40年近く 生きてるので、今まで 色んな死を見ました。
4歳の時の曽祖父の死、親戚のおじさん・おばさんの死、
18歳の時の同級生の死、尊敬してた女性の死、父の死、
親戚の11歳の子供の死、祖母の死、愛犬の死。
お年寄りの死、が最近多いのですが、なんとなく覚悟は出来てるんでしょうね。
死に直面してても、喪服を出しておかなきゃ・・・とか、
香典の袋を買っておかなきゃ、とか考えられます。
覚悟できてない、突然の死、子供の死って言うのは、
とっても辛いですよね。
10年近く前になりますが、親戚の子供が11歳で亡くなりました。
野球もやってて、病気でもなく、川で溺れてしまい、亡くなりました。
子供のお葬式って、本当に辛いですね。
親御さんを見てるも辛い。
さっきまで元気で、川に遊びに行った子が、変わり果てた姿になってた。
私には、想像も出来ないような悲しみだったと思います。
前から、その川の場所は、溺れる人が多かった。
でも、まさか、あの子が・・・って思ってた。
お通夜、告別式と参列しましたが、荼毘に付す前のお母さんの姿が、
今でも、目に焼きついて離れません。
お通夜も、告別式までも、お母さんは、ただただ下を向いて泣いてた。
お父さんの挨拶では、誰もが涙してた。
そして、棺にお花を入れて、出棺する時、
突然、お母さんが泣きじゃくって、
「やだよ、やだよ、○○○!やだよ!」
って、息子の顔を撫でたり、おでことおでこをくっつけたり。
式場のスタッフも、それを辞めさせることが出来なかった。
スタッフさんも、泣いてた。
それを見てる、親戚、友達・・・ 涙。
それが10分位続いて、お父さんが、お母さんを抱えて離した。
世の中に、なんで こんな悲しい事が起こるんだろう・・・って思う。
私の父の死も、衝撃的で、今でも遺体の父の顔を覚えてる。
9月に、一人で死んで、しばらく発見もされず、
腐敗が進んでしまった。
推定死亡日時の3日前に、近所の住民が、
父の・・・「家が何かおかしい。変な臭いがする。」 と、
大家さんが、一応見にきてたらしいのですが、
たまたま大家さんが、鼻が悪いらしく、別に問題なし、って帰った。
その年、国政調査があって、それで 父が亡くなってるのが明らかになった。
妹と私が、確認の為に、遺体が安置されてる、と聞いた警察署に行った。
でも、父の遺体は、もう葬儀屋さんに引き取られてて、
でも、私たちの心情を察してくれたのか、葬儀屋さんが、
警察署に遺体を運んでくれました。
そこで、見た父。
裸の状態で、胸まで白いシーツがかかってた。
膝から下は、少し見えてた。
顔を見ても、父と判別できなくて、歯の形で父だと分かった。
顔も体も、真っ黒で、目にはウジ虫がいっぱいだった。
鼻は溶けてた。
死臭も、すごかった。
妹も泣いてて、でも、「パパだね」 って話しかけたら、
「うん、うん」 って言った。
最初、妹は 「見たくない」って言った。
でも、「最期だから、あってあげよう」 って言って、遺体を見た。
一応、解剖もしてもらった。
でも、内臓まで腐敗が進んでるので、死因は不詳。
死亡日時も、推定だった。
火葬の日、花屋さんで花を買った。
父の兄は、父が裸だったので、洋服を棺に入れてくれた。
棺の中の父は、黒いケースに入ったまま、
葬儀屋さんは、
「もう、顔は見ないほうがいいですよ。」
って言うので、そのまま出棺した。
出棺する時、私は泣いた。
父と離婚してた母も来て、母が私の肩を掴んでくれた。
父が、骨になって、やっと落ち着いた。
今でも、死因が分からないこと、一人で旅立たせてしまったこと、
本当に、申し訳ないと思う。
立派な父、とは、とても言えなかったけど、
父がいたから、今私もここにいる。
ずっと、父の事を恨んでたけど、母と話した。
母は、
「死ぬ事で、その人の罪も消えちゃうんだね。」
「今は、3人の娘と、それなりにお金も残してくれて、感謝してる」
って言ってた。
最近、「俺なんて、死んだほうがいいや、孤独死でもいいや」
って言う人がいるけど、
残されたものは、一生、その十字架を背負って生きていく。
自分の事だけを考えないで、残った者の事も考えて欲しい。
ただただ、私は、これから穏やかな暮らしが続くことを祈ってる。