タレントの堀ちえみさんが舌がんを公表しました。その報道の中での「緩和ケア」という言葉の扱いについて記事を書いた先生の講演を聞く機会がありました。

 

 その先生は、こう言っていました。

 

 「緩和ケア=治療しない」ということではないと。

 

 Webサイト「緩和ケア.net」によると、緩和ケアとは「がんと診断されたときから行う、身体的・精神的な苦痛をやわらげるためのケア」のことだそうです。

 

 緩和ケア=治療しない、と考え、ケアが必要なのに受けていないことがあるとしたら、とても辛いのではないかと思います。

 

 緩和ケアの正しい理解が広まり、必要な人が必要なケアを受けられるようになってくれればいいと思います。

 今シーズンもインフルエンザが流行りました。そんな中、話題となったのがインフルエンザの薬「ゾフルーザ」です。

 

 テレビでも報道されたらしく、ご存知の患者さんもいらっしゃいました。

 

 名前の由来は、XO(ノックアウト,~がない)+ in「flu」en「za」 (インフルエンザ)で Xofluza(ゾフルーザ)だそうです。

 

 個人的に思う良い点・悪い点を書きたいと思います。

 

<良い点>

  • 1回飲めばOK

 話題になった最大の理由はこれだと思います。やっぱり楽なのが一番ですよね。吸入は上手くできない人もいるし、タミフルは5日間飲まないといけないのでゾフルーザに比べると大変です。

 

  • 錠数の設定が簡単

 ゾフルーザは、体重によって飲む錠数が変わります。体重という簡単な指標で決められるので、薬を出す側も楽だと思います。

 

<悪い点>

  • ウイルスの耐性化

 ウイルスの耐性化を調べる検査で、検査したウイルス株のうち約10%から耐性ウイルスが検出されたそうです。これは他のインフルエンザ薬と比べても高いそうです。ゾフルーザに耐性のあるウイルスに感染した場合、ゾフルーザを飲んでもあまり効かないということになってしまいます。

 

  • 商品が入ってこなかった

 話題になったためか、私の働いている薬局では注文しても薬が入荷しない状況になりました。

 

  • 値段が高い

 他のインフルエンザ薬に比べて値段が高いです。

 

  薬の選択肢が増えるのは良いことだと思います。それぞれの方に合った薬で治療が行われればと思います。

簡易懸濁法で著名な倉田なおみ先生の勉強会に行ってきました。薬剤師が新たな手法を生み出したのはすばらしいと思います。自分も何か生み出したいのですが、全く思いつきません(泣)。

 

さて、お話を聞いていて、倉田先生は口腔内崩壊錠(OD錠)を推しているように感じました。

 

経口投与の場合は、口腔内で崩壊する前提で作ってあるので、味・匂いがマスクされていて飲みやすいとのこと。

 

経管投与の場合の理由は忘れてしまいましたが、おそらく簡易懸濁法で崩壊しやすく、使いやすいからではないかと思います。

 

「またOD錠出るのか」とよく言ってしまうのですが、OD錠が増えるのもいいのかもしれません。