この記事はいろいろと考えさせられる。


何不自由なく、伸び伸びと育ち、周りの人(特に男性)に大事にされてきたはずが、大人になり、大きく道を外れてしまう。



友人のケースと似ているなと思った。


エピソードの数々は違っているが、この2人と同じで友人は長女で優秀な妹がいて、男兄弟はいない。


友人は母親と仲が悪いのが大きな違いなのだが、一時期妹さんのお子さんを異常な程可愛がっていた。


その様子を見て、妹さんは嫉妬していたそうだから、どれぐらい溺愛していたのかが、伺える。


妹さんが優秀だったが、友人が凡庸だった訳ではなく、同じくらい優秀だった。


でも友人は不景気な時期、妹さんはバブル期に大学を卒業。


その後、妹さんはあっさりと結婚してしまう。


友人は、一流大卒なのに、小さな零細企業にしか入れず、その後私がいた新聞社に転職してきた。


そこを辞めてから、馬車馬のごとく働き、フリーランスになる。


私と違って、充分に魅力的だった友人は、言い寄ってくる男性はいた筈なのだが、何故か結婚しなかった。



仕事を楽しみ、趣味のテニスに打ち込んで充実した日々を送っているかに見えたある日、異変が。


誰かに見張られている。嫌がらせを受けている。


と言うようになり、携帯も固定電話も解約。


昨年は、仕事も辞めてしまい、引きこもってしまった。


そんな友人の状況をみても、ウチの娘は正常ですから、もう構わないでくださいと、言い放った父親。


麻耶さんも、父親に絶縁されたそうだ。


明らかに様子が変な娘の姿を、認めたくないのだろう。


でもね、向き合えるのは、肉親しかいないのだよ。



浅田舞さんは、お母さんが早くになくなり、お父さんは…あまり思わしくないようだ。


舞さんは、特に問題行動を起こしていないが、喪失感を埋めるように、パチンコ屋通いをしているようだ。


別にお金を使い過ぎなきゃ、何の問題もないんだけど、ちょっと物悲しさが漂っている気がする。