第20話「白と黒と」です。
前回ラストで、モビルドールの囲いを強行突破したゼクスでしたが、中華連邦の国境付近で力尽き、星刻によって保護を受けておりました。
星刻から、トレーズ更迭とOZ崩壊の話を聞き、得心するゼクス。
近いうちこのような状況になることは、想像の範疇だったようです。
そして、ゼクスはこれまで被っていた仮面を捨て、ピースクラフト家の長子として成すべきことを成すと心に誓うのでした。
また、ゼクスは、もう一つの気がかりであった、ZEXISの動向について星刻に訊ねます。
星刻が掴んでいる情報では、現在ZEXISは、アロウズの目の届きにくい「暗黒大陸」へ一時避難したとのこと。
そして、舞台は暗黒大陸へと移ります。
大規模な次元震により、再び不可侵エリアと化した暗黒大陸ですが、その境界線付近では、僅かながら人々が生活の場を築いている模様。
そこには、ロランを始めとする、元ZEXISのメンバー数名が、農場を営みながら、静かに暮らしていたようです。
しかし、この静かな生活にも、とうとう終わりの時がやってきました。
連邦軍の後ろ楯をちらつかせて、農場の明け渡しを迫るベックとティンプの小悪党コンビ。
ロジャー・スミスの協力を得て、なんとか交渉による解決を望んだロラン達でしたが、結局、戦闘に発展。
ベック、ティンプ、カン・ユー達率いるならず者達から追われる身となってしまいます。
これに立ち向かうは、ロジャーのビッグオー。
戦闘開始です！
1ターン目。
敵陣へビッグオーを突っ込ませ、敵軍フェイズで襲い掛かってくる雑魚ユニットを蹴散らします。
2機目の敵を撃墜した時、ロランと共にこの地で生活していたゲイン、シンシア、ソシエ、メシェー、そして傭兵として行動を共にしていたシャッコが応援に駆けつけます。
しかし、敵軍にも増援が登場。
現れたのは、インサラウムの偵察メカと人造次元獣。
更に、それらを率いるファイヤバグのマリリン・キャットが、アークセイバーシリーズの「パールファング」を駆って現れました。
マリリンの目的は、ビッグオーを手に入れることのようですが…
そしてロランもまた、一度は封印したホワイトドール（∀ガンダム）に乗り込み、再び戦う決意を固めます。
戦闘続行。
5機目の敵を撃墜したロジャーでしたが、それでも圧倒的戦力を誇る敵軍。
この不利な状況に焦りを見せるロラン達でしたが、ロジャーには切り札の用意がある様子。
とその時！
ロジャーと波瀾万丈の手引きにより、ZEXISの本隊が戦場に到着！
さあ、反撃開始です！！
つづく