一般公聴会 | Surupa Goes To Nepal

Surupa Goes To Nepal

青年海外協力隊として、ネパールのカトマンズ郡キルティプール市へ行きます。

11月10日、私の勤める市役所で一般公聴会がありました。市民が市役所のホールに来て、市長代理(憲法改正中のため市長不在)や各部署の部長に質問をします。

1時からという話でしたが、市民の皆様の到着も遅く、1時半から開始です。市長代理や部長の自己紹介の後、市民から質問受付です。ネパール人は人前で話すことが好きで、話し始めると止まらないのですが、今回は外部から司会者を雇ったらしく、質問をそこそこで切ってどんどん受け付けていきます。

要望は多岐に渡りますが、一例を。
  ・ゴミ回収が来ていない地域にもゴミ回収をしてほしい
  ・市内が汚いので、ゴミの戦略をしっかりとしてほしい
  ・市役所への提出書類を電子化してほしい
  ・道路整備をしてほしい
  ・観光化にもっと力を入れ、外部の人を呼び込んでほしい

こんな感じで、日本の一般公聴会と内容は大きくは変わらないですね。

不思議なのは、ネパールの場合食事の時間をまたぐ場合に、必ず軽食が出ます。今回も参加者および市役所職員全員(約150人)にお弁当が配られました。ここの定番のお弁当は揚げ物、サンドウィッチ、果物、ジュースのセットです。うんと高くは無い(推定50ルピー)ですが、それに税金を使うなら、別のところに使えばいいのにと思ってしまいます。でも、配られることが普通なこの国では、きっと配られないと不満が多く出てしまうのでしょう。ただ、ここの住民税は年間1世帯300ルピーらしいので、何だか心配になってしまいました。

ちなみに、日本では公務員のお茶代はもちろん自分たちで出します。学校に来るお客様に出す茶菓は校長のポケットマネーです。会社員時代は職場のお茶代は福利厚生として会社が用意していたので、日本の場合は公務員に対する目はとっても厳しいですね。ま、税金なので当然と言えば当然です。