ブログ開設~コロナの渦中、ストレスに気づく知恵~ | にぶんのいちのこっち側で ★癌と猫のわたしの部屋★

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2023年ブログタイトルを変更し、
猫のこと、病気のことなど書いています。
2023.01)胸腔鏡左下葉切除
 T3N2M0(ステージⅢb)の肺腺癌との診断。
2023.02)抗がん剤治療を開始。
 シスプラチン+ナベルビン
2023.04 遺伝子変異分子標的治療
 タグリッソ

はじめまして。

私、こまち と申します。

 

自己紹介に色々綴ってみましたが、

「こまちさんに話したら、ちょっと考えがまとまった~」とか、

「なるほど、そうゆう視点もあるのか...」等と、

気軽に相談して、ちょっと前向きになれる存在を目指しています。

 

現在の、新型コロナウイルスによる緊急事態宣言下の生活。

自由に行動できず、仕事にも影響が出ている方が数多くいらっしゃいます。

学校も休校が続き、外へ出ることも許されない子ども達は、ストレスを発散する場がありません。様々なサービスが休止しており、家庭内の役割が変わったり、増えることもあるでしょう。

 

とにかく、みんながみんな、ストレス過多の中にいます。

 

仕事がなくなるかもしれない...と、将来に不安を抱く人がいれば、

仕事を休みたいのに休めない...という、現在に不安のある人もいる。

 

 

命の危険がすぐそこにあるというときに、

何を優先し、

善悪の判断を貫き通せるのか。

 

 

そう。

「不要・不急」って何?ってこともあります。

 

 

自分だっていっぱいいっぱいなのに、

周りから更にストレスをぶつけられ、爆発寸前の方もいるでしょう。

 

子どもに、妻に、兄弟、おじいちゃん、おばあちゃん、、、

自分より弱い立場の、自分より体力的に弱い者への暴力に発展してしまうことも、

あってはならないけれども、どこかで、、、いや、いろんなところで起こっていると想像します。

 

 

自分の感性と他人の感性の違い。

埋められない溝があったとしても、今は命を守る行動をしなければならないはずです。

 

それは、自分の命だけでなく、

ご家族や、あなたの大切な人の安全・安心にもつながります。

 

 

私の仕事の中でも、

私の中では「不急」な事を依頼されたりします。

東京都内は感染者が連日100人超えの状況で、別の医療機関へ梯子するような仕事を依頼されたことがあります。

私は断りましたが、きっと同様の状況で断れない方もいるでしょう。

 

この時、仕事を依頼する人の感性と

私の感性は大きく違ったことでしょう。

私からすると、依頼した方は、私のことを軽んじていたとも思えます。

 

でも、断ることで、

一、私が自分自身を守り、

一、私の周りの方を守る事にもなり、

一、依頼した本人への感染を防止することにもなり、

一、依頼した本人に、それは不要不急だということに気づかせる可能性を与える、

等の利点があると思っています。

 

更に言えば、

私はコロナ感染のリスクを背負ってまで、あなたに従わないという意思表示をしました。

 

この時の私の心中は、当然ながら穏やかではありません。

後日談、スタッフも同様に想ってくれたことが私のエネルギーにはなりましたが、いちいちこういった方とやり取りするのはストレスが溜まります。

私の常識と違うからです。

常識の範囲が違う人と話す、相手に理解してもらうことはパワーが要ります。

感情を捨てる、無反応を装う技術が必要な対話も増えます。

 

そう、この時私は、

私の常識から外れていることは「悪」に思えています。

その仕事を受ける・断るという以前に、そんな打診をされたことに怒りが湧くのです。

緊急事態であれば、尚更です。

 

大阪でもありましたね。

コロナ感染の看護師が、翌日も勤務していた話。

これ、どう思われましたか?

医療現場がひっ迫しているということは前提としてありますが、

誰を、何を犠牲にするのでしょうか?

マスコミは、医療現場を擁護する意見を並べていましたが、

医療現場が、いつも正しい判断ができているとは限らないのです。

依頼した側も、受けた側も。

それが、ひっ迫という状況が生んだ「悪」なのかもしれません。

 

もちろん、この状況下で一方的に責められるべきではありません。

「私がやらなかったら」とか、「みんなも同じ」なんて考えが起こるかもしれません。

でもそれって、正しいでしょうか?長い目で見て、ベストを尽くしたことになるでしょうか?

 

では、「正しい」ばかりを問い詰めて、循環するのでしょうか?

 

とても難しい問題ではありますが、

これを、カウンセラーの立ち場で考え直してみると、

多くの人、多くの現場で、それぞれの防衛機制が発生し、

そしてまた、様々な感性が混在している事が見えてきます。

その人の考え方の癖を知り、行動パターンが分かってくると、対策ができるようになります。

これは、他人に対してだけでなく、自分に対しても対策できます。

その行動を止めたい、止めてほしい…ということになれば、考え方を変える必要があります。自分を含め、ある程度行動や感情のコントロールが可能な相手であれば、行動から変容させることもできますが、上司、取引先等の場合は、強い行動に出られないこともありますから、先ず、気づかせる必要があります。

 

今、ご自身の周辺で、どうにも分かり合えない相手がいる場合、

やみくもに攻撃的にならないでください。

そのエネルギーは、解消するどころか、増大する可能性があります。

 

相手を攻撃するより、自分を守るための行動をしてください。

 

断ることは、自分を守る行動です。

罵ったり、暴力を奮うのは、相手への攻撃ですから、その気持ちは枕に向かって大声で叫んでみてはどうでしょう。

 

そして、少しでいいので、気の置ける人と雑談してみましょう。

オンラインでもOKです。

気の置ける人がいないなら、当たり障りのない相手でもいいです。

 

それも難しい時は、作り笑いでもいいので、笑ってみましょう。

歌う事でも、物に話しかけるのでもいいです。

 

忘れてはならないのは、楽しい雑談にすることです。

 

もし、不安がいっぱい被さってくるなら、

自分役と聞き役を交互にしてみてください。

聞き役さんは「どうして〇〇だと思うの?」とか、

「本当にそうかな?」なんて質問を挟んでみてください。

自分の本音に迫ってみると、何に不安になっているのか、どうして怒っているのかが理解できるようになります。

 

ちょっと難しいかもしれませんから、

ご興味のある方、オファーくださいませ。

 

何かできそうな事、見つかったでしょうか。

 

ではまた明日。