6月2日(日)に開催される全国統一小学生テスト。

我が家はもう受けないけれど、小学1年生から3年生まで毎年、年に2回受験していた。

 

上差し受けようと思ったきっかけ:

 

小学生になって学童に通い始めたのだが、娘の学童では毎日宿題の時間が30分設けられていた。(宿題が終わっていれば20分過ぎたら本を読むなど静かにしていれば良い。)

 

1年生の学校の宿題なんて実に少ない。特に入学したてなんて、何も無い。だから、家庭学習用の教材を持たせる必要があった。そこで、本屋やAmazonなどで教材を探して購入していたのだが、その際に口コミやネットでの情報を参考にしていた。それらを見ている中で、全国統一小学生テストの存在を知る。いや、存在自体は知っていたのだけど、色々な情報に触れるうちに具体的に受けさせてみようと思うように。

 

一番私の心を惹きつけたのが、4年生の成績優秀者にはアメリカ視察旅行アメリカ飛行機があるということ目がハート飛び出すハート

 

私が小学生なら、これを目指して頑張ったに違いない‼️(指差しなんとでも言えるけどねー)娘がこれに参加できたら、なんと素晴らしいことか。有料でも参加させたいと思うくらい。

 

実際には、娘が4年生の時はまだコロナが開けていなくてアメリカ視察は再開されていなかった。それ以前に、成績優秀者になることはもちろん、決勝大会によばれるかもー?なんてドキドキするような成績ではなかった。

 

それでも、低学年時から全統小テストを受けて良かったと思うことは沢山ある。なんてったって、無料。中学受験させたいという思いもあったし、受けない手は無い。

 

上差し低学年時から全統小テストを受けて良かったこと(中受を見据えて)

  1. 試験慣れができた
  2. 保護者向けプログラムで、中学受験についての情報が得られた
  3. 子供の立ち位置が測れた
  4. 会場の塾で、試験後の面談が受けられた
  5. 試験会場を色々な塾、校舎にすることで、塾選びの参考にできた

 

1.試験慣れができた

まったくテスト経験無しに3年生で入塾テストをいきなり受ける家庭は少ないと思うが、テストに慣れるまでは何回かかかると思う。小学低学年にとって、「学校外でテストを受ける」こと自体、未知の出来事。

 

娘は、最初のテストの国語で「1~4から選びましょう」と書かれているのに「ア」と解答していた。なぜ??(正確な記号は忘れた。)1年生らしくて、ほほえましいけどね笑

 

問題用紙と解答用紙が分かれているのも、学校のテストの様式と違って低学年にとっては少しハードル。

 

試験に慣れてきたら、見直しの時間を確保しよう、難しい問題は後回しにしようといった時間配分についてや、選択肢問題なら分からなくても何か書こうといったことを、試験前に娘にアドバイスした。

 

グノーブルの入塾テストを受けるときには(テストの形式は違っていたとしても)テスト自体には慣れていたので、良かったと思う。

 

2.保護者向けプログラムで、中学受験についての情報が得られた

 

私の最初の中学受験情報は、1年生6月の保護者向けプログラムだった。会場の塾から関連冊子ももらえるし、概要が分かってよかった。

 

会場となっている塾や、同じ塾でも校舎によってもプログラム内容が異なることがあるので、色々な会場を選んで受験した。中学校が会場になっていたところもあり、簡単な学校紹介もされていた。(いい学校だなーと思ったものだ。)

 

3.子供の立ち位置が測れた

 

低学年の偏差値や順位はあてにはならないと思う。とはいえ、立ち位置はある程度測れる。

 

娘は、1年生6月のテストでは9700人中200番くらいの成績で、「へー、地頭は悪くないんだな」と思った記憶が。(娘は、「200番!」という大きな順位に最初ショックを受けていた。絶望いや、母数が違うんだと説明するのが難しかったーあせる

 

小3で入塾するにあたり、サピックスやグノーブルでもやっていけそうかを判断。

 

ちなみに、2年生の6月のテストが一番よかった。コロナで休校になっていた時期に、1年生用の算数の問題集をじっくりやっていたのが良かったのだと思う。

 

4.会場の塾で、試験後の面談が受けられた

 

最初、しつこい営業されたらやだなと不安汗でもあったが、そんなことは全く無かった。拍子抜けするくらいあっさりのことも。せっかくなので、私は毎回面談をお願いした。

 

プロに通塾前の勉強について相談できる貴重な機会だと思う。先生と直接お話しすることで、その塾の雰囲気を感じ取ることもできた。

 

5.試験会場を色々な塾、校舎にすることで、塾選びの参考にできた

 

色々な塾といっても、基本的に四谷大塚かその準拠塾、早稲田アカデミーから選ぶわけだけど、同じ塾でも規模の違う校舎を選んだり、御茶ノ水の最大規模の校舎にしてみたりあえて毎回変えていた。

 

上記2と4で書いた通り、子どもが試験中に行われる保護者向けプログラムに参加したり結果をもらいに行った際に面談を受けたりすることで、複数の塾と校舎について自分なりに塾選びの参考にできた。

 

四谷大塚の面談はあっさりしていて、私には早稲アカの方が色々と教えてくれてよかった。テスト直後にちょっとした授業があったのも早稲アカ(校舎による)。この授業は保護者も見ることができて、どんな感じで先生が生徒と接するのかも分かってよかった。事前の対策授業がある塾・校舎もあり、会場選択の際に考慮した。

 

その他

 

全統小テスト以外には、早稲アカのテストを小2の夏に1度受けた。テスト後の面談で、いくつかのタイプのテストを受けておくとよいと言われた。テストによって見るものが違うから。なるほどー。(と思ったけど、他には受けなかった。)
 

ちなみに、テスト後は必ず外食(たいていは焼肉)して、娘をねぎらった。テストと焼肉はほとんどセットだった。

 

 

全統小テストを塾選びに活用した後、グノーブルを選んだ我が家。その経緯はまた、別の機会に~。