来月は塾との個人面談があるが、

 

娘にはまだ志望校が無い。

 

志望校があれば、目標に向かって頑張るとか、志望校を訪問してモチベーションが上がるとか望めるのだろうが、それが無い中での受験勉強は、なかなか難しい。

 

とはいっても、無理強いするわけにも急かすわけにもいかないので、親としては粛々と勉強する環境を整えたり、せっせと学校見学の予約をして待つしかないのだが・・・

 

受験生親の多くが目にしているであろう、この本↓

 

 

5年生の時に買って読んだときは、「ふーん、こういうことに気を付けるのか知らんぷり」とは思ったものの、まだ先の事としてとらえていた。

 

「6年生の親がすべきこと」というだけあって、6年生の親になって読むと、色々と突き刺さる。

 

この本の中に書いてあったこと。(私なりに要約)

 

 

Q 子どもに志望校がなく、勉強のモチベーションが上がりません

 

A 本人に強いモチベーションがないケースでは「解けた喜び」「達成感」をできるだけ持たせるようにしています。ほめてもらうことが何より喜びにつながります。「解けた喜び」「達成感」は本来の学びの姿です。これらをコツコツと積み上げ、6年の秋に頑張れば手の届きそうなラインナップから学校を選べばよいのではないでしょうか?

 

志望校を持っていない子供の成長を待てず、周囲と比較して一喜一憂し、親子関係が険悪になるならば、中学受験は辞められる方が賢明です。

 

学ぶ喜びを得ることは、一生の財産です。せっかく中学受験をするならば、お子さんをつぶす方向ではなく、伸びしろのある様々な面を延ばすようにしてあげてください。

なるほどねー。「達成感」ね。

 

娘は志望校も無いのに、最低限のことしかしない日があったとしても毎日頑張っているんだ。達成感を感じさせる工夫をしたいな。

 

ひらめき「ねえねえ、今度のグノレブ、何か一つ目標立ててみない?」

(先生もグノレブは毎回目標を立てるようにとおっしゃっていたし。)

 

真顔「やだ」(即レス)

 

プレッシャーになるようなことは嫌なようだ。志望校という大きな目標が無くても、目の前の小さな目標を一つ一つクリアするのはいい方法だと思うんだけどな。

 

 

家庭で「解けた喜び」を実感させるには、親から「どう解いたの?教えてほしいなぁ」と、子どもに解き方を説明してもらうことです。

うん、これがいいかな。

そのためには、私も勉強しないといけないけどね。丸腰では説明されても分からないから、娘に切れられるのが落ちだわ。

 

中学受験の勉強は私自身は嫌いじゃない。時間あれば、私も動画やテキスト見てじっくり勉強したいと思う。(指差しじゃあ、やればー)

 

 

コツコツと積み上げ、6年の秋に頑張れば手の届きそうなラインアップから学校を選べばよいのではないでしょうか?

そうね。今、志望校が無いのも、悪いことばかりではないよね。

 

本人にこだわりがないのなら、娘のレベルに無理の無いところから、あるいは相性のよさそうなところから選べばいいのは、悪くない。

 

「そんなんじゃ志望校に受からないよ」と娘の勉強(しない)姿を見て、志望校とのレベル差に焦ったりイライラしなくて済むし。(それでなくてもイライラする要素たくさんあるのに。)

 

自分自身は中学受験なんて全く縁が無かった。「自分で学校を選べる」なんて、なんと贅沢なことだと思い、娘を中学受験させたいと思ったんだった。

 

私自身も娘に行ってほしい学校にこだわりがあるわけではないから、娘が志望校を決めるまではせいぜい色々な学校を調べて楽しむことにしようっと。