この時期、多くの親を悩ませる
前年度の塾テキストを捨てるかとっておくか
という問題。
我が家では、「捨てる」
しかーし
言うは易し行うは難し。
- もしかしたら、苦手分野を前年度テキストに戻って見直すかも?
- 良くできたテキスト、捨てるなんて勿体ない
- 捨てる前に、コピー機でスキャンしてから・・・
などなど、「捨てる」のはちょっと勇気がいるのも事実。
我が家は主に上記1の理由で逡巡したが、
前年度のテキストを見返したことは、1度も無い。
ま、捨てちゃったから見返せないというのもあるが、
前年度のテキストを捨てて後悔したことは、1度も無い。
4年生の最後に、社会の先生がおっしゃっていた。
「よくテキストは取っておくべきかという質問をいただきますが、捨ててしまって構いません。5年生からは歴史の勉強をしますが、テキストの最後には地理の復習もありますし、適宜地理にも触れます。捨てるときは、ぜひお子さんと一緒にテキストをパラパラと見て、こんなこと習ったね、と軽く振り返るといいでしょう。」
※注意:地図帳は捨てないこと
なるほど、なるほど。
というわけで、我が家には、きれいさっぱり4年生までのテキストは無い。
・・・
・・・
社会以外。
(”きれいさっぱり”じゃないんかーい)
あ、いやー、地理のテキストは捨てる勇気が出なかったのー。
国語、算数、理科は躊躇しなかったのだけど。算数、理科はスパイラルで同じ単元を繰り返すから必要無いと判断。でも、社会は全く新しい単元だし、とりあえずとっておくか、と捨てずにいた。
でも、今回、捨てるつもり。
そう、見返すことが1度も無かったから。
なぜ1度も見返さなかったのか。
そんな余裕がなかったから、というのが1番の理由だが(目の前のテキストでさえもこなしきれていないのに)、そもそも、見返したくてもクローゼットの奥にしまい込んでいて、取り出しにくかったから。(←こっちの方が1番の理由じゃ・・・)
ただ、捨てるのもちょっと時間がかかる。
表紙や復習テストプリントなどに名前が書かれているのを消したり、重要な書類が挟まっていないかチェックしたり。(新学年のテキストやプリントまで捨てちゃったら大変!)
表紙の名前を消すついでに、社会の先生がおっしゃったようにパラパラとテキストをめくってみる。(娘と一緒にではなく、私ひとり、もくもくと。)
すると、
うわー、なんやかんや言って、たくさん勉強したんだなー。偉いなあ〜。
あー、この時期は荒れていたなー。
あれ、このテキスト全然やってなくてきれいじゃん!(捨てるのもったいな・・・)
ぷぷっ! 変な落書き描いてるー
なんて感じで、それなりに楽しくもある。
で、捨てるまでに時間がかかるというわけだ。今日も、捨てるためのテキスト整理がなかなか進まない〜。でも、せっかくなんだから、楽しんだっていいじゃないか。
そういえば、安浪京子先生だったか誰だったか、
「受験勉強で使ったノートを取っておいて受験前に積み上げてみると、かなりの高さになります。こんなにやったんだ!と自信になりますよ」的なことを言っていた。
我が家には、そんな感傷に浸るだけのためのスペースなんて、無い。
すでにノートは、都度捨てている。