今日は修了式。今日で5年生が終わる娘は、今週学校からたくさんの荷物や教材を持ち帰ってきた。

ためていたプリント類を処分しようと、名前を消しポンで消してしていく。地味に時間のかかる作業。でも、その過程で、娘が学校で取り組んだものに目を通すことになり、あらためて、へー、こんなことやったんだキョロキョロとか、資料のまとめ方上手くなったなニコニコとか感じることができて、楽しくもある。

 

それらを見ながら、昭和時代に小学生だった私は、現在の公立小学校の授業の進化に驚くことがある。

タブレットでパワポ資料を作って提出するなんてことは、コロナ禍を経たこのご時世、そういう時代だよねと驚かないが、一番感心したのは、体育の授業。

 

意外に、体育の授業の資料が結構多い。

 

鉄棒とかマット運動とか跳び箱とかハードル走とか、いろいろな運動ごとに冊子が作られていて、各運動のコツが図解されている。

 

加えて、その日の目標、ポイントの自己評価、振り返りの記述などを毎回残すようになっている。お友達のよかったところやもらったアドバイス、自分の課題を書く欄があるときもある。チームプレーの競技の場合は、チームメンバーと話し合った内容を書くときも。

 

こんなの、私が小学生のときあったっけ??

 

これって、とても素晴らしい取り組みだなーと思う。←上から目線

 

感覚的にでなく具体的にどうすれば上達できるのかが分かるようになっていて、自分なりに工夫して一歩一歩上達を目指せるように、分かりやすく見える化されている。

運動のできる子だけがヒーロー・ヒロインなのではなくて、だれもが自分なりの達成感を持つことができるようになっている。

 

これ、塾の家庭学習にも取り入れられないかな。

 

今週の目標や振り返りを書けなんて言っても秒で拒否されるから、なんか違う形でできないかな・・・。うーん、難しい。

 

とりあえず今日は、5年生が終わったことをねぎらい、体育の資料を一緒に見ながらどう頑張ったのかを教えてもらい、日々の頑張りを誉めたいと思う。

 

誉めるって上から目線かな。一緒に喜び合うとか、感心したことを伝えるのがいいかな。