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 この手の本は、心が澄んだ状態で読まないと、賢さが掬いとれないものである。今日のチャンちゃんじゃあちょっと無理。

 

 

【慎】
 慎ましく食べ、
 慎んでしゃべる。
 そして誰も傷つけない。  ―― ホピ族の格言 (p.69)
 古風な日本人や、修身を心がけている人々にとっては、「まったくそのとおり」 の言葉。

 

 

【聖地の石】
 聖地とされる山へのハイキング道を尋ねたら、こんな物語を聞かされたこともある。
 「そういえば、その山に入り遺跡で珍しい石を拾い、記念にと持ちかえった男がいた。その後、男も家族も事故にあったり財産を失ったりご難続き。結局、男は石を返しにやって来た。石を売ることも考えたそうだが、売っていたら男は死んでいただろう」。
 単に聖地を敬え、と忠告されるより効き目はあった。(p.99)
 このような話は、インディアンの聖地に限らない。ハワイでもこの様な話はよく聞く。
 また、宝石や輝石のような石は、特に、強く波動を吸収する性質を持っているらしい。

 

 

【共に歩け】
 私の前を歩くな、
 私が従うとは限らない。
 私の後を歩くな、
 私が導くとは限らない。
 私と共に歩け、
 私たちはひとつなのだから。 ―― ソーク族の格言   (p.108)

 

 

【祈り】
 ☾ ひとを生んだ自然を創造主として敬う。
 ☾ 祈るような気持ちで生きる。
 ☾ 祈りを形にすると、アートになる。
 ☾ 敬虔に生きるのに、特別な宗教はいらない。  (p.139)

 

 

【ひとりの敵】
 ひとりの敵は
 多すぎ、
 100人の友は
 少なすぎる。    ――  ホピ族の格言  (p.195)
 一瞬 “読み違えたのでは・・・・” と思ってしまったけれど、確かにこのように書かれている。
 精神世界との調律が正しく成されていさえすれば・・・ということなのだろう。

 

 

<了>