もぃっす。ちょんいーです。
誤字ってちゃんいーがちょんいーになったけどなんか面白いからこのままにしときます。
私もあーさんもシャワーだけで済ませることが多いタイプの人(唐突な風呂事情)
多いというか、ほぼ毎日シャワーだけで浴槽さんは暇を持て余してるのが常。
浴槽さんが出勤するのは主に月曜日と火曜日。
ちゃんいーの夜勤が休みの日。
前日の明けで帰宅後、なんやかんややって昼過ぎに就寝するちゃんいー。
その後、18時手前に帰宅したあーさんに
「ただいまよぉ〜!!(´・ω・`)」
とデカい声で叩き起こされたかと思うと
「お風呂わかしまぁ〜す(´・ω・`)」
と去っていく。
そんなあーさんを尻目で見つつ二度寝モードでうとうとしていると
「沸いたよ〜!(´・ω・`)」
「起きて〜(´・ω・`)」
「はい行きますよ〜(´・ω・`)」
と畳み掛けをくらい、引きずられながらお風呂に連行されるのが私の週課。
今朝寝る前にシャワー浴びたんだけど〜、とか
沸かしてから起こしてくれんかね〜、とか
そんなものは通用しない。
あーさんが正義。あーさんこそ正義。
ってのが以前の我が家の風呂事情。
最近は、というと…。
コロナ渦及び緊急事態宣言の影響による休みが続いているおかげですっかり昼人間になってしまったちゃんいー。
超健康的な時間に寝起きしております。
朝起きたら朝食を作り、あーさんを送り出す。
その後は彼女が帰宅するまで気の向くままに活動。
最近はあーさんの勤務時間も削られ削られでショート勤務が増えたために
日の高いうちに帰ってきたり、昼からの出勤だったりする日が増えた。
あーさんは帰ってくると必ず
「お腹すいたぁ〜(´・ω・`)」
と騒ぎ出すので予めエサを用意しておく。
エサを食べ終えると
「今日も寒いねぇ〜(´・ω・`)」
「お風呂入りますかねぇ〜(´・ω・`)」
と、お風呂に連れて行かれる。
そう。
ここです。
これがサイクルになってしまったために、最近はほぼ毎日浴槽に浸かっております。
そうすると必然的に跳ね上がる水道代。(とガス代)
その使用量は普段の倍近く。
それもあって不審に思ったのでしょう。
(皮肉にも、この跳ね上がった水道料金が転じて功を成す結果となった…笑)
先日の日中、ちゃんいーがコーヒーを鼻から飲む練習をしていると
ピン………ポーン…
とチャイムが。
ずいぶんと控えめなチャイムの鳴らし方ね…と思いながらーー
(※補足:うちのアパートの玄関チャイムは押すとピン、離すとポンと鳴るアナログタイプのもの。そっと押すとピンとポンの間が数秒空いたりする。音に性格が出てちょっとおもしろい。
ちなみに鍵を忘れた際などにちゃんいーが鳴らす時の音は
ぴーんぽっぴーんぽっぴぽぴーんぽーんぴーんぽーんぴーんぽっぴーんぽっぴぽぴーんぽーんぴーんぽーんぴーんぽっぴーんぽっぴぽry
このリズムを用いて、中に居るあーさんに対し私が私であることを示す。いわば私のアイデンティティ。ちなみに出てくるまで延々と鳴らし続ける。うん。どうでもry)
ーー思いながら出ると、水道メーターの検針員さんでした。
「メーターが…、上がってるんですけども…今、なにか、水、使われてます…?」
「料金が、ね…、こういう、感じで」
その使用料を見て、ちょっと目を覆いたくなったものの(笑)
使用量が増えている自覚もあるし、覚悟はできてたので
「最近仕事が休み続きで使用量増えましたから、そのせいですね笑」
「わざわざ恐れ入ります笑」
と返すちゃんいー。
「ああ、そう、ですか…うーん」
「今、なにか、水道の類の使用…、されてらっしゃいます…?」
なんだろうか。この違和感。
なにか、なにか会話が噛み合わない。
いや、ちょっと待てよ。
「え、もしかして今、メーター上がってるんですか…?」
「うん!はい、そうです!」
「今、現在?」
「そう、今、現在!今、お水、流されてますか?」
なんだと…?
今は水なんて使ってないぞ…?
これは…
水漏れ…?
「いや…、使ってないっすね…」
「そうしたらね、水漏れのね、疑いがありますから、水道とか、トイレとか、ちょっと今確認したほうがいいかも…」
「わかりました、ちょっと見てみますね」
急ぎ、一通りの水回りを確認するちゃんいー。
すると聞こえた、トイレのタンクからの水音。
これか。
タンクの蓋を開けると、確かに水が流れ続けていました。
ひとまずその場を離れて玄関へ。
「ありました!トイレのタンク内で水漏れを見つけました!」
「あら、やっぱり…そうしたら、不動産屋さんに連絡して、早めに修理を依頼してくださいね」
「はい、ありがとうございます!危うく気づかないところでしたよ!」
検針票を手渡し、彼女は少し笑みを浮かべて会釈をしながら去って行きました。
あまり対人が得意そうではなかったし、たぶん伝えるか否か悩んだ末に、少し勇気を要して押した控えめチャイムだったのであろう。
彼女の仕事はあくまでメーターの検針。
使用量を検針して検針表を投函すればいい。
詳しくは知らないけど、大方彼女も委託業者のパートさんで水道局の職員などではないだろう。
数値に違和感を覚えたところで、それを居住者に伝える義務なんてどこにもない。
「そのうち自分で気づくだろう」と切り捨てることもできるし、不満や疑問があれば顧客と水道局の間で勝手に揉めてくれってスタンスでも何ら問題ないと思う。
その上、下手に良心を働かせることによってトラブルに繋がるリスクだってあるし、いずれにしても多かれ少なかれ仕事に遅れが生じる。
あの人も、あれからあと何軒回ったかもわからない。
それでも来てくれた。
たった一軒の、見も知らぬ私を憂いて。
その結果私は救われたわけで。
まあ、救われたってのは大袈裟かもしれんけども。
久々に温かいものを感じたね。
私だったらあの人と同じことができたかしら、と
自分を俯瞰で見つめてみる。
……最近の私ではたぶん無理だっただろうな。
知らんふりをして自分の業務を優先したと思うわ。
少し、ここ最近の自分の傲慢さを自覚させられました。
…ともかく、再度トイレのタンクを確認。
緩みは見当たらず。
よく見ると、浮き玉が浮ききってない。
あれ?これ…
アーム曲がってんな笑
なるほどこいつか、と思わず鼻で笑ってしまうような原因で水漏れが起きてました。
以前、水道代の節約でタンク内にペットボトル沈めてたちゃんいー。
でも結局水圧が弱くなりすぎて流れきらんことがちょいちょいあるってんで取り出したのよね…。
たぶん取り出した時かなんかに曲がっちゃってたんだと思う。
いや、それいつの話だっけか。
なぜ今まで気づかなかったし笑
浮き玉のアームをぐいっと逆に押し曲げると、見立て通り水は止まりました。
たったこれだけのことでどれくらいの水が無駄になっていたのだろうか…笑
ほんの少し、チョロチョロ〜っと出続けてた程度だったけど(そうでなければすぐに気付いてただろうけど)
チリも積もればなんとやら。
ああ怖い怖い…笑
なんにせよ、あの検針員さんに感謝ね。
ああいう風に生きたいものだ。