞書で調べまくってました音譜笑)



ガスタイクに帰って
Youtubeで見てみたところ、


このElisabeth Schwartzkopf


さんが歌うNußbaumに


一目惚れしちゃいましたラブラブ


音譜Nußbaum







対訳がこちらのページに

載っていましたラブラブ

対訳


是非こちらを見ながら
一度、聴いてみてくださいラブラブラブラブ!






この歌手さんの素晴らしいと思ったところは、
ドイツ語の響き、
単語が含む空気感が

彼女自身の感情と深く結び付いていて、

歌われているというより
語られている音楽に聴こえるところ。


どの言葉も繊細に扱われて
感情が込もっていて。


文筆家であったことでも知られる
言葉やそのニュアンス、
言葉遊びを大切にする

シューマンの音楽を本当に体現してる
歌であり、演奏な気がしましたラブラブ

イタリアオペラの
華やかさや声の迫力にくらべ、

ドイツ歌曲、特にシューマンは
こういう歌われ方が
心に響くなあ。。。





夕方から10回くらい聴いちゃってますが、
毎回すごい感動してますからねラブラブラブラブ!




では今日はこんな感じで音譜

明日はこの前演奏した、

ノクターンOp.27-2
の録音を公開したいと思いますラブラブ



皆さま、素敵な一日をドキドキドキドキ