ペットから学ぶ終活です(悲しい話題でごめんなさい) | にぶんのいちのこっち側で ★癌と猫のわたしの部屋★

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2023年ブログタイトルを変更し、
猫のこと、病気のことなど書いています。
2023.01)胸腔鏡左下葉切除
 T3N2M0(ステージⅢb)の肺腺癌との診断。
2023.02)抗がん剤治療を開始。
 シスプラチン+ナベルビン
2023.04 遺伝子変異分子標的治療
 タグリッソ

こんにちは。

 

なんだか不幸は続くな...とつくづく思うのです。

 

3月に愛猫の闘病を看取ったばかり。

続く4月に、祖母が他界、

そして昨日、実家に居候させていた猫が天国へ旅立ちました...。

 

実家に居候させていた猫...というのは、まだうちの子が1歳半ほどの時に、

近所で母猫と逸れたであろう子猫を私が拾った、その子です。

 

人間が苦手で、

うちの猫たちにつられて網戸越しまで来たのを、私がサッと保護しました(笑)

 

主人には電話で相談し、「よく考えてね」と言われたのですが、、

保護しなければ、カラスに攻撃されそうな場所でもありましたし、数日間、他の外猫の後ろをついて歩いていたのですが、ついて行っていたのもオス猫でしたから、逸れたと確信して保護しました。

 

病院で検査して、健康な事は分かったので、里親を探そうとしましたが、

数日して「やっぱりうちの子でもいいか」となり、正式に我が家の子になったのですが、

成長と共に人間嫌いが強くなり、

特に主人の事が怖くて怖くて...。

 

それで、「小さい子どもがいるのに、猫の事で家族がまとまらないのはよくないから、

この子はうちに置いていったら?」と母が言ってくれて。

250kmほど離れた実家ですから、もう終生そこに住まわせる覚悟で置いていくことにしました。

 

実家にうちの子(猫)たちと帰省すると、私たちの部屋に「にゃ~♪」とかわいい声で来て、

でも人間は怖いので直ぐに隠れる...みたいなことをしていました。

実家には先住猫2匹と犬もいましたが、動物は仲間と思っているようで、何となくうまくやれていたようですし、母がクローゼットの一角にその子の場所を作ってくれたりして、随分快適に過ごさせてもらったと思います。

 

私たちと暮らしたよりも長い時間を、実家で過ごさせてもらいました。

引きこもって運動なんてほとんどしないからちょっと肥満気味だし、もともと胃腸が弱いのか、いろんなご飯をあげるとお腹が緩むので、健康は気にしていましたが、爪が巻き爪になること以外は病院にかかることもなく、静かに暮らしていました。

 

先週末、母から「黄色い胃液のようなものを2日連続で吐いた」という知らせがありました。

嫌な予感はしていました。

そして、昨日の朝、「全然食べられない。水だけは飲めた。病院に連れていく?」と聞かれ、

「病院に行くのもストレスだろう。病院で血液検査するって言っても負担だよね。そっとしておくことも選択肢だと思う。任せる。」と話しました。

夕方連絡がありました。「静かに天国に逝ったよ」と。

 

私には、うちの子達の仏壇に「よろしくね」と言ってお線香をあげる事しかできないけど、

大きくて、幸せな子になるように..とつけた名前が、全くその通りになったんじゃないかと、

母と話しました。

 

母とは、最期の迎え方を猫たちを看取る事を通じて話しています。

これも、終活なのかな..と思いながらいます。

 

 

ではまた。