ども。ちゃんいーです。
今日誕生日の人、おめでとうございます。
↓の続きでござーます。
まだ読んでない方は↑からどーぞでござーます。
2日目ですね。
バスで一気に山下り。
初日に滝を片付けたからな。いや 言い方。
10時前には軽井沢駅に着きました。
まずは荷物を預けに宿泊予定のアパホテルさんへ。
軽井沢駅から徒歩30秒!
駅近最強!
身軽になったところでホテル真向いの白ネコサイクルさんへ。
そうです。今回は自転車を借りて回ります。
そういえばこれも初めてですね。
「えっ。9年間なにしてたん?」ってなるくらい初めてが多いですね今回の旅は。
天気が微妙だったんで直前までレンタカーに変更するか悩みましたが
「いや行けるっしょ!!行ったれ!!」
と お得意の勢いで予定通り決行しました。
運転したくなかったんで。
記念にパシャリして、銀座へ。
あ。東京の銀座じゃないです。
さすがにチャリで長野→東京はハードすぎます。
旧軽井沢銀座通りです。
ちなみに二人とも人生初の電動自転車。
最初は意図しないタイミングとパワーで加速して おうふっ ってなったけど、慣れたらめっちゃ楽だねあれ。
上り坂も全くストレスなくスイスイ進む。
軽井沢フランスベーカリーさんにて
かのジョン・レノン氏が愛したというフランスパンを賞味。
これが食べたかったんですわ。
銀座通りを一通り流し見て、幾らかお土産も購入。
なんだかんだ1時間以上滞在しました。
その後は南軽井沢方面へペダルをこぐこと30分。
軽井沢タリアセンに到着。
塩沢湖を中心に、美術館や庭園、ちょっとした遊園地が集まったレジャー施設です。
上記写真の奥右手に見える睡鳩荘(すいきゅうそう)内を見学している間に
めちゃんこ晴れました。
秋晴れ通り越して夏日になりました。
暑かったです。
ちゃんいーのグラサン と あーさんの日傘 発動。
持って行ってよかった。
ペダルボート日和ですね。
朝の曇天が噓のよう。
遊園施設ではゴーカートとサイクルモノレールに乗って、年甲斐もなくはしゃいでやりました。
まだまだ若いぜ。
昼食は園内の軽井沢バーガーカンパニーさんで。
信州黒毛和牛100%ビーフパティ、ジューシーで食べ応えありました。
食事を済ませたら自転車に戻り、すぐ近くにあるムーゼの森へ。
エルツおもちゃ博物館、絵本の森美術館の二つの施設からなるミュージアムパークです。
両方観て1時間半くらいでした。
ここであまり時間がなくなってしまったので駅方面へリターン。
タリアセンが想像以上に広くて楽しくて、長居してしまったのが尾を引きましたね。
少々名残惜しさを感じつつ、1日お世話になった自転車を返却。
ホテルにチェックインして、少し休憩。
夜はこんなの参加して来ました↓
ツアーの集合時間まで少し余裕があったので、プラザ内でケバブ買って小腹満たし。
このケバブ屋の主人がすごい気さくに流暢なカタコトどっちやねん。で話しかけてきて面白かった。
「カルイザワ、イイトコロヨ!タキミタライイヨ!」
「オー!スゴクイイトオモウ!!カルイザワバッチリ!」
"カルイザワバッチリ"の太鼓判をいただいたところで、集合場所へ。
ツアー、最高の体験でした。
ニホンジカ、キツネ、タヌキ、イノシシと、野生動物遭遇しまくり。
立派な角を持った雄ジカの優美な姿もほんの数メートル先に拝めたし
イノシシのこどもたちが、乗車していたバンのすぐ横まで寄ってきたりもして
ガイドの I さんも
「イノシシこんな近くまで来ることないですよ。こんなの初めてです。」
と興奮気味に話してくれるくらいにはラッキーデイだったみたいです。
当初の予定では山中を登っていくコースの後に平原コースも用意されていたようですが
想定より動物たちに遭遇しすぎて、山中のコースだけでタイムリミット。
参加者は我々ともう一組 母子 の計4人。
この子がね。4、5歳くらいの男の子なんだけども。
とてもよく話すおもしろかわいい子で、始終楽しませてくれました。
彼がいてくれたおかげで何層倍楽しいツアーだったな。
参加者含め、何もかも神引き。
いい思い出になりました。
20時に山から帰還、解散。
「…(正直今日はもう満足だったりするけど、あーさん次第だな)」
「…(ホテルでゆっくり食べたい気もするけど、ちゃんいー次第かな)」
歳なのか?
もう歳なのか?おまえら。
9年も一緒にいると思考も似通ってくるというか。
なんか今 同じこと考えてそうだな って空気は、声のトーンやら表情やらでなんとなくわかっちゃうよね。
とはいえこんなシチュエーションでシンパシー感じるの、ちょっと心外なんですけど。笑。
ちょっと前なら "旅行来てコンビニ飯はないっしょ!" とか言ってたと思うんですけど。笑。
最近なんかこう、ふとした瞬間に自分の価値観の変動を実感するよね。
私もあーさんも、日に日に、少しずつだけど確実に変わっていってるんだな、と。
良くも悪くも。
同じものを見て、同じものを感じて、
ずっと一緒に同じ道を歩いてきているから、ふたりの間にギャップはほとんどないと思う。
成長も衰えも 似たような形で 似たような早さで 発現してきてる実感がある。
それはすごく幸せなんだけど。
それでも、なんだかな…。
出会った頃の自分たちを俯瞰でみた時に、
今の自分たちを 全面的に肯定できるか というとそうでもない。
新鮮さ や 刺激 よりも 平穏 を求めるあまり排他的になって、新しい交友関係を一切 築こうとしなかったり、
あれやりたいな これやりたいな と思うことはあっても
実行に移すまでのプロセスを想像すると途端に面倒くさくなって身を引いたり。
そんな自分に気づいてしまうと、
ジレンマというか、もどかしさというか。
なんだかやりようのない感情を覚えたりもする今日この頃。
もちろん良い面もたくさんあるけど、
やっぱり「戻りてえな」ってのが脳裏にちらつくんだよね。
あの頃に じゃなくて、"あの頃の自分" に戻りたい。
そんな風に考えてるのは私だけかな。
元来、あーさんに比べても悲観的だからな私は。
この寂しさにも似た気持ちをどう昇華したらいいか。
それがいまいち掴めずに わだかまってるあたり は、まだ若いというか、未熟なんだろうね。
というか世の大半の "大人" ってやつは考えるより先に諦めて忘れて
その上 諦めること も 忘れること も "成長" だなんて呼称して開き直ってるんだろうけど。
かくいう私もすでに、多かれ少なかれそのふしはあると自覚してるし、
10年後20年後の "あれもこれも放棄した自分" が想像に難くないわ。
歳を重ねれば自ずと知識も能力も蓄積されて 出来る事 自体は増えていくはずなのに、
皮肉なことに気力は能力と反比例。
あれこれと"やらない理由"を探してくっつけて "仕方がない" と自身を正当化する。
本当はただ "面倒くさい" だけなのにね。
そのくせ、最後の最後になって、
"自分に正直に生きればよかったな" なんて後悔するんだ きっと。
そういう都合の良い馬鹿な生き物なんだ。人間って。
あれ?なんの話だったっけ。
あ、コンビニでごはん買ったよって話ね。
ということで、
この日の夜はホテルでコンビニ飯 。
これ、ひっさびさにやったけど
ここ数年は ちょっとお高い旅館で朝夕付ける のがお決まりになってたせいか、逆に特別感あってなんか楽しかった。
付き合って間もない頃の泊まりデート思い出したりなんかして。
それにしても、旅行中に宿泊先で食べるコンビニ飯ってなんであんなに美味しく感じるのかしらね。
たまにはいいね、こういうのも。
天候にも恵まれて、充実した2日目でした。