天赦日なので、あるヨギーニの自叙伝 | Chandra Yoga & Healing

天赦日なので、あるヨギーニの自叙伝

今日は、天赦日。

 

1年に5回だけの最強の開運日。

 

朝起きて、ヨガをして

 

部屋を模様替えをして、机もスッキリしたので、

 

何か始めると良い日なので、何が良いかな?

 

と思って、ノートにいろいろ浮かんできたことを書き出す

 

書く瞑想をした。

 

私は何をしたいのか?

本当の私は、何をしたいのか?

自分の望み、本音、お腹の底にあること・・・

自分に正直に、自由に、思いつくままに・・・

 

そしたら、子供の頃のことが浮かんできた

 

先日、本田健さんの講演会イベントにLAに行って、

 

Happy Moneyの本の話を聞いて

 

お金に対して、どう思っているか?

 

と言う話があって、その時、自問してみたせいかもしれない。

 

ここからは、今日書き出したこと。

 

私は、ずっと孤独だった。いつもひとりぼっち。

 

一人っ子で、父は仕事へ、母は病弱で

入退院を繰り返して、退院をしても、

いつ死ぬかわからないから好きなことをすると言って

ほとんど夜は一人だった。

 

だから、いつも空想、妄想、瞑想をしていて

目に見えない存在と、対話をしていた。

 

ある時、幼稚園でみんなで遊んでいた時

突然、椅子の上に立って

 

「私は神!なんでもできるの!」

 

と発言をした。

 

なんでそんなことを言ったか自分でもわからない。

 

その後、男子から

 

「じゃあリンゴを出してみろよ!」

 

と言われて、そう言うことじゃないの!とふと我に返って

なんでそんなことを言ってしまったのか?と恥ずかしくなった。

 

でも、それから、駆けっこは、いつも一番

写生会やお習字でも、金賞を取ったりしていた。

 

マラソン大会で、怠けていると

見えない存在から、喝を入れらて

急にパワーが出て、足がターボに早くなって一等になったり

不思議なことがよく起こった。

 

早朝に、いつも一人で神社に行って、

裏にある弁天様にお祈りをしたり、

そこの藤棚の上に乗って、空を眺めて

空想、瞑想するのが好きな変な子だった。

 

そこは桜やつつじ、蓮の花が沢山咲く沼の畔で

家の前には、竹やぶがあって、神秘的というか、

心霊スポットのようなところで

 

大きな杉の木が二本、家の入り口にあって

夏になると毎日のように雷がなって、

よくその木に落ちては、家の電気やTVが壊れて

真っ暗な中、よく一人でいた。

 

時々、狐さまに、からかわれたりもした。

 

朝起きたら、顔が狐顔になってた!!

元々、たぬき顔の私が、両目が一重でつり上がってるではないか?!

 

眼帯をして、片方だけ隠して、学校に行ったら

「ものもらいができたの?」と友達から聞かれて

「実は、狐になったの!!」と眼帯を外したら

あまりの恐ろしい顔に、泣き出してしまった子もいた。

 

神社の狐さまの石像に、油揚げを持って行って

「ごめんなさい。許して下さい。」

と言ったら、翌朝治っていた。

 

そんな不思議なことがよく起きた子供時代だった。

 

中学生になって、そんな家に一人でいるのが嫌になって

夜な夜な、喫茶店や、ゲーセンに、

親のバイクに乗って遊びに行くようになった。

 

見えない存在の声もウザくなって、無視をして

一人ぼっちの淋しい家よりも

楽しい世界へと

原宿へ竹の子族になって踊ったり

ロックンロールのパーティーへ

暴走族、暴力団につきまとわられて

セーラー服と機関銃のような青春時代だった。

 

厄年というのは、本当にあるのか

19歳の春、母が脳梗塞になった。

44歳という若さで、左半身が麻痺してしまった。

 

そして、その半年後20歳の時、

元気だった父が、突然、心筋梗塞で逝ってしまった。

45歳であっけなく。病気の母を残して。

 

あまりにも突然過ぎて、途方に暮れてたら

親戚、両親の友達、知り合いが、遺品にちょうだい!

と父が集めていた貴金属や、カメラなどを持って行ったり

 

お母さんの面倒を見てあげるから、家を建ててちょうだい!

遺産が入ったんでしょ?

と親戚に言われたり、お金を貸してくれとか

いろんな人に言われたりして、

お金って汚い!醜い!嫌だ!

と思ってしまった。

 

そして、今度は大好きだったおばあちゃんが

胃ガンになってしまい、

おばあちゃんのお世話をして、看取った。

 

その時働いていた親代わりになっていた不動産会社の社長と

つきあっていた彼氏、建設会社から、土地と遺産を狙われた詐欺にあった。

交通事故にも遭って、首は鞭打ち症になって辛い時だった。

 

もう顔面神経痛、人間不信、俗世間で生きていく自信を無くして

どこか出家できるところがないかと思っていた時

 

ある人の紹介で、滝浴びと護摩焚きをしに栃木の神社へ行った。

 

それから、何かエネルギーが変わった。

 

いつも家の周りに、ヤクザみたいな人がいたのがいなくなった。

 

それだけじゃない。何か空気が変わった。

 

その一ヶ月後、旦那と出会って

結婚をして、渡米することになった。

 

渡米して、英語を習いに、カレッジに行った。

そこで、ヨガのクラスを初めて受けてみた。

 

その時に、何か凄いセンセーション衝撃を受けた。

ずっと鞭打ち症で辛かった首が、

何か重苦しかったものが流れ出たような感覚を受けた。

そして、ずっと聞こえなくなっていた

見えない存在の声も聞こえるようになった。

 

それから、ヨガにハマっていったのだった。

 

つづく・・・