潜在意識にとって、主語はいつも自分。
「あの人、かわいいね♪」→「私はかわいい♪」
「あの人最低!」→「私は最低。」
という風に。
自分のことじゃなくても、話を聞いているだけで、そのイメージが作られ、まるで自分の世界で起こったことのように、潜在意識に浸透していくのです。
(「ふだんの会話から人生がわかる」に、そういう潜在意識のしくみについて、もう少し詳しく書いています。)
では、ネガティブな気持ちになったときに、それを人に相談したり、話したりしちゃだめなのでしょうか。一人でなんとかしなきゃいけないのでしょうか?
そんなことはありません。人に話を聞いてもらったり、相談したりしてもいいのです。
ただし、話をするときに、どういう意識で話すかが重要なんです。
A「うちの上司ってさあ、いつも早くしろ早くしろってうるさいのよね~。いやになっちゃう。前の会社でもそうだったわ、だってね(延々とこんな感じ)」っていうのは、ただの愚痴。
そうではなく、
B「うちの上司って、いつも早くしろ早くしろってうるさいの。いやになっちゃう。どうしたら、上司がいらいらしなくなるかなあって考えてるんだけど・・・どうしたらいいと思う?」
同じ状況について語っているけど、AとBでは、全然、意識の向いている方向が違うと思いませんか?
Aのように、愚痴だけを言っていても、話す方にも、聞いている方にも、ネガティブなエネルギーが循環しながら増幅していくだけ。
同じ、悩みごとの話をするなら、Bのように、「どうやったらもっとよくなるだろう・」と意識で話してみてください。
そのためには、誰に話をするか、も大事になってきますね。
あなたが相談したときに、一緒に前向きに考えてくれる人に話すこと。
そういう人とは、たとえ、あなたがぐちを言ったとしても、ポジティブで前向きな方向の会話ができるはず。
「どうやったらもっとよくなるだろう。」を前提に話す。
誰に話すか、考えて話す。
そうすれば、ネガティブな状況を話す会話も、お互いの人生の学びになり、有意義な時間になることでしょう
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