今日誕生日の人、おめでとうございます。

 

ちゃんいーです。

 

つづきです。

 

 

 

予報通りの雨。でも屋内ならノープロブレム。

っつうことで 栃木県立日光自然博物館 に行ってきました。

 

 

博物館に隣接している 奥日光インフォメーションセンター のコインロッカーに荷物を置いて入館。

入館するなり、「ちょうど上映始まりますので」と "四季彩ホール"とやらに案内される我々。

 

ホールに入ると目の前にはめっちゃでっかいスクリーンが。(高さ4メートル、幅20メートル)

そして周りを見ると誰もいない…笑

おいおい貸切かよ(笑)


この馬鹿でかいスクリーンが我々2人だけのために稼働している様は

いささかシュールで少々気恥ずかしさを感じたりもしましたが、

いやはやなかなか貴重な体験をさせていただきました(笑)

 

 

 

主な展示物は奥日光の自然や歴史。そりゃそうか。

 

 

これ面白かった。

タブレット端末で特定の物を映すと解説が表示されるの。

ARってやつ?

 

 

 

奥日光の四季を映像体験。没入感あるよね。

ぱっと見 屋外で撮ってるように見えて、画像フォルダ振り返りながらちょっと混乱した(笑)

 

 

 

 

博物館を一通り周ったら、荷物はコインロッカーに入れたまま大使館別荘記念公園へ向かいました。


歩いて。

 

なぜ歩こうと思ったのかは私にもわかりません。

雨降ってんのにね。

なんか、歩きたかったんでしょうね。

 

結構距離あったな。

 

道中、中禅寺の前を通ったので記念にパシャリ。

 

 

この人もよう文句も言わんとついて来てくれはるわ。

たまには「は?なんで歩くの?馬鹿なの?」

などと罵って欲しい。

あ、それイイな。新境地。

あーさんに罵られてみたい。


 


英国大使館別荘記念公園

 

の館内。

 

 

 

外観は撮れなかったよ。

いかんせん雨足が強くて。

 

 

 

 

熱心に資料を見るあーさん。

そしてこの十数秒の後、私のほうへ振り向き一言。

 

「よくわかんないね!(´・ω・`)」

 

彼女は一体なにを考えているのだろうか。

 

 

明治維新の最中に大活躍した英国の外交官 "アーネスト・サトウ氏" が、(何年か忘れたけど)明治時代

「故郷の風景に似てる!ここめっちゃ好きや!ここに家建てたろ!」言うて建てた山荘。

 

(晴れた景色が見たかったね)

 

本当にこの中禅寺湖の景色が好きだったんだな、というのは、頭の悪い私でも前述の博物館で映像を見て感じました。


あの映像作った人すごく優秀。

博物館だけじゃなくてこの別荘跡で流すべき。


晩年のサトウ氏が最後にここを訪れて中禅寺湖を眺めながら"もう思い残すことはない"とでも言うかのように満足気な表情をしているカットなんてあたしゃ涙ちょちょぎれちゃったわよ。

 

あ、サトウ つっても英国人。

日系人じゃありません。"佐藤"じゃありません。

綴りは Satow(ここ大事)

 

で、その山荘が後に 英国大使館別荘 として2008年まで使われて

その後 2010年に栃木県へ寄贈され、今は一般公開されている、と。

 

はい。後半ググりながら書きました。

ググりながらタクシー運転手さんが同じことを教えてくれたの思い出しました。

あのタクシー運転手さんどんだけだよ。

ほんの40分で奥日光の全てを教えてくれたんじゃないか?

 

 

ところ変わってこちらは イタリア大使館別荘記念公園

 

の、館内。

例によって外観の写真は無し。

 

 

別の観光客と話してたガイドらしき人曰く

英国大使館のほうは近年建て替えられた為に、当時の生活感のようなものは残っていないんだと。

 

比べて、当時の空気感が残っているのがこちらの イタリア大使館別荘記念公園 の魅力だそうです。


 

え?盗み聞きじゃないわよ?

たまたま聞こえちゃったんです。

 

 

言われてみればあちらはいかにも "展示施設" といった感じでしたね。

2階なんてカフェになっちゃってたし。

 

一方でこちらのイタリア大使館においては…確かに。

"当時の様子を再現しました" 感が強い。

 

なんならこのまま住めそう。

 

 

スタッフさんが撮ってくれました。

 

「もっと"大使のバケーション"っぽく!」と言われたので

なんだそりゃと思いつつどちゃくそ偉そうに寛いでやりました。

いや語弊あるな。

大使っぽく品性は保ったつもり。

と思ってたけど写真見る限り ただただ寛いでるおじさん だわ。

 

まあ隣のお嬢さんがお上品なので問題ないでしょう。

 

 

 

 

この後はバスで 奥日光インフォメーションセンター へ戻り 荷物を回収した後

これまたバスで 東武日光駅 へ。

 

奥日光に別れを告げて再びいろは坂を越えます。

 

東武日光駅に着いたのが13時頃。

昼食時だったので近くにあったレストラン "らんぶる"へ。

 

日光最後の食事になるであろうということで…

 

 

 

 

ゆば丼

親子丼の鶏肉をゆばに置き換えたような感じでしょうか。

たまごとじの巻きゆばです。

濃いめの出汁効いててなかなか美味しかったね。

 

ゆば天丼

あーさんチョイス。ゆばの天ぷら乗ってます。

ちょっとかじらせてもらった。これは…アリだ。と思った。

 

 

ゆばの唐揚げ(左) と ゆば入り餃子(右)

ゆばを唐揚げに…?なにを考えてやがる…?

なんて思いつつ興味本位で注文。

思いのほか悪くない。良いつまみになった。

 

ゆば入り餃子のほうは普通に餃子だ。

はっきり言ってゆばはほとんど感じなかったな。

私の舌が馬鹿なのか…?

 

あと日光路ビールね。

ビールは外せないよね。

 

 

 

 

これでもかと言わんばかりのゆばラッシュ。

 

このブログを書いている”今のちゃんいー”は思う。

 

 

馬鹿なの…?

 

 

もう、しばらくゆばはいいや。と思いましたね。

というか注文しすぎて普通にお腹がパンパン。

もう、ほんとにアホ。

 

 

それと、なんかいろいろとゆば料理食べたけど、

 

やっぱり ゆば刺し が一番美味しい。

 

結局 ゆば は ゆば刺し よ。

ゆば刺しを醬油とわさびで食すのがいっっっちばん美味い。これに限るわ。

 

 

 

昼食を済ませたら、駅からタクシーで日光東照宮へ向かいました。

 

 

 

雨ですな~。

 

 

雨で行くもんじゃないぜ。

 

いや、雨だけならよかったんだが。

 

 

めっちゃ人いた。

平日だってのに。

 

なんか、外国人観光客団体と修学旅行団体にぶつかっちゃったんだよね~。

ただでさえ雨で動きが制限されてんのにね~。

 

人多い中じゃあんまりマイペースにゆっくり周るわけにもいかず、流し見るような感じになっちゃったわ。

 

ぶっちゃけなにを撮ってるのかよくわかってない(笑)

 

 

まあそんな中でも要所は押さえたつもり。

 

 

 

三猿

 

陽明門

逆さ柱 探したかったけど、残念ながらそんな余裕はなかったね。

完璧に作ってしまうと逆に魔が差すだとかで、あえて逆さの柱を一本作ったんだってさ。

あ、これも例のタクシー運転手さんが教えてくれたやつね。

 

 

 

眠猫

 

 

 

家康公の墓

戻り際の売店で眠猫のストラップ買いました。かわちい。

 

 

 

撮影NGの 鳴龍

あれすごいね。どういう仕組みなん?

 


上記は「これは見てきてね」と件のタクシー運転手さんに言われてたやつ。

もう、今回の旅行の立役者だね、彼。


 

そんな感じで見たかったものは見れたけど

 

晴れた日にもう一回行きたいな。

 

 

いつかリベンジしたいものだ。

 

 

にしてもこんな天気で修学旅行ってのはちょっと不憫だったわね。

 

…いや。

もちろん子供たちも残念だろうけど、


ありゃ先生大変だよなぁ…。

 

雨の中 人混みの中

数十名の子供たちを引率

 

疲れるだろうな~…。

 

しかも修学旅行生たちとすれ違ったの、

家康公の墓に続く200段くらいの階段の最中だしね。


当たり前だけど、

娯楽としての旅行ではなく

授業として組まれたプログラムだから

今日はこの天気だし!人も多いし!ここは辞めておきましょう!

なんて端折るわけにはいかないもんね。

 

なんでこんな天気の中…なんて、

モチベそがれて自分の不運を嘆くだろうな、私だったら。

 

ねえどんな気持ち??今どんな気持ち??

って聞いてみたいシチュエーション トップ10に入りそう。

 

 

いやいやいや。お勤めご苦労様です。

帰ったらパーっとやりましょうや。何目線なんだよ。

 

 

 

東照宮を最後に、我々の日光旅行は終わりです。


東武日光駅周辺でお土産買い込んで帰ってきました。

自分用にゆば刺し買ったった。あれほど食べておきながら。

 

「好きだね~、ゆば…。(´・ω・`)」

などと呆れられたが気にしない。

 

ええ、そうです。

私はもう ゆばの虜です。

ゆば万歳。

 

帰りは少しプラスで料金払って、今年の夏に運行開始したばかりの スペーシアX で帰ってきました。

 

 

行きはリバティだったし、

せっかくだから乗りたかったんだよねー。

 

 

東武日光駅で買った駅弁とビール。

 

 

 

宮の釜めしだよ~。

 

 

駅から家までは大体徒歩15分程度なんだけど、問答無用でタクシー。笑。

んで家に着いたら爆速で眠りにつきました。

 

雨と人混みの中での観光はなかなか堪えましたね。

 

それはさておき。



今回の旅行のMVPはなんと言っても例のタクシー運転手さんだろうな。


彼の話を聞いたおかげでより一層楽しめた場面はかなり多い。


あと、予習って大事だなと思った。


私って基本的に"初見を楽しみたい"が先行しがちで勉強不足のまま赴く癖があったのよね。


歴史館とか博物館とかで資料を見て「へぇ〜!」っていうあの現地に赴いて初めて知見が深まった感覚が欲しくて。


でもその場に赴いて得た知識って(これは私が特殊、というかバカなのかもわからんが)

ぜんっぜん長持ちしない。


もうね。3日後には忘れてる。



私、学生時代 (自称)一夜漬けの神 だったんだけど。

一夜漬けだけで学年トップ取っちゃった人なんだけど。


これ嫌味っぽいかもだけど、ぜんっぜん自慢じゃない。後悔の話。


あの時、短期で詰め込んだ知識、

今、1ミリも残ってないからね。


テストで満点取れたってスキルとして残らなきゃ意味ないんだよ。馬鹿。


一度きりの勉強で瞬時に学んだことってそんくらい残らないんだわ。



で、今回 例のタクシー運転手さんとの出会いによって

"予め情報を得た後で実際に現地に赴く"っていう

いわば、"予習をした上で実演する という行動のデモンストレーション"を行なうことになったわけ。

不本意にも、ね。


あらかじめ座学で得ておいた知識を、実技で確かめていく行為。

ぶっつけ本番の実技で初めて学ぶのではなく。


これ進研ゼミでやったところだ!

ってやつよ。



これは残る。

びっくりするくらい残る。

忘れる気がしない。


だから二度づけ醤油せんべいは美味いんだよ。


これ何の話だよ。

 


簡潔に申し上げますと、


旅行に行く前に、歴史やら地理やら

知見を深めてから現地に赴くと

より一層楽しめるし、頭にも残るものだな


というのを実感しました。って話です。

最初から簡潔に書け。


まあ今回に関しては

私があまりにも無知だったが故の恩恵だろうけど。


予備知識ゼロだったからね。


タクシー運転手さんが何か言うたびに

「ぇえ!そうなんですか!!」

なんて馬鹿丸出しで騒いでたもんだから

きっと彼も

(こいつマジで何も知らないじゃんウケるwww)

と楽しくなって色々教えてくれちゃったんだろう。


これまでの旅行で一番良い一期一会だったかもしれないな。



長々と綴って参りましたが、

ちゃんいー氏の部屋 8年記念旅行編、これにて完結です。

ここまでお付き合いいただきありがとうございました。


 

 

今年もあっという間だったな~。

来年はどこ行こうかね。