ライフは、日本一の売り上げを誇るスーパーなのか。


もう6年ぐらい前だったか、ライフに転職してしまった青年がいた。


会社の上司と馬が合わなくて、喧嘩分かれのような形で辞めたと聞いた。

こう言うときは、周りが口を濁す。

ある日本人から、突然退職すると聴かされて、ただただ驚いてしまった。

その時に、僕はライフに転職します。これまでお世話になりましたと、頭を下げられた。

えっ、ライバル会社にと、また驚く。

私はその時に、とある食品スーパーの本部にいた。

彼はそこで仕入れ担当者として、頑張っていたのだ。

喧嘩別れだったため、送別会はなし。

ただ記念品は送られることになり、彼の上司が集金にやってきた。

優秀な部下が辞めてしまうんですよ。と、悔しそうだった。

その人も、上司と喧嘩したのか、マネージャー職を解かれてしまう。

まあ色々ありましたね。会社勤めは、難しい。

ライフと私のいた会社は、水を開けられた形だ。

でも、お世話になった古巣が発展してほしい気持ちは持っている。

食品スーパーは、庶民の味方。緊急時には、生命線としての役割を持つ。

勤めでいた時には、さっぱり誇りを持てなかったけど、退職後に色々気づくことがある。

勉強になっていたんだ。役立たずのサラリーマンだったけど、お金をいただきながら、学んでいたんだと、今は思う。