テレビで桜の開花宣言してます

宣言より、それを聞くために集まってる人の多さに驚きです

今日、必ず宣言すると言ってないのに

毎日集まってんの!?うちの近所の内科医院はてなマーク

 

私の居住地は春か?と確認する間もなく夏日が来ました

暖房切ったとたんに冷房検討するこの気候を真剣に考えねばなりません

 

それでも世の中は一年で最も穏やかな季節、春

私も先月の砕けた豆腐メンタルより少し立ち直って来ました

砕けた原因は次女の受験です

 

大学受験は現在、様々な方式がありますが、

「共通テスト」が大きな存在なのです

この点数を基準に推薦が決まったり、受ける大学のランクが決定するのです

 

次女はこれで大コケをやらかしたのです

ここでコケてしまうと、今まで8割通ると言われてた大学でも

受験資格すら無くなってしまうのです

 

各大学が行う2次試験で取り返す!と言うこともありますが、

大学が共通テスト(共テ)の割合をどれくらいにするかは自由裁量なのです

 

次女の希望校は割合がかなり大きく、お気楽な学校の担任ですら

「ダメだ、こりゃ」と言ってきたのです

 

そこで次女が荒れるかなと思ったのですが、

泣いて泣いて泣いて、だんだん小さくなっていったのです

 

人間が小さくなるわけないのですが、

ついでに影も薄くなりました

今まで日本語として知ってたのですが、本当に薄くなるのですね

実際は何だか中身が軽くなったように見えて、歩き方もふわふわしてる

私のような鈍い人間にも、存在感が無くなった事が感じられるのです

 

親としてとても困るダウンダウンダウン

当たってくれたらよいのですが、部屋の隅っこで小さくなってます

慰めても怒ってもどうにもならないのです

 

一度のテストで3年や6年の努力が否定されるシステム

そりゃAOや学校推薦が主流になるわけだえーん

人生、進学や偏差値が全てじゃないし、人生は終わるまでわからん、

なんてセリフは50年くらい生きてきた妖怪だから言えるわけで、

18年の人生ほとんどを否定された18年しか生きてない人に理解出来るわけがない

 

2日ほど親も子も拷問みたいな日常を過ごしました

そして頭を下げて来るので嫌な予感が背中を走る真顔

 

「遠距離の大学を受けさせて」嫌な予感どストライク野球

代わりに「全て落ちたらすべり止め私立に文句言わず進学する」

「第二、第三希望は親の言うことを受け入れ、学部が好みじゃないとか、

女子大はイヤだ、などは言わない、進学もする」

 

正直、遠距離の大学もかなり宝くじ

優しく見積もって、商店街の福引当選率

それでも本人が自分を立たせるため考え抜いたんではあるんでしょう

 

でもオカンは反対バツレッド

甘ったれに一人暮らしは無理、

そして遠距離じゃない近隣大学だってそんなに悪いとこでも無い

希望にリーチ届かなかったのは本人の実力と運

 

なんて酷いこと言う親だと思われるでしょうけど、

大学はゴールじゃなくてスタートだから

そこまでここに全力注いでも先が続かないじゃん

一か八かじゃなく入れるとこに入って、

ある程度余裕持って前へ進むべきと思うのです

 

しかしここで夫と長女が賛成に票を投じ、

2対1で私は敗北ドクロ

彼らは「ここまでの努力を報いてやりたい」と

夫は自分が下宿組なので下宿は反対じゃないのもある

 

そして長女が

「ここで思いを遂げさせないと、たぶんずっと浮かばれない

ダメならダメで成仏させてしまわないと前に進めない」

めったにないまじめな考えを述べます

 

二人の反対を押し切れず、次女は遠距離を受験することになりました

受験を決めたとたん、次女の存在感は元に戻りました

泣く事も無く、穏やかに過ごすのです

人間ってやはり中身が外に出て来るものなのですね

 

そしてありがたいことにご縁を頂けました

私立行くよりお金かかるやーんポーンと言う叫びは外に出せないので、

ここで吐き出させてもらうことにします

 

次女はこの経験で少しでも成長出来たのでしょうか?

相変わらずの極楽とんぼではあります

一人で500km以上離れた土地に出すのは冒険を超えて無謀、、、ゲッソリ

子供のために逆単身赴任する母親がいると聞きますが、全然笑えないぞ

春までまだまだ先が長いです