わたしがオギャーとこの世に登場した時から
ほぼ一緒に育てらていた友達がいる
仮にその子がAちゃんだとする。
Aちゃんのお母さんはおばちゃんといい
母よりも年上で頭もキレるし話も面白く、
子育てで大変な時期に母にとっては凄く良い友達として家族ぐるみで付き合っていたのだろう。
おばちゃんの家族は私のことをちいちゃんと呼んでいた
私はAちゃんと幼稚園などに入る前からずーっと常々比較をされていた。なので承認要求がきっと人一倍あり、注目してくれればなんでもやってしまう、言わば聞き分けのない悪い子だった。
心配させることを日課にしていたので良く仮病を使ったり、泣いてみたり癇癪を起こしたりしていた。母はその頃の私を多動症だ、病気だといって悲しんでいた。
勿論毎日のように私はおばちゃんに叱られ、隣で泣く母をよく見ていた。
母も不器用なひとなので、言うことを聞かない私をよく怒鳴っていたし、それでも聞かなければよく手を出されていた。きっとこれは誰にも言ってはいけない事なんだろうと、そんなときの母は別の生き物なのだろうと思いながらこちらも声が枯れるまで力つきるまで泣いていた。
そして目の前でおばちゃんに怒られて泣く母をよく見ていたし、毎日寝る前に繰り広げられる親の喧嘩で最初は威勢のいい怖い父の声が母の熱り声で小さく弱くフェードアウトしていくのも良く聞いていた。
そんな夜は耳を塞いで私と、私の大切なおもちゃやテレビで見たキャラクターだけの世界を頭に思い描いたりしていた。その時間が一番幸せだった。
兎に角なにをするにも怒られるので、自分は悪い子だと認識していた。自信がないので勿論友達も出来なかったし、出来ても母が快く遊ばせてくれなかった。
毎日のように幼稚園から帰ればAちゃんと一緒の習いごとへ行く。頭が良く、努力もコツコツとするAちゃんは素直で良い子だったので何をするにも私は負けていたし、勝負をしようと思わなかった。
小学校に入ってからAちゃんとおばちゃんといっしょにいる時間も短くなり、友達も出来たし勉強もコンクールもよく頑張っていた。
うるさい子がいれば注意をしたりしていたし、先生に怒られることはまず避けていた。
でも家に帰るとおばちゃんが家にいたりすることもある。近状報告をするとその友達の悪口をよく聞いていたし、どんな賞を貰っても、どんな点数でも頑張ってない、頑張ってないと。またよく怒られていた。
母も不器用な人だったので、私を抱きしめて賞賛することなど私の記憶では一度もなかった。
そんな中私にとって、絶対譲れない、理不尽なことが1つだけあった。
Aちゃんの妹が書道を頑張っていた頃、私は夏のコンクールの絵画を頑張っていた。
クラスのなかでは上手い上手いと褒められていたのでよく頑張っていた。
そんな中私の絵はクラスで選ばれ廊下に飾られたり体育館で賞状をもらったりと賞賛されていたとき、母にAちゃんの妹が金賞を逃したので私のこの賞のことを黙っていてほしいと頼まれた。
私は全てが馬鹿馬鹿しくなった事を覚えている。
そういった環境で育ってきたので、基本的に人の言葉は自分を戒めるものだと思っているし。
自分からなにかを発するなど恐れ多かったし。
常々なにかあると何処かへ逃げてしまいたいと、静かにフェードアウトしていきたいと思っていた。
一度家出をしたことがあるが、マンションのお母さま方が総出で探して直ぐに見つかっしまった。
ただ、暗い夜道を歩いて、何処かの誰かが私を見つけてあの怖いマンションへ2度と戻れないようにという空想をして、ただただ暗い暗い道を川沿いに沿って歩いていた。
恥をかいた母は帰ってきてなにも言わなかったし
おばちゃんには散々怒られて皆様に謝れと頭を下げさせられた。
きっと普通の日常かもしれない。
ただ厳しいおばちゃんがいて、不器用な母がいて父がいて。現実は大したことないように見えるかもしれない。
でも私にとっては、冗談じゃなく、
気を引こうと思っていたわけではなく
心から毎日が辛かった。
助けて欲しかった。
明日の楽しみよりも絶望が大きかった
私の病気はこういったことから少しずつ形成されていった。フィクションではない。
勘違いでも考えすぎでもない。
事実だ。起こってきたことだ。
だから悲しいことがあると悲しい夜を思い出すし
孤独感と絶望感に苛まれて、そこはかとない悲しみにひとりで耐えて耐えて、さらに小さな世界で生きていくようにするしか自分を守ることができない。
時間が経っても乗り越えられないものもある。
変わることは少しずつでも出来るし、今は大切な人もできたので簡単にフェードアウトをしてしまおうとは思わない。
ただとても生きづらい。
これはどうすることもできない。
自分は未だに大人になれないだけのピーターパン
なのか、はたまたA D H Dなのか
感受性が豊かなだけなのか
もしくは二重人格なのか。。。
まあ回復のためにはとりあえず病院へ行って知識をつけることから始めようかと、
なので闘病生活を相方と開始します!