私が、精神科へ初めて入院したのは、22位だったかな・・・。
薬物使用により、身体が壊れ、治療を兼ねて入院しました。
幼稚園の時に、肺炎で入院したけど、それ以来の入院。
しかも、自分が精神病であるのに、精神科への入院が、
とてつもなく、怖かった。
2日後に入院、となって、その時実家にいたので、
薬物使用も出来なくて・・・
自宅では、身体を壊してるのに、まだ薬物やってました。
どこか冷静な自分もいて、入院に必要な物を揃えました。
その時、時期は4月だったので、ジャージやパーカーを用意した。
当日、当時の旦那さんが付き添ってくれて、
私は、不安でいっぱいで、何も会話が出来なかった。
入院手続きをして、病棟に案内され、「荷物チェック」がありました。
そこで、「カミソリ・毛抜き」は、ナースステーションへ預ける形に。
(お風呂などで使う時に、ナースに許可を得て使える。)
ジャージ、パーカーについては、ウエストやフードの紐が禁止、
と言う事で、紐を抜けば着てもいい、と言われましたが、
後で、紐を通すのが面倒臭いので、旦那に持って帰ってもらいました。
後、ベルトも没収。
タバコのライターも、ナースステーションへ預け、タバコを吸う時は、
ナースステーションのナースに火を点けてもらう、と言うルール。
(今は、喫煙に関して厳しくなりましたが、当時は、病棟内に、
喫煙コーナーがありました)
私は、4人部屋でした。
カーテンを閉めて、ベッドで休んでいたら、隣の人が、
「男性?女性?」と、とっても低いトーンで聞いてきました。
私は、もうそこで泣きそうになって、「女性です」と答えると、
カーテンを開けて、確認してきました。
その人は、当時私より年上の25歳位の女性でした。
表情が何もない、能面のような顔で、私を女、と確認すると、
ゆっくり、頭を下げました。
自分の精神も混濁してる中、こんな些細な事を覚えているのは、
その時が、よっぽど怖かったんだと思う。
その後、この能面のような女性と、仲良くなる。
その日、18時に夕飯の時間になったけど、旦那さんは、
ずっと付き添ってくれました。
夕飯は、ハンバーグでした。
でも、私は、その時普段から、まともな食事をしてなかったし、
入院初日で、とてもご飯を食べられる心境ではなく、
全部、残しました。
K大学の看護師さんは、とっても優しくて、医療行為も丁寧でした。
話もよく聞いてくれました。
少し、緊張がほぐれました。
普段から、安定剤やら眠剤やら飲んでるけど、
入院と同時に、「入院生活がしやすいように」との事で、
薬は、強い物へ変わりました。
要するに、活発に動くのではなく、ちょっとだるくさせて、
静かに過ごしてもらおう・・・だと思うのですが。
その日は、疲れもあって、すぐに眠りました。
次の日の朝、朝食で起こされましたが、何も食べず。
9時位に、心電図、脳波の検査がありました。
そこで、しばらくまともな食事をしていなかった事もあり、
立ち上げる事が出来なくて、車椅子で部屋に帰りました。
その時は、心電図、脳波にも異常はありませんでした。
3.4日経つと、自然に喫煙コーナーにいる人達と、
話せるようになって、冗談を言い合ったりして、
とにかく、その喫煙コーナーでの談話が楽しかった。
入院生活にも慣れて来て、旦那さんは毎日面会に来てくれて。
(母も何回か来てくれました。)
今は亡き、祖母も、当時小学生の私の妹と従姉妹を連れて、
面会に来てくれました。
私の2個下の妹も、小さな子供を連れて、面会に来てくれました。
その時、甥はまだ2~3歳だったので、別室で面会、と言う形でした。
ここの病棟は、入院が長くなると、ライターを自分で持てたり、
紐付きの洋服もOKになります。
男性でベルトが必要な人は、朝、ナースに借りて、就寝前には返す事になってます。
入院生活が、2週間になり、私は身体を壊していたので、
毎日毎日点滴で、喫煙コーナーへ行くにも、
点滴を引きづりながら、行ってました。
私の精神面も、爆発してしまって、
旦那が面会に来て、帰った時に、「発狂」してしまったんですね。
ここは、閉鎖病棟なので、一人で病棟外へ出れません。
院内の売店にも、一人ではいけません。
看護師さんは、忙しいので付き添いもできません。
自分の家族が一緒の時だけ、院内の売店はOKです。
色々な自由がきかない生活で、私は爆発。
その様子を見て、医師が、明日退院OK,と許可が出ました。
もう、点滴治療もいらなくなった事もあり、退院へ。
退院する前の晩、喫煙コーナーで会話してた仲間数人が、
「退院パーティー」と称して、お菓子やらジュースやら持ち寄って、
夜遅くまで、喫煙コーナーで話してました。
ここの、医師も看護士さんも、本当に優秀です。
患者への対応も、とても丁寧で、話をよく聞いてくれます。
でも、どこへ行ってもあるように、嫌な看護士さん、
必ず、一人はいます。
でも、良い看護士さんも、必ずいます。
その時の病棟は、比較的軽症な症状の方が多くて、
普通に話せます。
精神病棟だから、と言う暗さもありません。
(勿論、カメラ付きの隔離室はあります)
ある程度、落ち着いた患者しか隔離室からは出さないので、
危険な人、と表現するのは失礼ですが、
危ない人はいません。
これが、8回入院した内の、初めての入院です。
すっかり、精神病棟への偏見はなくなりました。
しかし、退院して自宅に帰ろうと、駐車場まで歩いてて気づいたけど、
自分の動きが、スローです。
てきぱき動けません。歩けません。
薬が強くなった事と、病棟内での生活しかしてなかったので、
自分が、すばやく動いたりする事が出来ません。
これも、慣れで数週間すれば、また元通りになるのですが。
病院によって・・・だとは思いますが、
少なくとも、
安心です。

