先月のとある土曜日、次女の高校の進路説明会と懇談会がありました。

 

本当なら午前中は授業参観なのですが、

昨今の状況を鑑みて中止。

昨今の状況鑑みたら、学校来るの中止にした方が良くないはてなマーク

と思うんですが。

 

次女の学校は古き良き伝統のどうでもよいとこだけを受け継いで来てるんで、

「何でこんな事必要なの?」と思うとこがあちこち出てるのと、

合理的を嫌う傾向にあるのです。

 

本日の予定、13:00から体育館で進路説明会。

14:00から各教室でクラス懇談会。

15:00から各教室でクラス懇親会。

 

懇談会は担任から全員にクラスの様子や学習の経過報告みたいな感じ。

懇親会は自由出席でだいたい自分と子供の自己紹介で終わる。

参加自由ですが子供が普段お世話になってる子の親御さんに挨拶などあるので、

出席率はかなり高いのです。

 

さてさて進路説明会。

前日にアンケートが子供経由で配布されます。

 

記名式で第一問。

回答に〇をつけて下さい。

「本日の体温は?  (平熱・微熱・高熱)」

大丈夫か、この学校!!ポーン

左以外の回答のヤツはそもそも来たらアカンやないの。

 

 

そして第二問

「平熱以外の方にお伺いします。微熱、高熱の理由をご記入下さい」

聞いたところで何が変わるのか真顔

 

謎のアンケートを持参して受付へ。

ちゃんと検温もあります。最初からここで測ればいいじゃん。

 

このようにつまらない伝統ややり方に縛られる学校は、

急激な変化に対して早急な話し合いを無駄に重ねて、

考え過ぎて斜め上の結論が出てしまうんだと思います。

 

進路説明会は左右二列になって並んでいます。

以前は隣の人の肩を借りて寝れる距離。

今回は手を出せば手をつなげる距離。

ソーシャルディスタンスちゃうやん!!カップルのディスタンスやんちゅー

 

そして説明会。先生も準備大変でしょう。

始まるのが遅れるのは仕方ない。

でも「これは略します」「これは資料御覧下さい」の連発。

これYouTube配信で十分ですよ。

 

ここの学校、大都会にあるのです。

最寄駅は東京都心並みの混雑路線含めて6路線入ってる。

こんな時節に呼び出すなムキー

 

まあ来てしまったのでクラス懇談会も行きます。

文句ばかりですが、担任の心遣いにはいつも頭が下がります。

担任はアラサー男性で、見た目のび太君が大人になった感じですが。

この人のすごいところは1度言ったことは忘れない。

懇談の会話は耳に入った限り、誰が何を言ったか覚えてる。

子供らもひるむ驚異の記憶力の人なのです。

そこに加えてとても気遣いなので、次女には最適だと感謝しております。

 

懇談会はつつがなく終了。

続いて懇親会です。準備の間に自己紹介内容を頭の中で練ります。

 

まず役員の挨拶。

「今回はこのような状況なので順番に自己紹介をするのは中止します。

周囲の方とお好きにグループになって頂いて、ご自由にご歓談下さい」

 

ちょっと待ってー滝汗滝汗滝汗

それっていきなり人数指定無しのグループ作成?

中学生の遠足グループよりハードモードのゲームやな。

 

次女は友達の話しないからほとんど知りません。

知ってる友達は教室の端の方。歩いていく勇気もない。

 

半泣きになりかけてると、斜め後ろの方が声をかけてくる。

「次女ちゃんのお母さんですよね?この前オンライン講義でお世話になったと思うんですが、

〇〇の母です」

あ、知ってる!特別講義とか言うヤツ一緒に受けたって聞いたニコニコ

 

機転の利くお母さん、前後左右の人に声かけて、

「良ければ円になりませんか?」

困ってる人ばかりだから素早い。助かった。

 

周りを見回すと同じような円がいくつか。

そしてあふれてるお父さんとお母さんがちらほら。

こんな大変なイベント、いきなり始めないでー笑い泣き笑い泣き

 

「お忙しい方はお帰りになっても大丈夫ですよ」

親切に見えるけど失格の人は退場って言われてるような…。

私、もうちょっとで退場でしたがな。

 

疲労困憊して電車に揺られて帰宅。

やはりもっとオンラインを活用してと学校アンケートに書くしかない。

 

そして夜、学校から緊急メール。

「生徒1名コロナ感染しました」

次女に聞くと「昨日言うてたな」

知ってるんなら先言ってムキー

その状況で学校も懇談会やるかはてなマークパンチ!

 

案の定、次々連絡メールが流れてきます。

保護者からのクレームが相当入ったと思われる内容ばかりです。

 

あれから14日、一緒に懇談参加したママさんも含め、

私の知ってる範囲での感染は無かったようです。

 

そして昨日、次女の持ち帰ったプリント、

「年明けのスキー合宿はおそらく実施可能です」

どこまでもくじけない学校。そのメンタルは娘に伝授してほしいと思うのでした。