ノムラ薬局 古田社長
学生インタビュアー:
りょーま・かな・せーな・だいちゃん
りょーま:
社長インタビュー、本日はノムラ薬局の古田社長にお越しいただきました!
今回のインタビューでは、まず初めに、現在の古田社長のお考えの部分をインタビューさせて頂きたいと思います。
次に、古田社長の過去についてインタビューさせて頂き、現在のお考えがどういった経験に基づいているかをお聞かせいただきたいです。
最後に、過去の経験・現在のお考えを踏まえたうえで、古田社長の未来への展望をインタビューさせてください。
よろしくお願いします!!
古田社長:
よろしくお願いします。
りょーま:
まずノムラ薬局について簡単にご紹介をお願いします!
古田社長:
はい。ノムラ薬局は、東京都日野市、八王子市を中心に約20店舗を展開している薬局で、約40年間、この地域に根差してやってきました。
日野市エリアでいうと処方箋所有率25%、つまり4人に1人はノムラ薬局で処方箋を扱わせていただいている、いわゆる地域密着を掲げている薬局です。
りょーま:
ありがとうございます!
では早速ですが、質問に移らせていただきます!
現在について (せーな)
~古田社長は普段、どういったことを
考えているのか?~
Q:普段、社員さんとはどのようにコミュニケーションを取っていますか?
現在、約140名ほど社員がいて全員の顔と名前も一致しています。
さらにそれぞれの特徴や想いも把握しているつもりです。
店舗数が増えるにつれて社員がこれ以上増えると、厳しくなるかもしれないですが…(笑)
週に1回「社長便」といって、店舗間の薬の配達を僕自身が行い、各店舗を回ってそれぞれの様子を確認したり、現場の社員と直接コミュニケーションを取るようにしています。
こういった社員一人一人を尊重する姿勢は大事かなと思っているので。
また、社内SNSを活用して、社員が社長に対して直接意見を言えるような環境を整備しています。
Q:社長としての業務とは別で、社長便などの取り組みもされていて、予定管理はどのように行っているのですか?
基本的に、緊急性と重要性の二つの軸で予定を整理していて、その中でも、
「緊急性は低いが、重要性が高いこと」
が人生をより豊かにするためには重要だと考えているので、それは先にスケジュールへ組み込むように意識しています。
また、僕自身、経営者としての今後の課題として考えているのが、
日々の業務に追われてオーバーフローになってしまうことがあるので、社員に任せるところは任せるということ。
社員の特徴を把握したうえで、
「この人にはこの仕事をお願いしよう。」
といった適材適所の配置を行い、組織のレベルを上げていくことを目標にしています。
Q:どのようなときに、社長としてのやりがいを感じますか?
僕自身、まず医療人として、
「自分の患者さんだから、予防から看取りまで自分が最後まで見守りたい。」
という気持ちが強いです。
薬局としてのいろんな取り組みはこの思いを軸に進めていて、
自分の思いを実現しやすい点で社長としてやりがいを感じます。
過去について (だいちゃん)
~やりたいことが見つからないときは、
○○しよう!~
Q:どういったきっかけで社長になろうと思ったのですか?
もともと自分の会社を経営してみたいという気持ちはありました。
でも一番は、自分が関われる患者さんにはどうしても限りがあるので、
自分の思いをノムラ薬局全20店舗に反映させることができたら、それは素晴らしいなと思ったからですかね。
Q:(別のインタビューより)普段からあまり失敗を引きずらないとのことですが、そう思えるようになったきっかけは何ですか?
社員時代にふとラジオで聞いたある言葉、
「今日がこれからの人生の初日である。」
この言葉にものすごく心を動かされて、それ以降、
「今日からまた気持ちを切り替えれば、
人生はいくらでもスタートし直せる!」
「今日という1日を全力で生きよう!」
って思えるようになったんだよね。
Q:(別のインタビューより)「今の自分が楽しいと思えることをやればいい。」と思えるようになったきっかけは何ですか?
僕自身、実は学生時代はテスト前だけ勉強して、あとは遊ぶようなちゃらんぽらんな学生だったんだよね(笑)。
それで社会人になったときになんか自分の好きなことを見つけようと思って、
ふと乃木坂46の動画をYouTubeで見ていたらそのままのめりこんでしまって(笑)。
だから、やりたいことがなくてもあまりジタバタしないことが大事だと思っているかな。
目の前のことに集中していれば、何かの縁できっかけはふとやってくると思う。
Q:社員から社長になるときに、どうやって経営について学びましたか?
社長になろうと思ったときから、経営学の勉強とか知識のインプットはしていたんだけど、いざ社長になってから思うのは、経験の豊富さが必要だと思った。
何か決断をするときに迷ってしまうことがあっても、引き延ばしにして良いことは何一つない。
仮に決断に迷っていると、その間って組織が止まってしまうんだよね。
だから社長としてまずは決断する。
それでもし不具合が起きたら、またすぐに手を打つというのは意識しています。
未来について (かな)
~薬剤師に求められていることとは?~
Q:予防医療において、何か取り組んでいること、もしくは取り組みたいと思っていることはありますか?
僕の経験上、現場で患者さんから相談されることの多くは、食事、睡眠、排泄に関することだと思っています。
睡眠と排泄に関しては、ある程度薬が関与できるので、薬剤師の職能が生きると思っています。
まあ本当は、これらに関してもスペシャリストを育成できればと思ってはいるんだけどね。
食事に関しては、医療事務の仕事をできたうえで、管理栄養士の仕事もできる人を雇って、
在宅医療で栄養計算をしてもらうとか、訪問看護師さんとの連携を図ってもらっています。
あと、管理栄養士の仕事内容って保険適応じゃないんだよね。
だから、より管理栄養士の職能を確立させてあげたいと思って、
一定のサービスについてはそれ相応の対価をいただくとか、会社としてそういった支援をしてあげたいと考えています。
Q:(別のインタビューで)在宅で専門性を持ちたいとのことでしたが、具体的にどの分野で専門性を持ちたいと考えていますか?
終末期の疼痛緩和や、認知症患者さんとその家族も含めたサポートなどいろいろ考えていますが、
一番は多職種と連携しながら、
薬を減らすことができる薬剤師
を育成することが大切だと思っています。
Q:自分の社員には今後どのようになってほしいですか?
僕は、薬剤師はジェネラリストであって、広く浅く医薬品全般の知識があるのがこの職業の強みだと思っています。
そのうえで、
「この分野の薬については自分が一番知識がある!」
といった薬剤師を増やしていきたいと考えています。
一人一人がそういうスキルを持ったら、
「何かあればノムラ薬局で全て解決できる!」
そう思ってもらえるような組織にしていきたいと思っています。
Q:薬局勤務だとある程度扱う医薬品が限定されると思うが、まずジェネラリストになるためにどういった取り組みをしていますか?
新卒で入社してくれた社員には、数か月おきにいろんな店舗を回って、いろんな処方を見て経験してもらうようにしています。
また、アドバイスとしては、患者さんと積極的にコミュニケーションを図ることが大事だと思います。
患者さんの主訴を聞くことで、薬を減らすとか処方変更することが可能になるからです。
さらに、処方変更後の患者さんの体調はどう変化したのか?
ここを薬剤師として興味を持ち、薬の知識を生かして助言することが大事だと思います。
(追加質問)
Q.採用面接の際に、学生のどういったところを見ているんですか?
前提として、30分ほどの面接ではその人の全てを見抜くことは難しいと思っています。
ただあまり外れがないのが、会って少し話したときの、
「あ、この人と一緒に働きたいな。」
という気持ち。
会話の中で緊張してうまく話せていなくても、その人の本来の良さというのは人間なら伝わることがあると思うんです。
そういった第六感のようなものは大事にしています。
Q.学生にむけてメッセージやアドバイスがあればお願いします。
僕の経験上、大事だと思うのは、
何事もまずはやってみること。
とりあえず一歩踏み出してみること。
そうすると自然と何か見えてくると思う。
あと最近思うのは、時間は有限だということ。
学生のうちは時間は無限にあると思えるからこそ、今のうちに何か一歩踏み出してみる。
これが大事だと思っています。
りょーま:
これで質問は以上になります。本日はありがとうございました。
古田社長:
こちらこそありがとうございました。僕の話が何かしらタメになってもらえれば嬉しいです(笑)。
~(終)~
古田社長のインタビューは以上になります。
実は今回が最初のインタビューで、みんな始まる前はガチガチに緊張していたのですが、
古田社長の優しくて何でも受け入れてくれる雰囲気がみんなの緊張を解きほどいてくれて、自然と笑顔が増えていった。
そんな温かみに溢れた空間でした。
まずは、自分の社員を大切にする。
といった考えを強くお持ちの方で、古田社長のもとで働けば、きっと社員としてやりがいを実感しながら働ける。
そう思えるような方でした。
社長便で、社長がニコニコしながら社員さんと話されているのが想像できて、その様子もぜひ見てみたい…!と思いました(笑)。
ちなみに乃木坂46とperfumeが大好きということで、要所でその話で盛り上がるなど、かわいらしい一面もお持ちの方でした(笑)。
「インタビューの様子をもっと知りたい!」
と思った方はインタビューの様子を動画でもアップする予定なので、そちらもぜひご覧ください!
よろしくお願いします!!
記事作成:だいちゃん