
いつもご訪問ありがとうございます

火曜日はミュンヘンにあるスタインウェイ・ハウスにて、
歌の伴奏のお仕事をしてきました

いつもレッスンで伴奏している歌手が
とあるピアノの発表会でゲスト出演させてもらうということで、
リートからアリアまで6曲伴奏してきました


・・・


雰囲気をお伝えするべく
開演前に何回かシャッターを切ったものの、
こんなぶれぶれの写真しか撮れておらず
申し訳ないです

このホールは"ルービンシュタインホール"という名前がついていて、
舞台の後ろの壁にちらっと見えますが、
彼が愛くるしそうにピアノをのぞき込んでいる大きな写真が飾ってあります。
レパートリーの膨大さといい、80年近い演奏活動の長さといい
伝説的存在のルービンシュタインですが、
その活動のほとんどがこのスタインウェイ・ピアノを用いて行ったとゆう
大変なスタインウェイ愛好家だったことでも知られています。
この写真を見ていると、
彼が心の底からこのピアノを愛して弾いていたんだなあという印象を受けました

ちなみにこのホールは2001年に彼の娘エヴァ・ルービンシュタインさんと、
やはりスタインウェイ・ピアニストのアルフレッド・ブレンデルが落成式を行ったそうです

100席ほどのキャパのスペースですがとても響くホールで、
よく調律されたスタインウェイ・ピアノは
音の粒がキラキラ飛んでいくような粒立ちの良さでした

ここで別の機会に
ショパンが弾けたら素敵だな~~(*^o^*)
。。。と思ったので、今日は最後に

ルービンシュタインの奏でるショパンワールドをご紹介させてもらいます



単純な思考なのですが、
マズルカのリズムやルバートの歌いまわしはポーランド生まれだから、
ポーランド人のルービンシュタインの演奏がやっぱりしっくりくると感じる曲集

昨年秋、
ポーランドはポズナンという街を友人と2週間ほど訪れたのです。
その気候、人々、街や建物、食べ物、ポーランド人の演奏するショパン、
男女のあり方などなど、、どれを見てもその地域の癖のようなものを強く体感しました。
そして改めてルービンシュタインの演奏するショパンを聴くと、
その時感じたポーランドの思い出が度々思い起こされる感覚がありました。
その音楽を聴くだけで、
自然とその風景や人々の様子が浮かぶ演奏・・と言う感じ!
私はそれを学びたくてドイツに留学しているわけなのですが、
音楽家への道のりはまだまだ長いです


とても長くなってしまいました!!
明日は、
フランス人フォーレの作品で
最近大好きになった曲について
少し書いてみようと思います

それでは皆さま、
今日も素敵な一日をお過ごしください
