前回の続き。
あまりにも娘がイライラしてるので、久しぶりにこの本を出してきて読ませた。
上の本は「学校では教えてくれない」シリーズで、低学年から読める子供自身のアンガーマネジメントの本。イラストがふんだんで、こどもにもわかりやすい説明と事例が掲載されている。どうして怒りが起こるのか、怒ってしまったときどうすればいいのか、そして、怒りにく自分になろう!といったことがじつに分かりやすく書かれている。
例えば、
いろんな気持ちが怒りの種になる。心の中にいろんな気持ちをしまっておく入れ物があり、この中が「不安」とか「怖い」「心配」といった嫌な気持ちでいっぱいになってあふれてしまったときに怒りが生まれる
とある。娘のイライラも、原因の一つ一つは小さくてもそれが集まってあふれてしまって発生しているのだろう。私が思いつくイライラの原因だけでも9つもあったもんなー。
ほかにも、
穏やかな自分を1日だけ演じよう。たった1日だけ「今日は怒らずにすごす!」と決めておだやかな自分を演じてみよう。(中略)自分が変わると、相手も変わる
と書いてある。これは、親が率先して実践すべきだよね。
2冊目の本も基本的に同じことを言っているが、こどもが遭遇するケースがたくさん例示されていて、そのときにどう考えていくのがいいかチャートで考えさせるちょっとしたワークがついている。例えば「理不尽に怒られたとき」「嫌いな子のとなりの席になったとき」「いつも同じ子に迷惑をかけられるとき」など。かなり実践編。
イライラが最高潮に達した水曜の夜、「イライラしちゃうと、つらいよね」と言って娘にこれらの本を渡すと、素直に読み始めた。2冊目の方に半分ほど目を通しただけだったと思うが、
それから娘のイライラがかなりおさまっている!
娘は自分でもイライラしていること、母やものに八つ当たりしているのはいけないことだと分かっていても、それをどうしていいか分からなかったようだが、怒りのしくみや対処法があることが分かっただけでも、少し安心したのかもしれない。「ママ、ごめんね」と謝ってもくれた。
実はこれらの本は、娘が1年生の時に買ったもの。
当時、娘がすぐに拗ねたり荒ぶったり口答えしたりとにかくわがままだったりするので、育て方間違えたかなーと悩んでいた。そこで、ネットで「1年生 女子 わがまま」と検索したら、すぐに
中間反抗期
という言葉がヒット。なに、それー。
中間反抗期は幼稚園年長〜小学生低学年の時期に見られる反抗的な態度で、自我の発達によるものらしい。
自分の子育ての仕方のせい(だけ)じゃないと分かりちょっと安心したものだ。
一年生だった娘に本を渡すとすぐに読み始め、怒りが湧いてきたら呪文を唱えようというのを実践してたっけ。(6秒ルールに繋がるのだと思う。)当時の呪文は、
かえるぽこぽこ
みぽこぽこ 🐸🐸🐸
あわせてぽこぽこ
むぽこぽこ 🐸🐸🐸🐸🐸🐸
このへんてこりんな早口言葉のおかげで笑い出しちゃって、怒りが鎮まる効果あったなー。
と喜んでいたのも束の間・・・
小学3~4年生になると「ギャングエイジ」という親や先生に反抗したり態度が粗暴になったりする時期があるという。そして小学高学年から中学生になると、第二次反抗期(つまり本格的な反抗期)
なんじゃこりゃー。ずーっと反抗期やんけーー!!
随分驚いた記憶が。
実際、今でも
「肌がかゆいなら、クリームぬりなよー」
「やだ」
「寒いなら、靴下はきなよー」
「やだ」
といった類の会話が毎日繰り返されている。
娘の反抗期は続くので(これから本格的になってくるだろうから)、私自身、改めてアンガーマネジメント必要だな。