節電のため、銀座は普段のような煌びやかなイメージはなく、

照明がほとんどない、不思議な空間

早い時間にデパートもしまり、銀座界隈の飲食店も大きな打撃をうけているだろうと

思い、知り合いに紹介されていたお店を訪ねてみました。


そこは並木通り沿いにある、ビルの9Fで、

エレベーターをあがると、反対側のドアーが開き、

縦長の空間を上手に利用して、ある造りになっており、

予約をしていたのでカウンターに座ることができたのですが、

鉄板が目の前にあり、料理を焼くのをみながら、

料理長とも会話をしながら食事のできるという贅沢なスペースでした。


最初にトイレをお借りしたのですが、とても広く、

手洗いのスペースが二か所あり、シャワーまでついています。

銀座でもこれだけトイレにスペースをとっているところはないと思いますが、

それもそのはず、車いすの方、オストメイトの方でも利用できるよう大きく、

人工肛門を洗うためにシャワーがついているのだそうです。

どうりで、廊下の道幅も広く、椅子の感覚も広いと思いました。

メニューにも点字がうってあり、目の不自由な方などにも配慮されています。



料理もとても美味しく、和牛も熟成させているので、とても柔らかく、

メインにお好み焼きがでるという変わったスタイルで、前菜からデザートまで

とても美味しくいただきました。


障害を持つ方にあわせて形のかわるフォークやスプーンなども用意されており、

そのような方にも是非楽しんでいただきたいというオーナーの理念が伝わるお店です。


非日常を楽しむという意味で飲食店を利用するということでリフレッシュするかたも

多いとおもいます。障害をもったかたにも楽しめるお店だと思うので、

是非みなさんにも知ってもらいたいお店の一つです。

お店の名前は『朔月』

東京都中央区銀座3-3-14
グランディアビルⅡ9F
03-5579-9588